
おやー?見かけない顔の遠目にものすごいカワイコちゃんがおりますよ~
近づいてみれば・・
シャムMIXのブルー・アイの男の子でした。1月に里子に出したエルちゃんを薄くした色合いのハンサムくん
オスはなかなか猫グループに入れてもらうのが難しく、1人で寂しそう。
打ちひしがれてる感がひしひし・・
猫の群れはライオンと同じでメスで構成されていてオスはグループに1匹というのがほとんど。去勢されていれば、気が合うオス同士ならグループ内に2匹ということもありうるけど、ほぼ1匹なんですよ。なので、新顔のオスは孤独なんですね。
どうも犬と一緒に暮らしてたようで、ノエルに猫キスの挨拶をしました。これで育ちが分かるというもの(笑)
2月くらいから見かけるようになって、ノエルのことが気に入ったようで走って来るようになりました。
こんにちは~
ホワイト・タイガーの猫版のような美しさ
このコが不安定な気候で風邪を引いたのが治らず悪化して、肺炎なんだか気管支炎なんだかゼロゼロとした咳でゴハンも食べなくなってしまい・・・
保護しました
「一緒に来る?ウチには優しい気のいいオジさん(オスカル)と気難しいお姉さん(アガタ)もいるんだけど?」とアニマル・コミュニケーションで聞いてみたら:「うん」という返事だったので、「じゃ、ちょっと待っててね。すぐ戻ってくるから」と一旦家に引き返し、フロントライン(ノミ駆除薬)を持って戻ったら、ちゃんと待っていたのでした。薬を首後ろにつけてから一緒に帰宅。
猫同士で感染する風邪なのか分からないので、とりあえずノエルのハウスに入ってもらい、病院に連れて行ったついでに去勢手術もしてもらいました。
「こりゃまだ1歳未満だなー。タマが小さいし柔らかい」との先生の診断。人間でいえば18歳未満。人間の男子もそんなもん?(笑)ゼロゼロとした咳は風邪の残りで鼻炎だそうでした。肺炎とか気管支炎じゃなくて良かった。
純血種のトンキニーズより美形
こんな人慣れした美形を断種してしまっていいものか、ものすごく葛藤しました。ボランティアでは捕獲できれば真っ先にオス猫を去勢手術したいところですが、そうすると人慣れしたカワイコちゃんばっかり断種することになってしまう。本当は凶暴でブサイクな猫から去勢/避妊したいのは山々なんだけど、そーゆーのに限って捕まらないのさー。特にボスになるようなオスは警戒心が強くてなかなか捕まらない。どこの世界もなんだか似てない?
ま・ヤザワだって繁殖しなかったから・いーかー。人類の損失
ということで手術決行。里親を探すにしても成猫なので手術は必須だし、ウチで保護してる間もマーキングとかされちゃヤだしね。
こちらは1月に譲渡したエルちゃん
若いママとパパ!
これならいっぱい遊んでもらえることでしょう
エルちゃんはオスカルに恋をしてしまって、大変だったんですよ
つきまとわれて迷惑顔のオスカル
「あのね、オレにはアガタという奥さんがいるの」と言ってます。猫にもいろいろと事情があるんですよ。
最初のうちこそ気になって、アガタが見てない時に:そーっとエルのお尻の匂いを嗅いでみたり、ちょっとジャレてみたりしてましたが、アガタの見てる前では絶対!猫キスもしないんですよ!
それでもアガタにはバレてるようで(笑):「あの若い女(エル)が気になるんでしょっ」と熾烈なパンチを繰り出されてました。まるで腫れ物に触れるような感じでオスカルがアガタの様子を伺ってる姿が可笑しくて
アガタは:オスカルとエルがいちゃいちゃするのは絶対に許せないようでしたが、エルとは女同士仲良くしてもいい。とは思ってる風情でしたが、エルはエルで:「アンタさえいなきゃ
」と挑みかかるので、ダメでしたね・・
エルがいなくなってみれば、ほれ・このとおり
仲睦まじい猫夫婦なのでした
スーパー・ハンサム・シャムMIXちゃんは:『パリス』と命名。
「パリス・ヤザワ」となるか
よっぽど「エルフェ」か「クロード」にしようかと思ったんだけどね
ヤザワの先生、クロード・エルフェ
70歳過ぎてもこんな感じでした。
やっぱり:「こらっ!エルフェっ!こんな所でツメを研ぐんじゃないっ!」とか色々怒ることもあるだろうなーとか思って。さすがに失礼で祟りがあると困るから。
娘のようなアガタには:ヤザワの夢を託してみたい
年上の包容力のある落ち着いたハンサムと年下の遊び心のある可愛い男の子
に囲まれた暮らし
新顔の様子を伺うオスカル
「どんなヤツなのかな?」
さてー うまくいきますかね
つづく