えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

会社の目的を考える勉強会 指導者とは6

2006年12月25日 21時53分12秒 | ニューホンコン造花(広告記事です)
 大阪商工会議所東成・生野支部異業種交流会フォーラム・アイ(FI)の仲間にも「会社の目的を考える勉強会 指導者とは」を読んでいただいていたら、仲間のお一人から、ご意見を頂きました。

 「100個試してダメなら101個の方法を試すというような結果を出すために全力を尽くす」などと、示唆に富んだ内容です。

 以下にご紹介します。
 
私が考える指導者の条件とはなにか?
いたってシンプルに考えています。

【何かを成し遂げること、結果を出すこと】

だと思っています。

岡田さんがおっしゃるように叱咤・激励も非常に重要な
方法論ですし非常に説得力のある論考ですし、非常に多くの
示唆に富んでいると思います。考え方の違いもあるのかも
しれませんが、叱咤・激励は私の観点でいうと、何かを
成し遂げるための手段の一つかもしれません。

では、結果が出せない経営者はどうなるのか?

大企業の経営者は3ヵ月毎の決算で評価をされる宿命にあります。
決算の数字が悪いと株主総会はかなり悲惨です。

中小企業であっても決算の数字がいいに越したことはありません。
結果がでないと、最悪、餓死するなり倒産するなり個人破産してしまい、
従業員は路頭に迷うことになってしまうでしょう。

経営者は結果を出すためにあらゆる手段を講じて
前進して行かなくてはなりません。

その手段として、様々なゲームプランを考えることも
あるでしょうし、スタッフにミッションを与え、それを
やり遂げてもらうこともあるでしょうし、自分自身が
スタッフ規範となることあるでしょうし、自ら先頭に
たってあらゆる努力を払うこともあるでしょう。

結果を出すためにありとあらゆる手段を考えなくてはなりません。
一つ目の方法がダメなら二つ目の方法を試し、100個試してダメなら
101個の方法を試すというような結果を出すために全力を尽くす
ことが必要だと思うのです。

では、何かを成し遂げるためであれば
何をやってもいいのか?

それは違うように思います。

わかり易い例で言うと、堀江さん。

私がかつていた業界では”どこでもドア”と
揶揄されていましたが、”メディア、IT、金融の
コングロマリット企業を形成し、時価総額で
世界1位を目指す”という目標を掲げ、それに
向かって前進していました。企業買収を積極的に
行っていましたが、買収される側の企業にいろいろ
聞いてみると、案外評判もよかったものです。
買収後の企業統治も案外穏健だったようです。

それゆえ、目標を達成するための方法の一つと
いう認識を持っていました。

しかし、今となってはあの状況です。

株価を維持するために、あらゆる方法を取るのは
経営者として当たり前の話です。
(株価が下がった時の大変さに関していうと、私も
上場しているIT系企業の社長室というセクションに
在籍していたので、なんとなくわかる部分はあります。
はっきり言って無茶苦茶えぐいです。)

しかし、目標を達成するための方法が間違った
いれば話は別です。

目標を達成できない場合の怖さが駆り立てた
典型的な事例だと思います。エンロン、MCI、
カネボウなども同様です。

目標達成に向けて大きなプレッシャーはというものは
経営者なら避けて通ることはできません。

ただ、そこで目標達成のためなら何をやってもいいと
いうわけではありません。

目標達成に向けたプレッシャーというものは
どうしても突きまといますが、そこから逃げることが
できないのが経営者だと思うのです。

従って最後に、私の考える指導者(経営者)の
条件を修正してみます。

【結果というプレッシャーに勝てること】

 以上です。

 「会社の目的を考える勉強会」は二ヶ月に一度、大阪商工会議所東成・生野支部異業種交流会フォーラム・アイ(FI)で開催します。
 ご興味お持ちの方はFIのホームページからお申し込みください。

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コメント (1)
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