まだ続く宮島物語
今日は「鹿」
神の使いである鹿は、多くの人にとっては可愛い生き物でしょう。
では、可愛い面から
人里から離れて、下草を一生懸命に食べている姿はほほえましいですね。
のどかだなぁ。うちに居たら、芝刈りしなくていいな。とか思う光景
側に行くと、ブチ!ブチ!と、草を引きちぎる音が凄いです。
この調子で木の皮とか剥いでしまうから、木が枯れてしまうんですよね。
やっぱり庭では飼えないわ
そんなことを思いながら写真を撮っていると、1匹の若い鹿が寄ってきました。
え?まだ来ちゃう?
おっとー!もう画面に入りません。
カメラを急いで縦に構えてみる。
あ、既にピントが合わない。鼻がレンズに着く着く
好奇心いっぱいなんでしょうね。
そうは言いながら、そこは草食動物。
私が妙な動きをしないか、目の端でチェックしながら食べてます。
鹿のお尻のハートは、ビックリすると大きくなるそうです
ところで、宮島の鹿は増えすぎているのと、病気になる為、餌をあげちゃいけない事になっています。
でも人間から餌を貰う事に慣れた 参道や厳島神社界隈の鹿は特に、とっても大胆です。
お弁当を外で食べようものなら、立ち上がってお弁当を奪いに来ます。
立ち上がった鹿は怖いですよー!かなり大きいですからね!そのままのしかかってきます
食べ物を手に持って歩いていると、食べられて、更に袋を漁ってきます。
紙のパンフレットやチケットも大好きです。
ちなみに、奉納公演のチケットを封筒に入れて、カバンに入れていた人が、
カバンを足元に置いていたら、封筒ごと鹿に持って行かれました
びりびりになったけど取り返せてラッキーでした。
ちゃんと、それを狙って、サッと持って行きました。
どうも、「チケットのインクの臭いが好きらしい」とか「人の臭いの付いたものが好きらしい」
と言われていますので、絶対に隙を見せないように気を付けてください。
そして、彼らは1つお菓子を貰うと「買い物袋にはもっとお菓子が入っている」と学習しているので、
袋の方を狙ってくるそうです。
そうなると、ビニール袋を食べることにもなって、胃に詰まってしまう事があるので、
絶対に食べ物をあげないでくださいね。
宮島の鹿問題は解決していませんが、「かわいい」と言っていられるレベルで共存していられたら良いですね