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南海地震は単発ではなくて、東海、東南海地震と連動して発生することが多いことが指摘されています。
「連動」の様子を語る石碑があります。
高知県香南市香我美町の飛鳥神社にある地震津波碑。絵金蔵のある赤岡にも近い場所。
安政元年(1854)11月4日に地震があった。手結港の潮がひいて、ウナギがとれるほどだったと刻まれています。これは安政の南海地震ではなくて、前日に発生した安政東海地震(いわゆる東海、東南海地震)のこと。
碑には、翌日の11月5日に大地震(南海地震)があって、家も塀も崩れるなど被害の状況が刻まれています。
安政の大地震はまず11月4日に東海、東南海地震(M8.4)がおこって関東から近畿まで大きな被害。その32時間後に南海地震(M8.4)がおこって西日本に大きな被害がでました。
三連動にとどまらず、内陸型地震も誘発されます。安政南海地震の2日後には豊予海峡でM 7.4の伊予西部地震が発生し、南予や大分県を中心に大きな被害が出ています。
ちなみに、昭和の南海地震(昭和21年)での「連動」は2年前の昭和19年に東南海地震発生。東海地震は起こっていません。数日単位の連動ではなく、数年単位の連動です。
「連動」の様子を語る石碑があります。
高知県香南市香我美町の飛鳥神社にある地震津波碑。絵金蔵のある赤岡にも近い場所。
安政元年(1854)11月4日に地震があった。手結港の潮がひいて、ウナギがとれるほどだったと刻まれています。これは安政の南海地震ではなくて、前日に発生した安政東海地震(いわゆる東海、東南海地震)のこと。
碑には、翌日の11月5日に大地震(南海地震)があって、家も塀も崩れるなど被害の状況が刻まれています。
安政の大地震はまず11月4日に東海、東南海地震(M8.4)がおこって関東から近畿まで大きな被害。その32時間後に南海地震(M8.4)がおこって西日本に大きな被害がでました。
三連動にとどまらず、内陸型地震も誘発されます。安政南海地震の2日後には豊予海峡でM 7.4の伊予西部地震が発生し、南予や大分県を中心に大きな被害が出ています。
ちなみに、昭和の南海地震(昭和21年)での「連動」は2年前の昭和19年に東南海地震発生。東海地震は起こっていません。数日単位の連動ではなく、数年単位の連動です。