2月16日、五個荘近江商人屋敷外村繁邸を見学したときの続きです。内蔵は外村繁文学館になっており、外村繁の生涯や作品などについて展示されていました。
外村繁が梶井基次郎や中谷孝雄らと立ち上げた同人雑誌青空関連の資料が展示されていました。
同人誌が青空と名付けられていた説明がされていました。外村繁の作品には青空についての描写がよく現れていると書かれていました。
夢幻泡陰という作品の中にその青空についての美しい描写が書かれていると紹介されていました。
内蔵の2階は調度品などが遺されたまま展示されていました。
外村家の花嫁衣裳
有職雛(昭和時代)
御殿雛(昭和時代)
御殿雛
有職雛
シンガーミシンも展示されていました。
お菓子の作り方を書いた紙が貼ってありました。
冬瓜酒や金山寺の作り方が達筆で書かれていました。
風呂の水槽に水を入れると少し傾斜を付けて作られた配管に沿って五右衛門風呂に水を溜めることができるように作られていたと説明していただいたのを聞くと知恵と工夫を駆使して作られていたことがよくわかり素晴らしいなあと思いました。
説明して下さっていた案内人の方に滋賀県にあった母方の実家で子供の頃に五右衛門風呂に入ったことがありますと話しもしました。
「自家水道のしくみ」が紹介されているパネルには「風呂水槽に井戸から汲み上げた水を入れると地下の配管を通り、自動的にお風呂にお水が入るようになっている」と書かれていました。
むべソーダが置かれていたので珍しかったので1本買って帰りました。帰ってからいただいてみるとちょっと甘くて美味しかったです。
庭にむべの木がありました。
外村繁邸の水路には竹の船に乗った雛人形が飾られていました。
水路の前の家屋の軒下にはまちなか雛がたくさん飾られてました。