愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

松山門前まつり2

2009年11月03日 | 日々雑記
松山門前まつりで、もちまきを敢行。11時、13時半、14時半の3回行いました。もちまきの餅も人気でしたが、新米のもち米、約一升の1.5キロを袋で販売しましたが、大人気で、あっという間。午前中で売り切れ。もちつきの搗きたて餅も飛ぶように売れる。人を惹きつけてやまない「お餅パワー」に改めてビックリしました。

人は何故そんなにお餅が好きなのか?考え出したらきりが無いが、これは常々私が抱いている素朴な疑問。

ちなみに写真はもちまきの瞬間。手前にわらぐろの心棒。カラスが止まっている。これは作り物だが、確かに実際のわらぐろには、このようにカラスが止まりやすい。このカラスの作者の岡崎氏によると、これは「わらぐろ神輿」なので、神輿の鳳凰の代わりとか。このカラス、結構、人気ありました。

松山門前まつり1

2009年11月03日 | 日々雑記
宇和わらぐろの会。本日、松山のロープウェー街で行われる門前まつりに出店。総勢18名での参加。宇和石城で収穫した新米(白米・もち米)、古代米(黒米)、わら細工(注連飾り・鶴亀の縁起物・亥の子の藁スボ)、収穫したばかりの「しょうが」、奈良漬を販売。それだけではない。臼・杵・蒸篭など調理道具一式を持っていって、その場でおにぎりを握って、もちつき。そして温かいうちに直売。わらぐろの会の上甲会長や岡本さん、石城のご婦人方の大活躍で、飛ぶように売れました。私ももちつきの手伝いを少しだけしましたが、なにせ、へっぴり腰で、売り物の餅の味が落ちてはいけない。体力のなさを実感し、販売に徹しました。また、上甲会長お手製の「わらぐろ神輿」を担いで、通りを練り歩きました。

「わらぐろ」を通しての稲・米・藁の農文化を都市部でアピールする。買っていただいたお客様には、わらぐろの会の活動などを記したペーパーを渡し、1日限りではありますが、この当初の目的は達成できていると実感しました。

ただ、自分の体力のなさや・・・。わらぐろ神輿・もちつきで肩や背中は、早くも筋肉痛。


石城平野の朝焼け

2009年11月03日 | 日々雑記
今日、11月3日は松山門前まつり。毎年、宇和わらぐろの会でも出店しているので、私もお手伝いで参加。石城公民館に朝6時半集合。最近は朝霧が多い天候だが、昨日は強風に雨。今朝は今年一番の寒さ。朝霧はなく、朝焼けが少し気味悪いほどに輝いていた。公民館で荷物を積み込んで、さあ出発。