広島の繁華街のど真ん中 八丁堀 に、新しい映画館 「八丁座」 ができました
・・・といっても、オープンしたのは去年の11月のお話。
昨日やっと覗いてみることができました

福屋というデパートの8階に、映画館が有ったのですが、2008年に閉館。
その後は当然扉が閉まったまま。
賑やかな交差点の目の前のシースルーエレベーターを上がって同じ階の催事場に行こうとすると、
いきなり雑然としたバックヤードの様な光景。
寂しいなぁ・・・と思っていたら、広島で昔からシネコン等では扱わないような
レアな映画を上映している サロンシネマやシネツイン といった映画館を運営している会社が買い取って運営するとのこと

テレビで拝見する時は大抵キリッとした着物姿の粋な女性社長さんです。
シネコンとは一線を画したい・・・ということで、とにかく沢山の趣向がこらしてあります

この映画館、広島出身映画美術監督 部谷(へや)京子さん 監修で作られています。
そういうツテもあってか、この襖絵は東映京都撮影所 で、「松の廊下」として使用されていたものを譲り受けたもので、
一番最近では 「十三人の刺客」 に使われていたそうです。
だから、立ち回りでできた破れもそのまま残してあるという、いわく付き
館内の椅子は、超豪華な特別仕様
畳席あり、カウンター席ありで、くつろぎながら観ることができそうです。

なんだか和風旅館のたたずまい!?
大人な空間だなぁ
よくある映画館持ち込み可能な食べ物は、よくあるポップコーンやホットドックじゃないんです。
音や匂いの出ないちょっとした食べ物・・・・で、
ブドウが房からはずしてコップに入っていたり、ゼリーだったり、プチトマトだったり
ぜんざいや、食べやすく切れ目の入れてあるケーキなんてものもあって、
中で食べてもいいし、隣のカフェコーナーに持ち込んで食べてもOK!
私みたいに映画を見ずに買って帰ってもOK
私が買ったのは 減農薬人参とオレンジ のケーキ。上にクリームチーズでデコレーションしてありますが、
一見バターケーキなのに、 バターを使っていないという・・・
他にも材料にこだわったお菓子をメインにしてあるようですよ。
今回はデパートの催事場であったイタリア展に合わせて、その期間だけイタリアが舞台のジュリアロバーツ主演の
「食べて、祈って、恋をして」を上映していました。
去年の公開、見に行かなかったんですよね。
あ~、知っていれば見に来たのになぁ
とにかく、いろんな楽しみがありそうな映画館。
今度はちゃんと映画を見に来てみたいと思いました~