山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

やんばるの幸

2025-03-02 09:10:44 | 歌語り沖縄

朝8時、伊江島イチバンのフェリーで大宜味村を目指します。

湿度高め、ん?朝から暑いかも。

 

ネットは便利ですね、色々な連絡がきます。

お返事待っていてください〜。

内心、焦りますが。

         

伊江村で出会った皆さん、これで終わらせないからね(笑)

次の機会を調整しています。

 

         

リョウコウ二等兵には一方通行ではあるけれど、アポ取りしてあります。

事前に区長さんにも連絡しました。

私が会いたいみなさんはご高齢のため、電話が通じても内容は通じないです。

だから、会えるのも会えないのも「運」。

         

私にもポリシーがあるので会うまでのルートにも間違わないチョイスが大事。

 

リョウコウ二等兵は大歓迎してくださった。

お弁当を食べ、お茶を飲み干し、元気は確認できました。

足の怪我が気になるけれど、ご身内には連絡済みのようだからきっと大丈夫。

「あの戦争で死なんかったから、ぼくは簡単には死なない」

普通の人なら激痛と発熱は大袈裟じゃないと思う患部。

痛みはないという。

脅威の免疫力だと思う。

         

もう一人のゲスト、ユッキー。

実直な(私の感覚)変わり者(と、周りは思うらしい)。

         

私が常識として生活してきたことが全てではないとつくづく思う沖縄の習慣。

人間は面白いし、文化は驚きとサスペンスの狭間。

山梨からだと、本物の海外だ。

 

         

3人で沖縄戦当時の話をした。

これこそ本題ではあるけれど、12月に聞いた時に比べ少し違和感を感じる。

年齢には逆らうことはできないと思うと自然なこと。

リョウコウさんの話の切れ目で終わりにした。

 

今回もお弁当はリョウコウさんとユッキーに食べてもらい、あと一つはリョウコウさんの夕飯にしてもらった。

 

そして、以前から気になっていたことがあり、リョウコウさんと信頼関係が築けたら...と思っていたら実行したいことがあり、ついにそのチャンスが来た。

小一時間ではあるけれど、ユッキーに影でサポートしてもらい作業は完了。

慣れない湿気はいつもより体力を使う。

でも、みんながハッピーになったので、全てよし。

 

「やまもとさんは、特攻の生まれ変わりだ」

突然、リョウコウおじいがつぶやいた。

 

区長の奥様に挨拶、おじいたちにはまた来るねとお別れした。

お腹すいた(笑)

サプライズが待っていた。

 

         

作業で、メイクドロドロ、髪はボサボサ、こんなオシャレなリゾート地に立ち寄るのは場違いもいいところ。

 

えへへ・・・伊江島ユッキーからのサプライズプレゼント。

甘えます!!

         

大変なことになりました、島で出会った時、そんな事を言ってはくれたけれど、いざとなると遠慮も出て当然。

しかし、お腹が空いていたんです。

ユッキーのお兄様が経営されている「海邦丸」での魚のバター焼きディナー!!!!!

ご馳走になりました m(_ _)m

 

17:30の開店と同時に満席になる超人気店です。

開店ジャストだと気まずいかなとマルシェ内を見学、5分ずらしてうかがったら、長蛇の列が店内まで。

しかし...

 

        

名前を告げると、粋な店員さんたちが笑顔で「山本さま、お通しして」と。

今更だけれど、髪を整えたりして。

席に座ると同時に「バター焼き通してあります」ニコリ。

 

そして、にんにくとバターを香らせて、ジュワジュワ言いながら運ばれてきました。

 

こ、高級品です。

オドオドがわからないように、堂々と平らげました。

美味し過ぎる。

 

      

 

偶然かもしれないけれど、私のテーブル周り二人の方が、その後にオーダーしたのは同じバター焼きでした。

ユッキーからのラインには「好きなだけ食べて、1匹でも2匹でも」と。

美味しかったぁ〜

 

この恩送りは大きいです。

ユッキー、お兄様ご馳走様でした。

ありがとうございました。

 

色々考えてしまうわ...歌語り人生。


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