福沢諭吉(1万円札)まではイケてないようだけど、野口英世(千円札)より上みたいな樋口一葉(5千円札)。
個人的には明治の小説は読みにくくて苦手ですけど、大多数の方々には24才で早世した人生を含めて人気は根強くあるようですね。
菊坂町(文京区)から移り住んでいた龍泉寺町(台東区)に一葉記念館があって、その前の公園に記念碑が建っています。
小説「たけくらべ」は、ここ吉原の環境から発想されたと言われているそうです。
下町の雰囲気漂う菊坂町の旧居跡付近と一葉も使っただろう掘り抜き井戸と、頼りにする事が多かったらしい坂の上にある伊勢屋質店。
「大つごもり」、「たけくらべ」、「にごりえ」等ほとんどの作品の創作場所で終焉の地、丸山福山町に建つ記念碑。
「家賃はちょっと高いけど・・・」と思いながらも住み慣れた町に戻って来て、文人としてもやっと光明が見え出した頃だったので心残りだったでしょうね。