2016シーズン・80thアニバーサリー メモリアルイヤー、谷繁ドラゴンズの戦い方がここにある。
【竜魂燃勝】
私の特に好きなラジオ番組から(日曜日の夕方、予定のない日はいつもジョギングしながら聴いてます。)、今季のドラゴンズの戦い方が見えてきました。
放送内容をまとめてみました。
2015年12月6日 放送分
《CBCラジオ若狭敬一のスポ音》
NO TALLK NO LIFEから
谷繁監督インタビュー(全6回予定。今回は第1回)
若狭アナウンサー、はじめに。
「専任監督になってからの初めてのオフ、どんな感じで過ごしているのか?
2015年を振り返っての話、
そして先発投手陣はどうするのか?ショートは誰にするのか?
高橋周平は腹をくくって使うのか?外野の和田選手の穴は?
新外国人、ドラフト、補強など色々聞いたが。
今日はBクラス低迷の原因にもなった、リリーフ(特に8回の失点が大きかった)、セットアッパー、ストッパーについて聞いた。」
インタビュー開始
若狭「スポ音のゲストに谷繁監督に来ていただきました。よろしくお願いします!」
谷繁「よろしくお願いします」
若狭「選手でもなく、兼任監督でもなく、専任監督になってからの初めてのオフ、いかがお過ごしですか」
谷繁「選手としては引退したんですけど、まだユニフォームを脱いでいないので。
まあ変わったとしたら、練習をしなくてもいいかな、って。それぐらいですね。」
若狭「練習しなくていいというのは嬉しい事なのか物足らないことなのかどっちですか?」
谷繁「嬉しいとは思わない。そう言うのじゃなくて、一つ荷が降りた、というか。」
若狭「ホッとしてる、ということ?」
谷繁「そっちのほうが強いですね。ハイ。そんな感じです。」
若狭「サンドラでも語っていただきましたがラジオですからゆっくり語っていただきたいんですが、
今シーズン振り返ると逆転負けが34試合で(谷繁苦笑い)セリーグで最も多かったんですが」
谷繁「(少し苦笑しながら)はい。そうですね。まあそれだけ勝てる要素はあった、ってことですね。
逆に考えれば。そこの部分をしっかりやっていけば、勝つ数は増えていく。単純ですけどね。」
若狭「ストッパー9回の候補者として監督は理想形では福谷投手が持っているボールからすると
ハマるといいな、とおっしゃっていましたが」
谷繁「まあ、今うちにいるピッチャーの中でボールのスピードであったり強さ、というものを考えた時に適正としては一番あるんじゃないか、って言う風に思ってます。」
若狭「しかし、福谷投手は今年ストッパーに収まらなかった。何が原因だったんですか?」
谷繁「んー。そうですねぇ。正直投げ方も自分では良くなったんで、こちらとしてもあまり良くなかった。まずそこもあると思います。」
若狭「投げ方、フォーム?」
谷繁「そうですね。後やっぱり9回っていう全責任を負って投げるメンタルが少しどうだったのかなぁというところもあると思う。
彼には僕も現役時代の横浜時代なら佐々木さん、ドラゴンズに来て岩瀬っていう偉大な記録を残したストッパーを受けてきたんですけれども、その人達が背負ってたものというのは大げさかもしれないんですけど、そこまで持ってった全選手の勝ち、例えばそこまで投げた先発、リリーフ、そこに対して勝ちに繋げていった守りであったり打つことそう言うことを
すべて背負って投げなきゃいけないと言う、勝ち負けに対して責任を負うということをずっと背負って投げられてたというのを僕は見ていたんで、本当にきついポジションだとは思うんですけど、そう言う思いに勝たないと、あのポジションと言うのは務まらないと思うので。それは少し伝えたんですけどね。」
若狭「シーズン中に福谷投手にお話を伺った中で、監督に言われたことで数多く覚えているんですが『逃げるな』と言われたと。
『逃げるな、の真意はど真ん中に目をつぶって投げろって意味ではなくて、
(谷繁:はい、そうです)
例えばアウトコースのストレート要求の時に9回ですから打たれたらどうしようって逃げて結果ボールゾーンに投げてしまうことも逃げですし、それこそ9回まで繋いできてくれた、だからこそ守りきりたいんだけど逃げ切りたい、というメンタルの逃げの部分、
弱さの部分がマウンドに出てくるとダメだよ、一生9回できないよ』と言われましたと福谷投手に伺いました。
ただそれを頭でわかっててもなかなか体現できない、と彼は言ってましたね。」
谷繁「はい。そうですね。」
若狭「今までの佐々木さんや岩瀬さんは表情変えてませんでしたけども逃げずにいろいろ投げた、ってことですね。」
谷繁「はい。そうですね。それぐらい、きついポジションなんですよ。」
若狭「他に、9回任せられるポテンシャルのあるピッチャーって誰ですか?」
谷繁「んー。候補とか挙げればいますよ。田島だってそうですし、
又吉だってその可能性はあります。チームとしてはまあ何人か、
と言うよりはストッパーというのは一人に任せるというのは理想なんで。」
若狭「8回、ここがことごとく、今思えば開幕戦もそうだったんですが、4-1で来てて又吉投手が炎上という。あそこからいろいろ引きずって来たんですが8回は、監督の理想形としては、
・こう言う人が一人いればいい
・複数人いて左右のバランス、投げ方(上から横からなどいろいろ)
8回の理想形は3021試合戦ってきてどうなんですか?」
谷繁「んー。7回8回セットで、その時の状態のいいピッチャー、
っていうのを選んでいった方がいいような気はするんですけどね。」
若狭「9回は理想は固定、7回8回は流動的に、旬な人を使っていくという。」
谷繁「はい。そうですね。だから中継ぎがあれだけの人数。
そんなに多く入ってないんですけどその人数が入ってると思うんですよね。」
若狭「今年やられましたけど又吉投手の来シーズン3年目、使いますか?」
谷繁「もちろん。そのために経験したわけですから。」
若狭「今年の彼で負けた試合が多々ありましたが、それでも監督が使い続けたのは、来年この痛い思いを結果として跳ね返してこいよ、というメッセージ?」
谷繁「もちろんそうです。そうやってみんな成長していくんですよね。
経験をしていない選手が成長なんてないじゃないですか。
それを本当に来年活かさないといけないんです。来年以降にね。」
若狭「それは田島投手も?」
谷繁「みんなそうです。うちのピッチャー若くなってますから。
経験をして、自分の力にして次に活かしていくという。その作業だと思うんですよね。」
若狭「谷繁監督も大洋ホエールズに入団していくつもそう言う苦い経験をしてきてたんですね。」
谷繁「もちろん。叩かれ叩かれ這い上がり這い上がりこの連続ですよ。」
若狭「そう言うご経験があるので、打たれたから、はい!お前もうダメじゃなくて、これと思ったピッチャーは目をつむり歯を食いしばりながら、いい経験してこいと。」
谷繁「そりゃまあ。そうでね。」
インタビューはここまで。
若狭アナウンサー、本日の総評。
「印象的でしたね。
ひょっとしたらドラゴンズのファンの中にも、又吉もういいだろう、福谷いいだろうと、彼らにはまだ早かったんだから来年使うのもう怖いなぁ、信用ないなぁと思う方もいるかもしれませんがそうじゃない。
去年彼らはいい経験をした。
いわゆる一口で経験経験と言うんですが、抑えたと言ういい経験をした。
今年は打たれたという苦い経験をした。
谷繁監督の言う『いい経験』と言うのは、
『良い経験+苦い経験をしてこそのイコールいい経験』だと。
去年もあって、今年もあって、彼らは良かったんだ。
その真価が3年目に問われるという意味なんですね。
お肉ばっかり食べててはダメ、お野菜も食べて、つまり
両極端なことを経験しないとプロ野球選手として初めて、
(これはプロ野球選手に限ったことではないかもしれないが)
いい思いも苦い思いもして初めていい経験だから、それを全部わかったうえで肌身に感じたうえで、来年どう言う結果を出してくれるのか、と言うところがポイントだったので、あえて9回は福谷、そして7回8回は又吉投手という名前が出てきたんですね。
しかもご自身が大洋ホエールズ時代、あるいは横浜ベイスターズ時代を経験していたから、ということでありました。
谷繁監督のインタビューを聞いていると徐々に2016年のドラゴンズの戦い方が見えてくるかもしれません。」
以上が放送内容でした。
さて、今シーズンの抑えは誰が担うのか?
7.8回のセットアッパーは大丈夫か?
また、岩瀬の復活はあるのか?
等々、期待と不安が入り乱れキャンプインまで1ケ月。
選手個々も自主トレが始まった様です。
目指せ!投手王国復活へ 谷繁ドラゴンズ✊
【竜魂燃勝】
私の特に好きなラジオ番組から(日曜日の夕方、予定のない日はいつもジョギングしながら聴いてます。)、今季のドラゴンズの戦い方が見えてきました。
放送内容をまとめてみました。
2015年12月6日 放送分
《CBCラジオ若狭敬一のスポ音》
NO TALLK NO LIFEから
谷繁監督インタビュー(全6回予定。今回は第1回)
若狭アナウンサー、はじめに。
「専任監督になってからの初めてのオフ、どんな感じで過ごしているのか?
2015年を振り返っての話、
そして先発投手陣はどうするのか?ショートは誰にするのか?
高橋周平は腹をくくって使うのか?外野の和田選手の穴は?
新外国人、ドラフト、補強など色々聞いたが。
今日はBクラス低迷の原因にもなった、リリーフ(特に8回の失点が大きかった)、セットアッパー、ストッパーについて聞いた。」
インタビュー開始
若狭「スポ音のゲストに谷繁監督に来ていただきました。よろしくお願いします!」
谷繁「よろしくお願いします」
若狭「選手でもなく、兼任監督でもなく、専任監督になってからの初めてのオフ、いかがお過ごしですか」
谷繁「選手としては引退したんですけど、まだユニフォームを脱いでいないので。
まあ変わったとしたら、練習をしなくてもいいかな、って。それぐらいですね。」
若狭「練習しなくていいというのは嬉しい事なのか物足らないことなのかどっちですか?」
谷繁「嬉しいとは思わない。そう言うのじゃなくて、一つ荷が降りた、というか。」
若狭「ホッとしてる、ということ?」
谷繁「そっちのほうが強いですね。ハイ。そんな感じです。」
若狭「サンドラでも語っていただきましたがラジオですからゆっくり語っていただきたいんですが、
今シーズン振り返ると逆転負けが34試合で(谷繁苦笑い)セリーグで最も多かったんですが」
谷繁「(少し苦笑しながら)はい。そうですね。まあそれだけ勝てる要素はあった、ってことですね。
逆に考えれば。そこの部分をしっかりやっていけば、勝つ数は増えていく。単純ですけどね。」
若狭「ストッパー9回の候補者として監督は理想形では福谷投手が持っているボールからすると
ハマるといいな、とおっしゃっていましたが」
谷繁「まあ、今うちにいるピッチャーの中でボールのスピードであったり強さ、というものを考えた時に適正としては一番あるんじゃないか、って言う風に思ってます。」
若狭「しかし、福谷投手は今年ストッパーに収まらなかった。何が原因だったんですか?」
谷繁「んー。そうですねぇ。正直投げ方も自分では良くなったんで、こちらとしてもあまり良くなかった。まずそこもあると思います。」
若狭「投げ方、フォーム?」
谷繁「そうですね。後やっぱり9回っていう全責任を負って投げるメンタルが少しどうだったのかなぁというところもあると思う。
彼には僕も現役時代の横浜時代なら佐々木さん、ドラゴンズに来て岩瀬っていう偉大な記録を残したストッパーを受けてきたんですけれども、その人達が背負ってたものというのは大げさかもしれないんですけど、そこまで持ってった全選手の勝ち、例えばそこまで投げた先発、リリーフ、そこに対して勝ちに繋げていった守りであったり打つことそう言うことを
すべて背負って投げなきゃいけないと言う、勝ち負けに対して責任を負うということをずっと背負って投げられてたというのを僕は見ていたんで、本当にきついポジションだとは思うんですけど、そう言う思いに勝たないと、あのポジションと言うのは務まらないと思うので。それは少し伝えたんですけどね。」
若狭「シーズン中に福谷投手にお話を伺った中で、監督に言われたことで数多く覚えているんですが『逃げるな』と言われたと。
『逃げるな、の真意はど真ん中に目をつぶって投げろって意味ではなくて、
(谷繁:はい、そうです)
例えばアウトコースのストレート要求の時に9回ですから打たれたらどうしようって逃げて結果ボールゾーンに投げてしまうことも逃げですし、それこそ9回まで繋いできてくれた、だからこそ守りきりたいんだけど逃げ切りたい、というメンタルの逃げの部分、
弱さの部分がマウンドに出てくるとダメだよ、一生9回できないよ』と言われましたと福谷投手に伺いました。
ただそれを頭でわかっててもなかなか体現できない、と彼は言ってましたね。」
谷繁「はい。そうですね。」
若狭「今までの佐々木さんや岩瀬さんは表情変えてませんでしたけども逃げずにいろいろ投げた、ってことですね。」
谷繁「はい。そうですね。それぐらい、きついポジションなんですよ。」
若狭「他に、9回任せられるポテンシャルのあるピッチャーって誰ですか?」
谷繁「んー。候補とか挙げればいますよ。田島だってそうですし、
又吉だってその可能性はあります。チームとしてはまあ何人か、
と言うよりはストッパーというのは一人に任せるというのは理想なんで。」
若狭「8回、ここがことごとく、今思えば開幕戦もそうだったんですが、4-1で来てて又吉投手が炎上という。あそこからいろいろ引きずって来たんですが8回は、監督の理想形としては、
・こう言う人が一人いればいい
・複数人いて左右のバランス、投げ方(上から横からなどいろいろ)
8回の理想形は3021試合戦ってきてどうなんですか?」
谷繁「んー。7回8回セットで、その時の状態のいいピッチャー、
っていうのを選んでいった方がいいような気はするんですけどね。」
若狭「9回は理想は固定、7回8回は流動的に、旬な人を使っていくという。」
谷繁「はい。そうですね。だから中継ぎがあれだけの人数。
そんなに多く入ってないんですけどその人数が入ってると思うんですよね。」
若狭「今年やられましたけど又吉投手の来シーズン3年目、使いますか?」
谷繁「もちろん。そのために経験したわけですから。」
若狭「今年の彼で負けた試合が多々ありましたが、それでも監督が使い続けたのは、来年この痛い思いを結果として跳ね返してこいよ、というメッセージ?」
谷繁「もちろんそうです。そうやってみんな成長していくんですよね。
経験をしていない選手が成長なんてないじゃないですか。
それを本当に来年活かさないといけないんです。来年以降にね。」
若狭「それは田島投手も?」
谷繁「みんなそうです。うちのピッチャー若くなってますから。
経験をして、自分の力にして次に活かしていくという。その作業だと思うんですよね。」
若狭「谷繁監督も大洋ホエールズに入団していくつもそう言う苦い経験をしてきてたんですね。」
谷繁「もちろん。叩かれ叩かれ這い上がり這い上がりこの連続ですよ。」
若狭「そう言うご経験があるので、打たれたから、はい!お前もうダメじゃなくて、これと思ったピッチャーは目をつむり歯を食いしばりながら、いい経験してこいと。」
谷繁「そりゃまあ。そうでね。」
インタビューはここまで。
若狭アナウンサー、本日の総評。
「印象的でしたね。
ひょっとしたらドラゴンズのファンの中にも、又吉もういいだろう、福谷いいだろうと、彼らにはまだ早かったんだから来年使うのもう怖いなぁ、信用ないなぁと思う方もいるかもしれませんがそうじゃない。
去年彼らはいい経験をした。
いわゆる一口で経験経験と言うんですが、抑えたと言ういい経験をした。
今年は打たれたという苦い経験をした。
谷繁監督の言う『いい経験』と言うのは、
『良い経験+苦い経験をしてこそのイコールいい経験』だと。
去年もあって、今年もあって、彼らは良かったんだ。
その真価が3年目に問われるという意味なんですね。
お肉ばっかり食べててはダメ、お野菜も食べて、つまり
両極端なことを経験しないとプロ野球選手として初めて、
(これはプロ野球選手に限ったことではないかもしれないが)
いい思いも苦い思いもして初めていい経験だから、それを全部わかったうえで肌身に感じたうえで、来年どう言う結果を出してくれるのか、と言うところがポイントだったので、あえて9回は福谷、そして7回8回は又吉投手という名前が出てきたんですね。
しかもご自身が大洋ホエールズ時代、あるいは横浜ベイスターズ時代を経験していたから、ということでありました。
谷繁監督のインタビューを聞いていると徐々に2016年のドラゴンズの戦い方が見えてくるかもしれません。」
以上が放送内容でした。
さて、今シーズンの抑えは誰が担うのか?
7.8回のセットアッパーは大丈夫か?
また、岩瀬の復活はあるのか?
等々、期待と不安が入り乱れキャンプインまで1ケ月。
選手個々も自主トレが始まった様です。
目指せ!投手王国復活へ 谷繁ドラゴンズ✊
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