久遠の里

久遠の里のうたのワークショップでした。
会場にはピアノがあるのですが、皆さんに背中をむけてうたう事になるので、電子ピアノを持って行きます。
音域にあった転調が簡単なのも助かります。

そして小気味よい音の楽器も持っていきます。
荷物が多いです。
今日は準備してあるにもかかわらず、打楽器系をひとカゴ、玄関先に忘れてきました。
その分、ベルやトーンチャイムを楽しみました。

うたはなんと言っても秋のうた。。
いいですね～。
日本の秋のうたはなんて旋律がきれいなのでしょう。

寝たきりのHさんもかすかにお口が動きます。
今日はご家族の方がそばに居て下さるからか、とても反応がよいです。
いつもはワークの中程で眠ってしまうEさんも最後までばっちり参加されていました。
ただ、102歳のKさんは珍しくお疲れのよう、それでもうたが聞こえてくるとしっかり手拍子をされますが、無理は禁物、はじめて途中でお部屋に戻られました。

いつも思うのですが、ここではピアノ伴奏をしながらうたうよりも、アカペラで充分なので、出来るだけひとりひとりのそばで一緒に声をだすほうが、気持ちに寄り添えると感じています。

あ～～、うたった、うたった楽しかった。
車イスを押されながら、後ろをふりかえり手をふってくださるおばぁちゃんたちの日常に、寄り添えるようなうたを一緒にうたっていきたいと思います。


職員、スタッフのみなさまありがとうございました。
楽しかった～。