愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

大正時代の西条まつり古写真 だんじり、みこし、鬼頭

2012年09月07日 | 祭りと芸能
昭和2年3月に愛媛県学務部社寺兵事課が県内の神社における特殊神事をまとめて『愛媛県に於ける特殊神事及行事』を刊行している。写真図版も掲載されていて、当時の祭り、神事を知る上で貴重な資料だ。これを自分は以前、古書店で購入したが、著作権も切れていることもあり、その中の写真をここで数枚紹介したい。この本の刊行年が昭和2年。昭和元年が実際、12月25日からの数日間しか無かったわけで、この特殊神事は大正時代後半の様子を撮影したものである。

今回、紹介するのは伊曾乃神社の祭礼。西条まつりである。

まずは、伊曾乃神社での鬼頭の集合写真。



次に「みこし」。本には「神輿楽車」と表記されている。



次にだんじり2枚。「楽車」と表記されている。





アップしている画像はファイルサイズの関係で細部が見えにくいが、この『愛媛県に於ける特殊神事及行事』。愛媛県立図書館等で蔵書があり、そこで実見すると細部も確認できるかもしれない。
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