今日は小雨の中、「ぐるっと宮島再発見」という、
宮島を船で回るイベントに参加してきました
毎年3月と9月の「七浦神社祭」と、毎年5月15日の「御島廻り(おしままわり)・御鳥喰式(おとぐいしき)」という
神事で神官さん達が回る、小さな7つの神社を船でたどるのです。
竜の付いた船に乗船
ちゃんと窓のある船で、雨でも問題ありません
説明は、広島県立大学の宮島学センター長:秋山先生と、女性のスタッフさん。
このお二人の話が、とても軽妙で面白かったので、耳に入りやすく、良かったです
宮島のフェリーで渡る時には、絶対に見えない場所(鳥居のあるほぼ裏側)に、7つの小さな神社がお祭りしてあります。
船でないと見られない場所なので、私も初めて見ました
大きな丸い岩の上に作られた「包ヶ浦神社」です。
ここの神様は「塩土老翁(しおつちのおじ)」で、潮流の神様だそうです。
途中、小さな雨が降ったり止んだり・・・・のお天気で霧が深く、
瀬戸内海なのに、向こうの島影が見えないせいで、水平線のように見えて、
それはそれで綺麗でしたよ。
途中で船の2階に上がってみたら、見晴らしはいいけど寒かったです
青海苔浦(あおのりうら)神社のある青海苔浦に上陸です。
こんな浅瀬に接岸できるなんてびっくりです!
これはハマゴウという貴重な植物で、これから紫色の花が咲くそうですよ。
ここの浜から乗船する時も面白くて、船に階段をかけて数人乗ったらちょっと船を沖に移動させ、
また浜に寄せて階段をかけて数人乗せ、また沖に・・・
というのを繰り返して全員が乗船しました。
一度に全員が乗ったら、重みで船が沈んで砂に埋まって、動けなくなるんでしょうね。
そしてここが、「養父崎(やぶさき)神社」です。
「御鳥喰式(おとぐいしき)」という神事が行われる神社です。
厳島神社の場所を決める時に、先導した「神烏(おがらす)」の霊をお祀りしてあるそうです。
テレビでしか見たことがなかったのですが、すごい岩場でした
そして「御床(みとこ)神社」です。
厳島神社を造営するまで、3人の神様をお祀りする仮の御殿として作られたそうです。
そして、この岩の亀裂の模様から、厳島神社の御神紋(三亀甲剣花菱紋)が考案されたのだそうです。
ほぼ島を1周して、厳島神社の前まで帰ってきました~!
今日は潮が高く、シーカヤックで鳥居をくぐっている方がおられますね。
宮島に渡る観光フェリーより目線が低いし、ずいぶん近いので、役得!
・・・・と思ったらっ!
どんどん近づいて!
ギャ~~~~!
船で鳥居をくぐっちゃいましたよ!!!!
初めて!初めて!みんなテンションマックスです!!!!
真下から撮ってみる。
ご存知の方もおられると思いますが、
鳥居の表と裏では、神社の文字が違います。
「厳嶋神社」と「伊都岐島神社」です。
しかも、くぐったと思ったら、そのままもう一度くぐって戻りました!
2度も船でくぐっちゃった!
今回のガイドをしてくださった先生方も、この観光の島まわりで鳥居をくぐったのは初めてだそうです!
すごい!ラッキーです
今度の島めぐりは9月25日にあるようですよ。(宮島観光協会のサイトでご確認ください)
とても楽しかったので、また参加したいな~!
今度はお天気が良い時に、弥山を下から見上げてみたいです。
充実の一日でした