これが私の生きる道

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「信じる」力

2010年06月25日 21時21分37秒 | スポーツ
もうだいぶ時間が開いてしまって出尽くした感はあるけど
W杯グループリーグ突破は本当快挙で
個人的には野球のWBC優勝並みの驚きです。
この組み合わせが決まったときに
勝ち点1でも取れれば御の字で
帰国してから岡田監督はすごいバッシング受けるから
可哀想だなぁとかそんなことばかり考えていました。

なんだかんだ言って結果が全てだということが分かります。
これで敗退していたら、なんで俊輔使わないんだって話になるし
使って負けても何で使うんだって言われてしまうのだけれど。
大会がはじまるまでは
国民の半分以上は岡田監督は失敗だと思っていただろうし
自分もそうで、
ロシアも負けたから一か八かヒディングに
お願いしたほうがいいんじゃないかって思ってました。

トルシエもラモスもその他のサッカージャーナリストも散々言っていたのに、
今日の手のひらの返しようと言ったらありません。
一つ思ったのはセルジオ越後が解説しない方が勝つんじゃないかなぁ
ということで。

岡田監督は何か持っているとしか言いようがありません。
フランス大会の時も加茂監督が更迭されて
なり手がいなかったからなった形で
今回もオシム監督が病気に罹って
仕方なくというのが正直なところです。
それでもフランスのときは予選通過、
そして今回グループリーグ突破と結果を出すのはすごいです。
岡田監督と野田秀樹が対談したのをこの前読んで
サッカーと舞台の共通点の話など面白いと思いました。
http://www.asahi.com/worldcup/column/theroad/TKY201001100080.html

そして今回感じたことに、
最近「信じること」って少なくなったなぁって思いました。
こういう時代のせいもあるかもしれませんが
子供の頃は好きな野球チームを応援するのでも
負けることを想像するなんてことはなかったし
もっと楽しく観れていたような気がします。

仕事でも人にまかせる位なら、
自分で何でもやった方が楽で
どうしてもお願いしなければならないときもあって
その申し送りの文章が年々長くなってきています。
それも相手をあまり信用していないことに起因しているのでしょう。

「信じる」ことって自分自身が強くないとできない気がします。
それは仕事がどうなってもいいやと開き直ることではなくて
たとえ上手くいかないことがあっても
それを受け入れるだけの度量の広さというか
そういうものが必要だと思います。
どんどん失敗が許されない時代になっていますから
難しい問題なんですけどね。

何にしろH組とG組の結果次第によっては
本当に4強に残れる可能性がかなり出てくるけど
そんなこと言っているとパラグアイにやられちゃうから
1戦1戦今日のような戦いをしてくれればいいですね。

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