これが私の生きる道

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SURFACE解散ライブ「Last Attraction」

2010年06月13日 23時09分08秒 | 音楽
今帰ってきました。
今日は価値観が180度変わるようなことが何個もあって
大変な一日でしたが、それはさておいて
会場の東京国際フォーラムでアーティストのライブを見るのは
意外にも初めてです。
1回目はクラシックのチャリティーコンサート、
2回目はBzのFCイベント以来
ホールAは3度目の入場です。

正直、ライブコンサートを行う場所ではないかなぁというのが感想です。
2階の後ろの方でしたけど
傾斜があるのでステージも見やすいし
何なら音響もいい方だと思うのですが
座席のつくりが座って聴くのを前提にした
よく言えばきちんとした作りなんですね。
歓声も抜けちゃう感じがしたし
同じ熱気なら武道館の方が盛り上がると思います。

ライブといえば基本褒めることが多いのですが
今回はちょっと辛めな話を。
途中のMCでも話してましたが
解散なのにもっと騒がないでいいのか、という感じがしました。
もしかしたらこれでこの楽曲を聴けないかもしれない、
という悲壮感めいたものがほとんどなく
特にバラード特集までは割りと淡々と進行していった印象です。
それはこの会場の問題もあるかもしれないけど
お客さん達が解散を案外受け入れちゃっているのではないでしょうか。

このバンドのライブにははじめてなので
こういう流れなのかもしれませんが
曲順も疑問ありでした。
一番メインな曲である「なにしてるの」がアンコールの1曲目で
楽しみにしていたのに割りとさら~っと終わってしまい
がっかりでした。
アンコール1曲目ってお客さんも1回息をついてしまっているし
助走になる曲を持ってきて
次に「なにしてるの」の方が盛り上がった気がします。

バラードも5曲連続で歌いましたが
「その先にあるもの」「君の声で、君のすべてで」という
1、2位の曲を最初に歌ってしまって
先細り感がしました。
何といってもWアンコールの正真正銘ラストの曲が
今日出だしの演奏をトチったという理由で
最後にしては中途半端なしかも2度目の曲で
何か「え~!」って感じでした。
いつもアンコール曲は事前に決めないと言ってましたが
解散ライブの最後の曲は、やはりそれなりのものを
計算して届けるというのが
アーティストの勤めだと思うんですね。

このように悪いところばかり書き連ねてしまいましたが
解散ライブというのはそれだけ特別なもので
ベタでもいいから泣かせるような演出が必要ではないでしょうか。
そうさせる武器(楽曲)を持っているんだけに残念でした。
とはいっても振りや踊りもあって
特に後半は面白かったです。
最後の永谷さんの挨拶では
泣きそう度30%位上がりました。

話を聞いていると椎名さんは解散したくないみたいな感じでした。
解散って離婚みたいなものだと思うんですけど
今回はより良い関係にする為に別れて
友達に戻ろうみたいな感じです。
個人的には、離婚するならもう一生逢わない別離の方が好きです。
次は26日にaikoの追加公演です。

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