山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

月のそばで

2013-04-27 21:20:00 | フランスライブ
いつもの毎日がはじまった。
寝坊している私の顔をサラが手でゆする。

「起きな、散歩に行こうよ、いい天気だよ」

すっかり張りつきワンのサラは夕べも同じ枕で眠った。

実家に行き、母の着替えをし、洗濯をして父の独り言を聞く。
アトリエに戻り、畑に行き、ネギをこいでみそ汁を作りました。
白いご飯にみそ汁に卵焼き、キュウリの漬け物。
完璧!
本当はご飯とみそだけでも良い感じなんだけれど。
とたんにおなかの調子がよくなるから不思議。
しばらく玄米にしようかと思います。
ご飯は心が元気になってゆくからね。

じわじわと疲れを感じます。

弱い頭痛もあり、開け放した窓から気持ちのよい風が入り、一日ウトウト・・・いえ、グーグー。。
いくらでも眠れます。

まだしばらく、写真とフランス日記は続きます。
「歌語り」ともうひとつの目的など・・・。

そうそう・・・
写真はないけれど、帰りの飛行機はパリを20:00に出ました。
復路は窓側の席だけれど、狭いエコノミーシートはあまり身動き出来ません。
下ばかり見ると酔いそうで、雲の流れを見ながらのフライトでした。
だんだん暗くなり、たぶん満月まであと一日かな・・・
少しだけ空に溶けている月。

ちょうど目の高さより少し上にお月さま。
この旅を振り返ると、またまた泣けてきます。
空港でも何度も涙があふれましたが、格好よすぎるので(?)我慢。

今、私は今までの人生で、たぶん「月」の一番近くに居る。

空からこちらに光を放つ、曇りのない月。
下から見たら、たぶん、おぼろ月夜かな。

11時間のフライトは月から太陽へ、雲間から雲の上へ
宇宙を感じる空の旅も楽しめました。

新しくなってゆく ”harumi world”
私が変わってゆくことで誰かに伝えられる事がある。

何をやっても自信がなく、自分が好きになれなかった頃。
疎外感や劣等感で苦しいばかり。
人生を変えようと思った日。
あれから・・・もうすぐ20年になる。
今のわたしがあるのはたくさんの人のおかげ。
最初の一歩を歩み出す勇気と、支えてくれた人との出会い。
私が変わってゆく事で誰かに伝えられる事がある。

私が見たあの月は、あれから違う国の誰かを照らしている。
命には限りがある。
だから「この瞬間を精一杯生きる」。
世界がだんだん狭く感じる。

命の限り、Stream Live が世界中で展開出来たらいいな。
夢じゃない、歩き出せばいいだけ・・・。


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