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ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

映画月間

2024年12月06日 | 文化・芸術
#1335 映画『ビバ ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦』について今月号のjazztokyoに書きました
 
 
 
それ以外にも先月からずいぶん観ました。
 
みんなハズレなく面白かったです。古い映画でプライムでも観れないものか最新の映画でプライムで観るまで時間がかかりそうなやつ。
 
ちょっと気になるくらいだとプライムで配信になるまで待つことがほとんど。
 
と思ったら、『リリーマルレーン』が上映終了後に早速、プライムで配信されているという。何度でも観たいと思った映画だったのでヨシとする
 
先月、桜坂劇場でファンスビンダー監督の特集があり、『リリーマルレーン』と『自由の暴力(旧題:自由の代償)を観ました。リリーマルレーンは音楽の使い方がミュージック・コンクレートのようでもあり、こんな戦争映画もあるのかと驚き感嘆しました。
 
自由の暴力』は監督自身が主人公というのがウディ・アレンかと思ったけど、出演はこの1作だけのようで(他にあるかもしれないけど特集では見当たらなかった)、つまらなくもなくフツーに面白い。宣伝文句が的外れではあっても気にならない。監督がバイというのも他の作品への興味を持つきっかけになりました
 
「資本主義に搾取されるゲイの若者」という宣伝でしたが、資本家は1人も登場しませんでした。金策に頭を悩ます町工場の社長とその息子、その息子の友人の高級服屋、高級家具屋で全員・ゲイ友。全員、売り上げがないと頭痛がする人たち。主人公に押し売りしたわけでもないし、ハメたのは印刷屋町工場の息子だけ。零細よりは規模の大きい小企業の家族。国からの救済もないだろうし、どこが資本家なのだと思いながら観ました。面白かったけどね。
 
 
 
アメリカ大統領選の前から話題になっていたCivil Warもようやく。本当に「荒れ果てた」感じが出ていて、こうなりたくなければ、ちゃんとした政治をしてくれよと改めて思います。音楽が本当にまたクソで、登場人物が3分に1回は「fu*k」と呟いたり叫んだりするんです。ピッタリな音楽でした。
 
 
そして友人オススメの『花嫁はどこへ?
 
アカデミー賞®インド代表決定!10/4公開「花嫁はどこへ?」60秒予告【公式】
 
 
ほっこりする映画でした
 
124分もあったとは思えない。軽いフェミニズム的でもあり(というか女性の人権問題)、モンサントのF1種子とラウンドアップで大被害を受けたインド農家の目覚めも軽く入っていて、それでいてエンターテインメント。音楽も素晴らしく、サントラが欲しくて検索してしまいましたよ。ボリウッドが話題になった頃の『踊るマハラジャ』からは別次元での進歩。素晴らしい。ハリウッドも鬱陶しい無意味なラヴ・シーンとか殺戮シーンは封印して、昔のサウンド・オブ・ミュージックみたいなものを作ったらいいと思う。まあハリウッドは悪魔崇拝に支配されているということなので、もう今後はボリウッドとか、イスラム系の進化形に期待するしかないのかもね。
 
 
ちょっとインドちっくな新作
 
 
母方のオシャレとかに全く興味のないやや変人だった祖父が、土佐のお土産ということで母に買ってきた虫食いサンゴ8玉を使いました。ようやく日の目を見たサンゴ。
 
「なんでわざわざこんな汚い虫食いのサンゴなんて買ってきたのかねまあセンスないにもほどがあるわな」と私にくれた母に言ったもの。しかしこうしてエスニックな感じで使うと、つるんとしたキレイなサンゴより味があります。
 
例によってパーツは全てありもの。葉っぱのネックレスをバラして金具も使いました。
 
勢いづいて3連の凡庸なサンゴのネックレスも
 
 
 
 
ロングの1連にしました。これなら2連でも3連にもなるしね。
 
勢いは止まらず;
 
 
赤も1連に
 
 
 
これは真ん中に1つだけゴールドビーズを入れました。
 
 
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