宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/12/26
この10日ほど前に、宇ち多゛常連のひよっこSさんから「中目黒の根室食堂、見つけられませんでした。」とメールが。ボクも根室食堂には入ったことはないのですが、お店の前は通ったことがありますし、何よりmariruuさんDAITENさんの記事を読んで是非行きたいと思っていたのでした。それでは今度中目ツアーしましょうか、ということでこの日に決行することに。歩く酒場データベースKさんもお誘いして、18:50に中目黒駅に集合します。

中目黒GTビルの中庭を抜けた通りの1本奥に入った筋違いの通りのビル1階に、防寒用のビニールに覆われた入り口から覗いた店内は結構ぎゅうぎゅう満員。それでも「3人ですが入れますか?」と確認すると少し間が空いてから「どうぞ」と。奥の方に何とか3人分、立ち位置を確保することができました。まずはKさんとボクは生ビール、Sさんはホッピーで乾杯し、壁一面に貼られたメニューに見入ります。かなりの品数。しかもどれも500円程度とリーズナブル。迷ってしまいますね。そんな中、まずはオススメのたこのお刺身、そして鱈の肝と白子ポン酢をいただくことにします。



鱈の肝というのも珍しいですね。まったりとした感じで、日本酒に合う味です。ビールもゆっくり呑みますが、やっぱり空いたら次は日本酒ですね、ということでお酒をもらっちゃうことにします。Kさんは根室の「北の勝」(確か500円)を常温、ボクは旭川の「男山」(確か600円)をぬる燗でお願いしてみました。



燗酒は、蓋付きのチロリのような容器にお酒を移し、湯煎してからコップに注いでくれます。量的には7~8勺くらいでしょうか。やっぱり肝も白子も、日本酒にぴったりですね。更におかずも追加、次は赤ホヤをもらうことにします。



かなりホヤの風味が強いですね。かなり赤の色目も強く、これぞホヤという感じ。お酒も進みます。そして、珍しいホッケの刺身もあるようなので、いただくことにしました。



その日に獲れたほっけでないと刺身ではいただけない、と聞いたことがありますが、さすが産地直送なんですね。東京でホッケの刺身がいただけるとは思いませんでした。お味のほうは、見た目淡泊そうなんですが、かなり濃い味というか、コクがある感じ。これも日本酒がすすみます。店内は終始満員。



焼き物のケムリもおつまみになるような店内。みなさん楽しげに、かつガッツリといってますね。我々はちびりちびりと少々スローペース。そんななか、タラバガニの天ぷら(確か780円)をいこうかどうしようか迷いますが、やっぱり頼んじゃいました。



メニューには2本とありましたが、何も言わなくても3本出してくれたのは恐らくお値段は1.5倍なのか、小さいのを選んで3本にしてくれたのかは不明です。いずれにしても有り難いお気遣いですね。日本酒をおかわりです。



ボクも2杯目以降は根室の「北の勝」をいただきました。結局お酒はこのあと1杯をシェアして2.5杯ずつほど。おかずもやっつけてそろそろまいりましょうか、ということでお会計をします。1時間ちょっとの滞在でお会計は3人で9,000円弱でした。



お店を出る頃には外にも人が溢れてました。ちなみに予約をすれば奥の座敷にも入れるそうです。北の幸を満喫してゴキゲンの3人、次のお店へ向かったのでした。
(つづく)

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