これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
書いてありません。
読みやすさを心がけて書いています。
読んでみてください!!

真のマーケティング

2010年06月07日 21時41分36秒 | 音楽
土曜日に一青さんのライブに行ったときにフライヤーで
DVDの発売決定のお知らせが入っていて
会場内で予約受付していました。
自分的にはブルーレイでない時点で
全く興味がないんですが
まぁWOWOWに入会していない人も多いから
需要はあるのかもしれません。

でもそのDVDの前日に発売される
ベストアルバムというのが何とも解せません。
そもそも前回BESTYOをリリースしたのがわずか4年前、
曲も半分が被っているという体たらくぶりです。
ハナミズキの映画が上映されるから
相乗効果を期待してリリースされるのがミエミエです。

アルバムに入っていないシングルのカップリングを収録するなら
理解できますが、それは1曲しかないし
どこにターゲットがあるのかが不明です。

マーケティングの本来の意味は、お客さんがどういうものを求めているか
調査することだと思うんですけど
現在は、いかにして搾り出せる所から搾り出せるか
という方法論ばかりに走っている気がします。
こちらの望んでいるものはないがしろに
買わないといけない脅迫観念で踏み絵を迫られているような。

最近アルバムでも初回限定盤で
特典が違うだけで何種類も出すことが多いですが
あれを全種類買う人って実際に存在すると思うんですね。
でもCD自体は全部同じもので
完全に納得して購入している人って少ないと思います。
多少高くなっても全部の特典をつけている商品があれば
それを買うだけですむ話で
メーカー側は欲しい特典だけ選べるから親切でしょう、って
言うかもしれないけど、
CDを買う位のファンならそういう人は少数派でしょう。

パソコンでダウンロードできるようになって
持ち運びは便利にはなりましたけど
音楽が消耗品化してしまっている現実は否定できません。
ものすごく粗末に扱われている気がしていて
進歩すればいいものでもないなぁという感じもしてます。
CDが売れなくなって、その為に経費削減で
ライブもしなくなったら元も子もありません。
携帯もそうだけど、
進化すればするほど自分で自分の首を絞めている形になっています。

他のものはさておき、
音楽が絡んだ商品には夢をもっていてもらいたいんですよね。
実際CDは売れないし大変なのかもしれませんけど
ファンががっかりするような商品は売ってもらいたくないです。

投票ボタン

blogram投票ボタン