これが私の生きる道

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一青窈 Tour 2011「頬づえ~夕方早く私を尋ねて」

2011年05月17日 23時52分46秒 | 音楽
今日はあいにく仕事で、
17時の定時で職場を出て、地下鉄に乗り込んだ後に
ふとかばんを覗いたら
眼鏡を置いてきたことに気づきました。
時間的に戻ることも出来ずに
泣く泣くそのまま会場に向かいました、
だからコンサートの日に仕事は嫌なんだよなぁ・・・

保谷こもれびホールは名前はほのぼのとしているけど
コンサートを開く箱物としてはイマイチでした。
音響・照明は標準以上ですけど
通路に設置してあるフットライトがずっと点灯しっぱなしで
その光が目に入ってきて
暗くなってもそれが気になってしまい
手で遮るのに苦労しました。

それと傾斜が甘いせいか
前の人の頭がステージとの間の目線に入ってしまい
横に頭をよけたりと
もう少し考えて設計してもらいたいものです。

今回は小さめのホールだったので
演出はほとんどないと思っていましたが
予想に反して結構ありました。
曲ごとに後ろのスクリーンの映像を変えるのは
とてもナイスでした。

「うれしいこと」ではおもちゃのピアノを弾いて
出だしとしては変化があってよかったです。
次の「上を向いて歩こう」では
ゴスペラーズぽい感じで
なぜかミュージックフェアを感じさせました。

「夢なかば」「一思案」の選曲は
いいところついてきた感じがしました、
もっと歌われていい曲だと思います。
「大家」と「ただいま」はもっと評価されていい曲だと
個人的には思うんですけどね、
あまり好きだって聞いたことがないので
そんなに人気ないのかなぁ。

この後はカバーコーナーで
アンケートにもありましたけど
自分が歌ってもらいたい曲は
断然、テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」です。
っていうか台湾の大先輩のこの人の曲を
今まで歌っていないのが不思議なくらいです。
いっそテレサ・テンコーナーをやってもらいたい位です。

次が新曲で、つんくが作ったという「悲しみジプシー」、
う~ん、果たして聴きこんだらよく聞こえてくるのかなぁ、
そんな感じは残念ながらしませんでした。
「泣きべそ」は楽曲もよかったですが
照明が今日一番の出来で
よりその良さが引き出されてました。
「泣き寝入り」は前回の「小粒」に引き続きの
オリジナルソングで作曲したマシコさんが
今日も来ているって言っていました。

「ホチKISS」は完全に会場練り歩きソングになりましたね、
イントロ鳴っただけでスタンディングしはじめますもん。
今日は変な人が寄ってこないように
スタッフのガードが必要以上にきつかったです。
今回のドラムはカースケさんで
たしかKeyツアー以来だと記憶していますが
何かこの人が叩いていると
気のせいか演奏が良く聴こえるですよね。
そのせいか前回よりも音自体が分厚く感じて(ベースが入ったせいか)
「もらい泣き」は近年まれにみる好きな演奏でした。

しかし次の「さよならありがと」では
演奏が攻撃的すぎて一青さんも歌いづらそうだし
しっとりした方が好きです。
「うんと幸せ」ではまた持ち直して
いい雰囲気が出てきて
改めて最後を飾るのにふさわしい曲だと感じました。

アンコール一曲目は「らぶれたぁ」という曲で
今日聴いた新曲の中では一番ぐっときた曲です。
ラブレターを書いたことはないわけではありませんが
それよりも昔付き合っていた彼女が
誕生日だとかバレンタインなどの節目節目に
メッセージカードみたいのをくれていて
当時は照れくさいのもあって
「はい、はい」みたいな感じだったけど
もっと素直に「ありがとう」、って言っておけばよかったなぁと
この曲を聴いているときに思いました。
「ハナミズキ」はまぁそうだなぁ、
でもこの流れでは一番ラストに歌うのは
この曲しかないかなぁ、って感じはしました。

全て聞き終わって、小林武史の曲(うんと幸せは武部さんとの競作)
が一曲もなかったのが気になりました、
これは脱・小林武史の前兆なんでしょうか。
新アルバムも色んな人に楽曲を頼んでいるみたいだし、
でもつんくよりは小林武史の方がいいと思うんだけどな。
今回のコンサートを見て、
愚直に歌謡曲を突き詰めていくしかないなぁと思いました。
正直ミリオンを超えるようなヒット曲は出ないだろうし
すぐに結果がでなくても
後々評価されるような活動をしていってほしいなぁと。

でも懸念はアンケートにあったベストアルバム第2弾の話で
本当のファンの人ならこれには反対してもらいたいところです。
映画がらみでアルバム出したばっかりだし
(旧レコード会社とはいえ)
出せるほど曲出してないでしょう。
エーベックスならしょうがないなぁ~って笑ってすませるけど
一青さんにはこういう商業主義に走りすぎたことは
やめてもらいたいです。

今日は策に溺れて、席も後ろの方だったし
眼鏡も忘れて、一青さんの顔も見れなかったし
もう次のビルボード東京で挽回するしかありません。
一番前で見る為に会員にもなりました、
いい席、取れますように。

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