みなさん こんにちは
経営者仲間と言ったら失礼です。経営の大先輩で自動車販売修理業・三享(みゆき、東大阪市)社長の片山忠明さんが8月29日にお亡くなりになりました。73歳でした。心よりご冥福をお祈りします。
ある時、片山さんが経営者の集まりで一所懸命勉強していると、仲間から「片山さんって、ほんまにのうてんきやなあ」と言われたそうです。ご本人はいたって真剣に励んでいるのに、はたからはなんも考えず、滑稽にそして茶化しているように見える。しかし片山さんは、その言葉をそのまま引き受けて、自らを「のうてんきな社長」と名乗り始めました。
会社を経営しながら東大阪の異業種交流会の代表も務めました。東日本大震災には東北に飛んで行き、復旧支援活動に携わります。それも何度も。70歳を超えてサハラマラソンに挑戦、完走します。2017年に福岡県朝倉市を襲った豪雨災害、2020年の熊本の豪雨災害にも足を運びました。最近はすぐれない体調に弱音を吐くこともありましたが、つい先日も「死ぬまでのうてんきな社長」を続ける意欲をお持ちでした。
片山さんが亡くなられたと知ったのは8月30日の午後でした。共通の友人が知らせてくれたウエッブニュースです。「片山さん宅が火事で全焼。その現場から男性が発見されたが死亡。片山さんと連絡がつかない」と伝えていました。
以下はそのウエッブニュースです。
2日後の31日に片山さん宅をお訪ねし、火事現場にお花を手向けてきました。表はまだ外観をとどめていましたが、割れたガラス越しに見る中は、相当焼け朽ち、屋根もかなり落ちています。まだ焼け跡の匂いが漂っていました。前の道路には片山さんの愛車白い軽ワゴン車が止まっていて、中をのぞくとゴルフバックやランニングシューズなど愛用品がそのまま積んであります。ご家族の方とお話ししました。
消防によると出火原因は漏電で片山さんの死因は一酸化炭素中毒。エアコンの電源がタコ足になっていて、そこから漏電し出火。エアコンは焼け落ちていた。片山さんはベッドで寝ていて、火事に気が付いて起きたとたんに一酸化炭素中毒でベッドのそばに倒れ、そのまま意識を失い動けなくなったのだろうと。みなさんには申し訳ないけれど、この時期なのでお葬儀はごくごく身内でします。いろんな方に連絡をしないといけないのに、連絡もせずすみません。
ご家族がおっしゃるのには、せめてもの救いは苦しまなかったこと。3人のお子さん達がそれぞれ対応していらっしゃいました。
火事の原因も分かりました。重ね重ね残念です。今でもあの人懐っこい声で「岡田さん、天国で待ってんで。」と、聞こえてきます。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
よろしければ本を紹介した約一年前のこの手紙もご覧ください。
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