今日は、広島アンデルセンであった、
高田ケラー有子さんの デザインワークショップ&セミナー に参加してきました
高田ケラー有子さんは、デンマーク在住17年の造形作家さん。
(トレーシングペーパーを使った大きなオブジェ)
ご自分の作品を発表するだけなく、
日本のアーティストや作家を、デンマークに紹介するという活動もされています。
有子さんの著書「平らな国デンマーク」は、数年前に読みました。
今回の広島アンデルセンでのワークショップやセミナーは、
デンマークで有子さんの作品とコラボした友人が、広島アンデルセンに紹介したことから実現したんです
すごい事ですね
ワークショップは、「親子で作る ヒュッゲな灯りづくり」で、厚さの異なるトレーシングペーパーや色鉛筆を使って作ります。
小学生位の子供とお母さん。という組み合わせが多かったのですが、私たちは大人だけの
とってもフリーダムな人達の集まったテーブルとなりました
そんな人達の発想は、やっぱり自由
色んなタイプが出来上がりました~
どれも個性的ですごく面白いです
ワークショップに続いて、セミナーにも参加しました。
テーマは デンマークの子育てを学ぶ。 『母としてアーティストとして子育てから見るデンマークの社会風景』 です。
個人としての個性を大切にしつつ、家族の繋がりがベースになっているデンマークの生活。
高い税率(なんと所得税50%超!消費税25%)であっても、様々な生活の保証がされているため、
国民からは不平が出ないとか、
議員の汚職が非常に少なく、国民の信頼があって、投票率が80%であるとか、
夕方5時ころから始まる(!)、小学校等の子供の発表を見るために、父母とも早退が許可されるとか、
子供と親の参加イベントなどでよく顔を合わせるので、父兄同士も両親みんなが顔見知りとか、
そうなると、自然にいじめがほとんど起きないとか、
結婚祝い、出産祝い、誕生日などのお祝い事には、祝ってもらう本人が、お祝いのパンやケーキを会社や学校に持って行って、
お祝いの押し売り()をするとか・・・・・・etc・・・・・・
なんだか非常に楽しくて羨ましい事が沢山聞けました。
もちろんいい事ばかりではないようですし、国民性もあるのでしょうが、
実際に生活して子育てをしてこられたからこそのお話を沢山聞くことができました
アンデルセンというお店のおかげで、遠いデンマークという国を身近に感じることができ、
友人のおかげで、その国の人達の生活を知ることができました
すごいなぁ。熱い人達に囲まれて、幸せだ~