〈私〉はどこにいるか?

私たちは宇宙にいる――それこそがほんとうの「リアル」のはずである。この世界には意味も秩序も希望もあるのだ。

コスモロジー心理学の効果2(転載)

2017-11-10 | サングラハ教育・心理研究所関係
 いつもの如く、サングラハ教育・心理研究所主幹の岡野守也氏ブログから最近の記事を転載する。

 コスモロジー・セラピー(コスモス・セラピーを改称。「コスモロジーそのものを扱うセラピー」という意味で、唯識等を統合した発展形態)については、氏が複数の大学にて、講師として長期間、述べ一万人以上を教えてきた実績にもとづくものであり、かつて10年以上前、すでに大学を出てかなり経っていた筆者も、H大学の授業を聴講したこと、この時代にあって授業での学生の真剣さや熱心さにある種感動したことを思い出す。
 (同時に、熱しやすさと一体となった「冷めやすさ」というか、学生のその後の主体的学習意欲のなさに、不肖・筆者も違和感を禁じ得なかったことも想起される。この世代的な「言葉の軽さ」は、われわれ後世代の喫緊の課題であろう。)
 このセラピーは、いわば価値観そのものの大枠を扱う包括的なセラピー/哲学/教育理論であり、怪しげな神話・呪術性を一切排除し、科学・哲学の言葉だけで成り立つという画期性がある。

 くり返しとなるが、氏のブログ『伝えたい!いのちの意味―岡野守也の公開授業+α』をご覧いただければと願う(今回も多数のリンクを貼る時間がなかった。岡野氏の同記事を当っていただきたい)。


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 この10月からコスモス・セラピーのヴァージョンアップ版を「コスモロジー・セラピー」と改称することにし、東京で入門講座を開始しています。

 第1回は終わっていますが、テキストを読んでいただけば、第2回(11月18日)からの参加も可能ですし、効果も期待していただけると思います。ご希望の方は samgraha@smgrh.gr.jp 宛にお問い合わせください。

 それにちなんで、これまでのコスモス・セラピー=コスモロジー教育の効果について、感想やアンケート調査の結果などをまとめておくことにしました。

 長くなったので、1,2と分割して掲載します。


 「唯識心理学の教育的・セラピー的効果」2011年02月08日

 「若者の心にヒューマニズム復活の兆し?」2011年10月21日

 「2011年度授業の成果 1」2012年05月06日

 「2011年度授業の成果 2」2012年05月06日

 「授業への感想 第1回」2012年05月14日

 「民主主義とエゴイズム」2012年07月11日

 「レポート感想:中2の自分に聞かせてやりたかった!」2012年07月23日

 「病院に行くより先にコスモロジーを」2012年08月08日

 「ピンチを支えるコスモロジー:3つのケース」2012年08月10日

 「人生の質、癒しの始まり、そして定着:学生の報告から」2012年08月12日

 「敗戦、心の闇、いのちの鎖」2012年08月16日

 「震災-津波体験を超えて」2012年08月17日

 「心のガンを取る薬」2012年08月19日

 「変化への不安や抵抗」2012年08月20日

 「自殺を考えている人にかける言葉が見つかった!」2012年08月21日

 「私たちが生きるこの場所も宇宙、私たちも宇宙」2012年08月22日

 「みんな星の子・宇宙の子」2012年08月23日

 「コスモス・セラピーというメソッドの確立」2012年08月24日

 「ばらばらからつながりへのパラダイム転換」2012年08月26日

 「認識のパラダイム-コスモロジーの転換」2012年08月27日

 「コスモロジー授業へのQ&A 2012-1」2012年08月29日

 「なぜ、中枢で仕事をしないのか?:Q&A2012-2」2012年08月31日



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