西湖の白堤を模したようなつくりの池など素晴らしさが分かると思います。
蘇州四大名園の一つで、現存する庭園の中では最も古いそうです(15元)。
やや質素で、これでもかの派手さがなく日本庭園の趣を感じました。
庭園入り口前の運河周辺も良い雰囲気です。
旧蘇州城で唯一残っている城門(40元)。
春秋時代に東門ではなく、この盤門(西の南端にある)に伍子胥の目玉が懸けられたらしい説が、司馬遼太郎の「街道をゆく・中国江南のみち」(例によって、「余談になるが・・・」と、「さきにのべた」、「すでにのべた」で雑学、うんちく超満載の紀行文)に記載されている。
呉の旗が翻っていて、なかなか雰囲気のある城門と公園と、遥か彼方の越の方面や、網の目のようにめぐらされている運河などを眺めて想像を膨らませていると、二千五百年の時を往復して今の時間を忘れそうになれる。
ワタシ的には一番のお薦め庭園(20元)。
太湖石の迷路でアミューズメント的で楽しい。
見知らぬ人たちと譲り合いながらニイハオと親しくなれる。
しかも、どの場所も美しく、つい写真をたくさん撮ってしまう。
呉の孫権が母のために建てたと言われる報恩時(25元)境内にある九層(約60m)で内部は石造り、外側は木造で明代に建立された。
高所恐怖症の私としてはビビリながら階段を一段ずつ上ってみた。
勇気を出してそこから見た蘇州の町並みは、高いビルが少なく新旧入り混りつつも古都の雰囲気十分だった。