数年前、名古屋市の中川図書館は新しく建て替えられた。
以前あった図書館とは、場所も変わった。
前の図書館へ、行ったときのこと。
本の返却が遅れていて、早く返しに行かなくてはと思いながら、なかなか行けなかった。
そして、やっと返しに行けたのは、夜8時か9時頃だった。
図書館の隣には公園があって、図書館は道沿いではなく、少し入ったところにあった。
図書館の建物に近づいていくと、奇声が聞こえた。
歌の練習とか発声練習とかではなく、誰がどう聞いても、まちがいなく奇声だと言うと思う。
こ、怖いよぅ、変な人がいるよぅ。
外灯はあったけれど、どこにいるのか姿が見えず、意味不明の声が響いていた。
本当に怖いんだけど、遅れてるし、さっさと本を返して帰ろうと、建物の入り口付近に返却ポストを見つけた。
と、思ったら、「これは郵便受けです。図書館の返却ポストは奥にあります。ここへは本は入れないで下さい」と、書いてあった。
その日本語は理解できたけれど、怖くて、それ以上先へ進みたくなかったので、郵便受けへ本を入れて帰ってきた。
図書館の人にどう思われようが、平気。身の安全の方がたいせつなので。
以前あった図書館とは、場所も変わった。
前の図書館へ、行ったときのこと。
本の返却が遅れていて、早く返しに行かなくてはと思いながら、なかなか行けなかった。
そして、やっと返しに行けたのは、夜8時か9時頃だった。
図書館の隣には公園があって、図書館は道沿いではなく、少し入ったところにあった。
図書館の建物に近づいていくと、奇声が聞こえた。
歌の練習とか発声練習とかではなく、誰がどう聞いても、まちがいなく奇声だと言うと思う。
こ、怖いよぅ、変な人がいるよぅ。
外灯はあったけれど、どこにいるのか姿が見えず、意味不明の声が響いていた。
本当に怖いんだけど、遅れてるし、さっさと本を返して帰ろうと、建物の入り口付近に返却ポストを見つけた。
と、思ったら、「これは郵便受けです。図書館の返却ポストは奥にあります。ここへは本は入れないで下さい」と、書いてあった。
その日本語は理解できたけれど、怖くて、それ以上先へ進みたくなかったので、郵便受けへ本を入れて帰ってきた。
図書館の人にどう思われようが、平気。身の安全の方がたいせつなので。