
小説に比べてエッセイみたいのはあまり好きなほうではありませんが
この本は面白かったです。
物書きなのに8時5時で仕事をしているとか
嫌いだった食べ物を克服したとかどうってことのない話題なんですけど
文章の書き方が上手いので惹きつけられるんですよね。
ブログでもこういう記事があったら読みたくなるよな~って、
やっぱり物書きの人は違いますね。
「思います」とか全然使ってませんしね、
自分も見習うことにしました。
この本の中に、
「二十代のとき使ったお金がその人の一部を作るのではないか」
って一文がありました。
角田さんは生活が困窮しても飲みに行ってしまう人らしく
それで使ったお金は無為だけれど今の自分を助けてくれる、
ってなるほどなぁと思いました。
自分は二十代のときは結構貯金していたからな、
中身がない人間になってしまいつつあるかもしれません。
自分を高められるようなお金のつかいみちを考えていかなくてはなりません。
