日本三大荒行と言われる、日蓮宗の大荒行
千葉県の法華経寺で行われる100日修行。
午前2時半に起床。
午前3時から3時間おきに一日7回の冷たい水をかぶる水行を行います。
朝、昼、夕、夜と勤行し、そのほかの時間も常にお経を読み続ける修行です。
毎日の睡眠は2時間半。
食事は朝と夕方の2回、おかゆと味噌汁のみです。
この修行を無事に終えた報告と祝いの日です。
祐介くん、ピアノレッスンに通ってくれていました。
弟くんも妹も教室に。
小さな頃からお家ぐるみでおつきあいさせていただき、この日を迎え言葉を選べないほど感激。
日祐上人となられた彼に敬服です。
ご同行のお上人たちと水行です。
私も数珠を握りしめ、手を合わせます。
尊くて、尊くて涙がこぼれます。
生まれ育った、山里にある小さなお寺。
修行ですっかり潰れた声で伝える、ご先祖、ご両親、これまでに関わってきた方々への感謝の言葉。
心の奥から湧き出る感謝の気持ちがそのまま本堂に満たされ、込み上げる涙に一瞬の間。
尊いです。
私も恥ずかしいくらい涙が止まらなくなりました。
この後、加持祈祷をしていただきました。
100日の荒業を修めた僧侶が木剣を打ち鳴らしながら行う祈祷法です。
ありがたいという言葉がぴったりでした。
100日修行を成満し、すっかりたくましくなった祐介くん、感無量の私です。
ファミリー写真を見てもここまでの歳月を思い出し胸が熱くなります。
感動、私に生きるちからをくださってありがとうございました。