2014年プロ野球 達成しそうな記録、してほしい記録

2014年02月06日 | ドラネタ

特製マットに乗り、トス打撃の小笠原

 

田中将大(楽天)が世界記録となる開幕24連勝を飾り、ウラディミール・バレンティン(ヤクルト)がプロ野球記録となるシーズン60本塁打を達成。さらに、アレックス・ラミレス、中村紀洋(ともにDeNA)、谷繁元信(中日)井口資仁(ロッテ)が2000安打を達成するなど、空前の記録ラッシュに沸いた2013年。そして2014年もまた、数々の大記録達成の予感が漂う。
※井口は日米通算記録

 

2000本まであと100本に迫った中日・和田一浩。

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2000本まであと100本に迫った中日・和田一浩。

 

 打者にとって超一流の証である2000本安打。昨年は4人もの打者が達成したが、今年もその大記録に挑戦しようとする選手がいる。現在、2000本安打に最も近いところにいるのが通算1921安打の谷佳知(オリックス)。しかし、巨人に在籍していた昨シーズンはわずか13試合の出場にとどまり、放った安打は7本。オフには来季の構想から外れ、自由契約となった。そんな谷に救いの手を差し伸べたのが、かつて谷が主軸として活躍していたオリックスだった。8年ぶりの古巣復帰を果たした谷は、「チームが勝つことが大前提だが、(2000本安打は)2014年シーズンに達成したい」と、あと79本に迫った大記録達成に意欲を燃やす。

 もうひとり、今シーズン中の達成に期待がかかるのが、通算1900安打の和田一浩(中日)。西武在籍時代の2002年から12年連続してシーズン100安打以上を放っており、例年通り順調にシーズンを迎えることができれば、記録達成は間違いないだろう。

 この他にも、2000本安打まで残り161本の福浦和也(ロッテ)、189本の新井貴浩(阪神)、193本の井端弘和(巨人)と続くが、今シーズン中の達成なるか注目だ。
ホームランでは、史上19人目の400号まであと23本の小笠原道大(中日)。2011年5本、2012年0本、2013年1本と、統一球導入後の3年間は苦しんでいるが、かつては6年連続30本以上を放ったスラッガー。新天地・中日で復活を果たすことができるのか、小笠原の打棒に期待したい。

 また300号を狙うのが、通算298本塁打の和田一浩、通算288本の村田修一(巨人)、通算277本の新井貴浩(阪神)の3人。それぞれチームの主軸を担い、ホームランを期待されている選手だけに、今シーズン中の記録達成に注目が集まる。もうひとり300号を期待したいスラッガーがいる。それが通算238本塁打の中村剛也(西武)だ。昨年はケガで苦しみわずか4本塁打に終わったが、過去4度本塁打王に輝くなど、実力は折り紙つき。300号まであと62本だが、昨年バレンティンが更新した60号の日本記録を破り一気の大台到達も……中村なら決して不可能な数字ではないはずだ。

 野手は次々に記録が達成されそうだが、投手は苦戦が続きそうだ。まず、名球会の入会資格である200勝だが、2008年の山本昌(中日)を最後に出ていない。通算182勝の西口文也(西武)があと18勝と迫っているが、2012年が5勝、2013年は0勝に終わっており、今シーズンでの記録達成はどうか……。この西口を追うのが、日米通算171勝の黒田博樹(ヤンキース)。2010年から4年連続2ケタ勝利をマークしているが、それでも200勝まであと29勝。今シーズン中の達成は厳しいだろうが、来季以降の達成のためにどこまで勝ち星を積み重ねることができるのか楽しみだ。

 投手にとってもうひとつの入会資格である250セーブだが、現在、日米通算222セーブの藤川球児(カブス)がこの記録に最も近い男である。しかし昨年ヒジの手術を行ない、完全復活にはまだしばらく時間がかかりそう。たとえ復活したとしてもクローザーのポジションを確約されているわけではなく、セットアッパーとしての起用も十分に考えられる。昨年の上原浩治(レッドソックス)のようにセットアッパーからクローザーに転向した例もあり、残り28セーブを達成できるのか、かなりハードルは高いが期待したい。
難しい記録に挑むといえば、二刀流に挑戦中の大谷翔平もそのひとり。プロ1年目の昨年は、野手として77試合に出場し、投手として13試合に登板したが、いずれも規定打席、規定投球回に達することができなかった。そしてこのオフ、大谷が掲げた2014年の目標は「規定打席と規定投球回に到達する」というもの。ちなみに、日本プロ野球史において規定打席、規定投球回の両方をクリアしたのは、野口二郎(元阪急)しかおらず、史上2人目の快挙達成なるか、大谷の挑戦を見守りたい。

 そして忘れてならないのが、日本記録に挑む谷繁元信(中日)だ。現在、谷繁の出場試合数は2900で、あと118試合で野村克也氏の持つ日本記録の3017試合を抜く。肉体的、精神的に負担が大きい捕手というポジションで、しかも今季はプレイングマネージャーとしてチームの指揮も執る。それだけに記録が達成されれば、喜びもひとしおだろう。

 今年も多くの記録が達成されそうだが、昨年の田中にしてもバレンティンにしても、シーズン前は誰ひとり予想などしていなかったはずだ。それだけに今シーズンも、誰も予想していなかった記録に出会えるのか。球春到来までもう少し、心躍るシーズンになることを期待したい。

以上、web Sportivaより

キャンプだより(第2クール2日目)
天気があまり良くない様でしたね。
一番気になったのは、インフル2号(聡文)出てしまいました
これ以上はダメ!とにかく昨年の二の舞だけは...
先日、荒木ばラジオ出演時、「昨年インフルかかってから調子上がらなかった」
とコメントしています。
ちょっとケガ人、病人が出はじめました。(直倫、憲伸、エルナンデス、聡文)
また、岡田の調子が上がらないみたい(ストライクが入らない大乱調?)
好調は、濱田の制球が安定してる様です。



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