TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

ふたり★おなじ星のうえで

2007年11月02日 | 読書日記
ふたり★おなじ星のうえで 谷川俊太郎 著 東京書籍
南インドに住むラマデビと埼玉市に住む春佳は9歳の少女。
二人の普段の生活を比べながら話は進んでいく。
最後にはこれほどの違いがあるということを再認識する本だった。
ラマデビにはお父さんが亡くなったので今はいない。
家には水道がないのでいつも水を汲みに行くのは彼女の仕事。
学校には行っていない。
お父さんが亡くなってからは綿花の農園で働いている。
春佳は日本に住む9歳の小学生。
蛇口をひねると水がすぐ出てくる。
お父さんは仕事をして家計を支えてくれている。
お母さんも家事をしてくれて春佳の身の回りの世話もしてくれる。
学校にも通える。
9歳の子供の二人の暮らしぶりがどんなに違っても
空に輝く星は同じように二人の頭上に降り注ぐ。

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