紅葉が美しい時期でもあり、すっきりしない天候ながら観光客は多い。
天下第三泉の虎跑泉(15元)。
門から続く長めのアプローチが、深山に分け入った気分にさせてくれ、思わず深呼吸を誘う環境で素晴らしい場所です。
湧き出る水もきれいで、そのまま飲んでみましたがおいしい水です(その後おなかを壊したりはしませんでした)。
地元の人たちが大きなポリタンクを持って来て水を詰めていました。
その水で入れた龍井茶(ホット)のボトル(20元)グッドです。
裏山には虎を前にのんびり昼寝をする僧のユーモラスな石像があります。
仏教で有名な話に「捨身飼虎」(しゃしんしこ)と言うのがありますが、これをモチーフにしたのではないだろうかと思います。
帰りにはまたタクシーが捕まらず、門のすぐ前にあったバス停から(バス停に表示されている行き先名と地図を付け合せてチェックし、その番号のバスを待って)バスで繁華街まで行き、そこからタクシーで駅まで行って無事帰る事が出来ました。
「朝によし、夕によし、雨の日にもまたよし」と詠われ、美女西施にたとえられた西湖。
夜半に雨が降った後で、全体が靄っていた(私的にはスカッと晴れて欲しい)。
岳王廟前から湖を横切る遊歩道をのんびり歩いていると、広い湖のせいもあり、気分も広がり、確かにそこはかとなくイイ気分になる。
蘇堤の一部と白堤を休み休み歩いてきました。
杭州駅前は改修工事中で雑然としていてタクシー乗り場が分からずとりあえず通りへ出てみた。
通るタクシーを呼び止めても乗せてくれない(一日観光とかの実入りの良い観光客を狙っているようだ)。
どうしようかと思っていたら、前方にチョークラシックなバス止まっていたので近づいて見ると、ボディに行き先表示があり、どうやら西湖を一周する巡回バスのようだった。
運賃3元を支払い、女性の車掌さんに地図を見せて目的地を示すと、行くという事でひとまず安心。
西湖湖畔を時計回りに回って(乗って良かった!バスの速度で車窓見学、ただ車掌さんの中国語案内は理解不能)、南宋の英雄岳飛を祀る岳王廟で降りて歩き始めた。