先週の金曜日まで調子の良かったアガタが、土曜日から突然、調子が悪くなり、日曜日には食べれなくなり、月曜日のAM4:30に亡くなりました
火、金とCS60マッサージを受けるたびに回復していたアガタが、最後の金曜日のマッサージの後に容態が悪化し、「ええなぜそんな唐突に」と驚いてる間に、緩やかに危篤状態になってしまったのでした
酸素ルームにも入らなくなって10日近くになり、「もう解約してもいいのかな?」と思うほど、呼吸も安定してたんです そして利尿剤すら10日ほど飲まなくても大丈夫で、「このまま小豆の煮汁とペーストと、枇杷の葉とコンニャク湿布で大丈夫そうだな」なんて喜んでいただけに、ショックでクラクラしています
ただ、木曜日に:「あれ?ちょっとお腹がたぷたぷしてるなー。今日は久しぶりに利尿剤を飲ませないとダメかなー」と思って飲ませました。土曜日にもお腹が膨らみ始めていたんですが、ものすごく調子が悪そうだったので、薬ではなくコンニャク湿布にして小豆もあげました。金曜日の半分しか食べられず、「まあ、こういう日もあるよね」とはこれまでの感じで思ってはいたんですが・・
日曜日は朝から「これはまずい・・」というぐったり加減で、かろうじてニンジンジュースは飲んだものの、「これ以上の水分はもう止めたほうがいい」という苦渋の判断をすることになりました。
「安心して旅立つ(死を受け入れて恐れない)」レメディを、本人とヤザワとマロンもクララも全員で飲み、不安そうになるたびにレメディを溶かした水を耳とか唇に垂らし、ヤザワも飲み、ぐったりしてるアガタを抱っこし、「ね、この曲練習してたでしょ?」とNHKのラジオを一緒に聞いたり、色々アガタの好きなCDをかけたりしました。
それから枇杷の葉を当ててコンニャク湿布をしたら、オシッコが出たので「良かったね〜」と言ったら、本人も「楽になったわ」と尻尾の先を振ったのでした。この時は「オシッコ出たから回復するかも」と本人もヤザワも思ったのでした。
PM9:00に「ピアノ聞く?」と聞くと、「どっちでもいい」という返事ではあったけど、「まあそう言わず。他にすることもないでしょ?」と言って、グラスやらメシアンのまなざし15番やらを11時頃まで聞かせ(ヤザワの練習)、「聞いてる?」と時々聞くと、「うん」と尻尾の先だけ振って返事をしてました。
弾き終わると「苦しい。一緒にいてよ」と言うので、「これからゴハン食べるから待ってて。アガタもなんか食べる?」と、一応聞いてみたけど「要らない」ということなので、1時間ほど作って食べて洗って、アガタのハウスの横にマットを敷いて、付き添いのスタンバイをしました。この時もまたオシッコが出たけど、体を軽くして旅立つんだな、という気がしました。
危篤の時のマラソン状態のように意識なく呼吸が早いわけではなく、「アガタ、大丈夫?」と声をかけると「ダメ。苦しい」と尻尾の先だけ、嫌な時にするブンブン振りをするのでした。体をゆっくりさするとゴロゴロと喉は鳴らすんですが、「もういい。苦しい」と言うので、頭を指でガリガリ〜として、そこに指を置いてました。離れると不安がるから。
スッスッスッ・ハーー、という4つ目が深い呼吸を3時間ほどしてる間:「目も治って、頬の膿もかなり出て腫れも引いたのにね。世の中ってうまくいかないよね。胸水もなくなって呼吸も深く出来てるのにね。アガタまるで出産してるみたいだよ。出産も死ぬのも同じような感じなんだね。大丈夫。怖くないから」とか、「アガタがウチに来た時さ、オスカルが怖くてノエルの近くにいたの覚えてる?鏡を見たら犬のノエルが映ってて、横に猫の自分が映っててビックリしてたよね。それで自分は猫だ、オスカルと同じ猫だ、って分かったのよね」
とか色々話しをしてました。AM4:00頃から唸るような声が入って、本当に出産でも始まるのかという感じでしたが、27分頃、3回ほど痙攣して四肢を伸ばし、そのまま絶命しました。
心臓が止まったあと、1分ほどは感覚があると聞いているので、体をさすりながら「よく頑張ったね。偉かったね。もう苦しくないよ」と5分ほどそのままでいて、それからマットをしまったり、アガタの体を拭く重曹を溶かしたお湯を持ってきて体を拭いて綺麗にして、目につく毛玉はカットして、ブラシもして、見開いてる目を閉じさせて包帯で目と口を固定して、体を眠ってるような体制に整えました。
金曜日
11月から使い出したインドの目薬で、目もこんなにキレイに治ってたんですよ
もとの緑色の目が見え出してたんです。視力はなかったけど。
摘出しなくて良かった
月曜日はもうアガタをキレイにしてから眠れなくて、部屋で呆然としてたんですが、突然、部屋のカーテンが「辛すぎる」と思えて、変えることして、開店時間を待ってニトリに行きました。同じ風景の中で、ノエル、オスカル、パリスが消えて、アガタまで消えてしまうのに、同じ風景、というのがもう無理で。
「布は人の気持ちを吸うので、洗うなり変えるのはいいと思います。空気が変わりますよ。分かってらっしゃるんですね」と火曜日のアガタのマッサージの時間にお別れに来てくれたユミちゃんも言ってくれました。それは初耳でしたが、なんか本能の赴くままに
ありがとう。さようなら
空気というか雰囲気がかなり違う。ブルーの方が好みなんだけど、もう無理。
ミニマリストみたい。全然・違うのに。
水曜日に火葬しましたが、もう沖縄は29度だったので、完全に硬直していないのに、死臭が漂いだして、それも悲しかった。まだ手も動かせて眠ってるようなのにね
火葬の後、変えない部屋のカーテンは洗い、付け替えました。除湿かけてたけど汗びっしょり。こういう時は一心不乱に体を動かすのがいいんだけど、畑もないしね
まだアガタはウチにいます。オスカルとパリスも迎えに来たままいます
アガタの匂い?というような焦げたような匂いが、私がキッチンに行くと匂いも移動するんです。前に、ユミちゃんに「なんかウチ、焦げ臭いニオイしない?」と聞いたことがあったんですね。「えーそうですか?まあCSすると毒素出て来て色んな臭いはしますよー」と言われてたので、そうか、アガタの匂いなのかな?と思ってた臭い。
しばらく気の済むまでゆっくりしてってピアノも聞いて。
ユミちゃんがくれたお花。ヴェジタリアンのマロンが狙うのでセロハンを取れません。
火葬の朝にアガタにメシアンの眼差しの15番を弾いて聞かせてたんです。耳があるうちに、とか思って。そして棺に入れる花を買うのを忘れて、ウチの犬猫にして初めて、添える花もなく、おやつもなく、そのまんまアガタだけで、送り出してしまいました。
火葬場の人が驚いた顔をしてるのを見て我に返ったという。なんてこと
月曜日から夜は飲んで電話して 泣いてます
肝臓のあたりがカチカチになってしまったので、木曜日は自分がマッサージに行きました。
もうちょっとアガタが回復したら、ビーチに連れて言って「砂浴」をさせてみようと思ってたんです
自分がしてみます