本日は愛媛県西予市野村町での災害復興と文化財・文化遺産活用シンポジウム。野村の地域文化をつなぐ会。
会場は、緒方酒造の酒蔵。2018年7月の西日本豪雨による浸水で大きく被災した後にリノベーション。その建造物を、文化発信のパブリックスペースとして利活用する取り組みでもあります。
今回は、国立歴史民俗博物館の川村清志先生(民俗学)、高科真紀先生(アーカイブズ学)に講師をお願いしました。
川村清志さん「災害を乗り越えた記憶の継承―宮城県気仙沼の津波記念碑、震災遺構を中心にー」
高科真紀さん「地域の歴史・文化をひらくアーカイブズの可能性ー沖縄県伊江島・阿波根昌鴻の写真を中心にー」
災害碑、モニュメント、建造物、写真、記録などを活かして野村での西日本豪雨の記憶をいかに継承していくのか、大きなヒントになるお話しでした。川村先生、高科先生、そしてご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。