しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

ぐそーの正月

2010-03-01 10:43:35 | かたりべ
本日3月1日は旧暦1月16日、満月。天候晴れ、気温27℃。

沖縄では、「十六日祭」(ジュールクニチ)、後生(グソー)の正月といわれ、ローカルな休日を過ごす。

墓前には仏になった時期により違ったごちそうが供えられる。

新仏には、三枚肉(バラ肉)、ごぼう、揚げ豆腐、白かまぼこ、てんぷら等の重詰を、3年以上の年忌を終えた祖先には紅白に彩られた料理の重詰を供える。

貧食の時代には、子供たちは正装させられてこのごちそうを食べるのが楽しみだったそうだが、飽食の昨今、オバァでも手を出さないものになったそうな。

本土では、この旧16日とお盆を「薮入り」といって丁稚奉公から親元に帰れる日、祖先の供養を行う日だったそうだから、へーと驚くには値しない。

というわけで、宮古は全面休業。爺も祖先の供養をした後知り合いのお墓の周りでオトーリを回す予定。

写真は、この前の「たった一つの崎田川」近くにある男子禁制のウタキ。「喜佐真御嶽」という。

津波関連ではいろいろな人から心配の連絡をいただき、お返しに北海道室蘭沿岸に心配の連絡をした。事なきを得たのは幸いであった。

爺家は海抜25mにあるので、多少の海面上昇は許しちゃう。

いやいや許せん。オニヒトデも許せんぞ。

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