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出かけた先から高速道で2時間ほどとあれば、行くしかない。
が、あいにく展示替えのため休館であった・・・・。
居合わせた人に断って未練がましく受付周辺の写真を撮っていたところ
学芸員の方がやってきて、なんと、企画展示のコーナーを特別に見せてくれるとのこと。
作業の邪魔をしてはいけないと思い早々と辞したが、
休館であることのお詫びやわざわざ来館してくれたことへの感謝の言葉をもらい恐縮。
教えてもらった「萩原朔太郎記念館」へ向かう。
広大なバラ園の片隅に、移築保存された生家建屋(の一部)が記念館としてあった。
無料、管理人無し。旧萩原家の土蔵であった内部に詩集「青猫」、「氷島」と、
詩「漂泊者の歌」の自筆原稿が展示されていた。
年譜を見ると16歳で文芸誌に所属、17歳で級友らと同人誌創刊、27歳で詩壇に登場し
室生犀星、山村暮鳥、北原白秋、萩原恭次郎などと出会っている。
第一詩集「月に吠える」刊行は31歳。
その後、若山牧水、堀辰雄、中野重治、三好達治・・・数多くの詩歌人の名が続く。
(詩を書いていないなぁ、最近。詩を読んでいないなぁ、ずっと)
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