さて、一方で、ふつうよくいわれているような「心の壁を作ってはならない」「壁を取っ払ってオープンにコミュニケーションをすべきだ」「分け隔てのない人間関係」というのも、きれいな理想としてはいいのですが、現実のふつうの人間の関係性や心のあり方からして、逆に無理を生じてしまいがちだと思います。
そういうふうに理屈を言わず周りと合わせて明るく仲良く、というふうに育てられてきたぼくらは、ともすればどうやって . . . 本文を読む
よく「彼は心に壁を作っている」という表現がされることがあります。
それは多分にネガティブなニュアンスを含んでいます。閉鎖的でなにを考えているのかわからないつきあいの悪いやつ、というような感じでしょうか。
自分に関して、人と接触するときにそういう壁をつくっているのを感じます。
身構えて防衛し、なるべく当たり障りのないようにやり過ごす。挨拶なども、なんだかそれをしなければヤバイからする、みたいに身 . . . 本文を読む