伊勢市内でし尿汲み取り業を営む近代清掃の社長が経営する介護施設の悠々がヘルパーのAさんにパワハラの上、不当解雇を強行したことについて、7月5日、南勢ユニオンと悠々を所管する(有)アゼストとの団体交渉が行われました。
アゼスト側からは、宮本晋治常務と河之口学弁護士が出席しました。アゼスト側は、同社の管理職がAさんに行った「彼氏と別れて、私生活を侵害する発言を「そんなことを言っていない。パワハラはしていない」などと開き直りました。
Aさんに退職を迫るようなパワハラに耐えかねて、伊勢労働基準監督署に相談していますが、その翌日、管理職がAさんを呼び出し叱責しています。また、労基署相談の3日後にはAさんに「退職勧奨」を出し、これを拒否すると7日後の5月末に解雇通告をしていますが、労基署に相談に言った報復解雇です。こんな横暴は許されません。
アゼスト社はAさんの解雇理由を「能率が著しく低いか、勤務意欲が著しく劣るかによって業務に適さないとき」解雇するという、同社の就業規則を根拠にしています。
同社はAさんが悠々に勤務した最初から夜勤をさせています。夜勤は午後5時から翌朝9時までの16時間勤務、仕事が片付いていないと言って午前11時まで18時間も働かせています。しかも、夜勤はたった1人でおよそ30人もの入所者に対応しなければならない過酷な勤務です。アゼスト社は、普通は1回だけ2人で勤務してもらうが、Aさんの夜勤は2回も2人体制にした、教育訓練のために慣れるまで2人体制には経営上できない旨を表明しました。
十分な教育訓練を行わず採用後3カ月で「能率・勤務意欲が著しく低い」と決めつけて、解雇するのは明らかに解雇権の濫用です。
次回の団交は7月12日です。不当解雇を許さずにたたかうAさんにご支援をお寄せください。
近代清掃社長が経営する施設「悠々」と「和みの里」(伊勢市上地町)
アゼスト側からは、宮本晋治常務と河之口学弁護士が出席しました。アゼスト側は、同社の管理職がAさんに行った「彼氏と別れて、私生活を侵害する発言を「そんなことを言っていない。パワハラはしていない」などと開き直りました。
Aさんに退職を迫るようなパワハラに耐えかねて、伊勢労働基準監督署に相談していますが、その翌日、管理職がAさんを呼び出し叱責しています。また、労基署相談の3日後にはAさんに「退職勧奨」を出し、これを拒否すると7日後の5月末に解雇通告をしていますが、労基署に相談に言った報復解雇です。こんな横暴は許されません。
アゼスト社はAさんの解雇理由を「能率が著しく低いか、勤務意欲が著しく劣るかによって業務に適さないとき」解雇するという、同社の就業規則を根拠にしています。
同社はAさんが悠々に勤務した最初から夜勤をさせています。夜勤は午後5時から翌朝9時までの16時間勤務、仕事が片付いていないと言って午前11時まで18時間も働かせています。しかも、夜勤はたった1人でおよそ30人もの入所者に対応しなければならない過酷な勤務です。アゼスト社は、普通は1回だけ2人で勤務してもらうが、Aさんの夜勤は2回も2人体制にした、教育訓練のために慣れるまで2人体制には経営上できない旨を表明しました。
十分な教育訓練を行わず採用後3カ月で「能率・勤務意欲が著しく低い」と決めつけて、解雇するのは明らかに解雇権の濫用です。
次回の団交は7月12日です。不当解雇を許さずにたたかうAさんにご支援をお寄せください。
近代清掃社長が経営する施設「悠々」と「和みの里」(伊勢市上地町)