南勢ユニオンは14日、志摩市内で「暮らし相談会」を開催、失業中及び3月末解雇を予告されている7人を含む14人が参加しました。初め奥野書記長からコロナ禍で利用できる制度について説明があり、その後で個別の相談に移りました。
参加者から関心が寄せられたのは、家賃支援、貸付制度、休業支援金、解雇予告手当などでした。食糧支援を求める声もありました。当日参加した共産党市議会議員のサポートを受けて行政機関に制度の申請に行くことになった方が3人ありました。
参加者の7割が女性で、ひとり親世帯や単身女性が困窮している状況が浮き彫りになりましたが、この層には救済制度が全くと言っていいほど周知させられておらず、生活困窮が放置され当事者が苦しんでいることが印象的でした。
この日、高卒で就職後、職場でパワハラ、セクハラを受け出勤不能になり自宅療養を余儀なくされている娘さんの母親も参加し、介護医療ネット労組を紹介し解決にあたることになりました。
南勢ユニオンでは、3月21日午前10時、松阪市東町集会所でも「暮らし相談会」を開催することにしています。