山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

朝から…

2011-06-08 07:10:00 | うた♪と音のライブ
ここが鬼子母神堂のある十如坊入り口です。
昨日、半分冗談で甥のituki君に「朝6時に機材の搬入だよ、手伝ってね」と声をかけました。

5時55分「おはようございます」・・・玄関に立つ小学5年生。
一人で起きて、わかめご飯を食べてきた来たそうです。
新じゃがのお味噌汁を振る舞い(笑)、一緒に機材を積み込みました。
ituki君は早朝の身延山中の空気を満喫、よく動いてくれました、ちゃんと一人前。
鬼子母神さんでお菓子や、カルタのご褒美をいただきうれしそうです。

いい朝です。
いい一日になる予感でいっぱいです。
鬼子母神堂さん初の試みのライブです。


      

鬼子母神堂は大好きな場所。
はじめてそっとお参りしたのは15年くらい前。
こんなご縁をいただけるとはありがたいです。

makotoさんも真っ赤な目で「おはよう」。
どんなに忙しくても、毎回いろいろな所を手直ししてきてくれます。
昨日した最後の電話打ち合わせがしっかり反映されています。
一緒に創り上げていく過程はとても心強いものです。
「いのち・平和」「自分らしく生きること」を表現したい私達の日常の模索は試行錯誤の繰り返し・・・その過程にいることが、今を生きるちからになっているのだと思う。



      

映像もくっきり、音決めもすんなり、相変わらずの寝不足なのに声のコントロールも出来るし、気持ちも静か・・・とてもとてもすべてがよいのです。

朝の小雨もすっかり上がり、外はきれいな日差しの中、ご縁日のお参りに集まる皆さんの声が聞こえてきます。
開演の11時に合わせて9時にはいらっしゃるという、二ヶ月前から今日を楽しみにして下さった皆さんの気持ち・・・それは開演前から、ライブ会場と私の心をいっぱいに満たして下さいました。



      

予感どおり、とても静かに深く、胸があつくなるライブになりました。

いつもと違うのは、わたしが最初から涙が込み上げてきて困ったこと。
久しぶりです、最初からなんて。
しかも最後までで、体の中に二人分の感情があるみたいな、誰かとリンクしているような不思議な感じ・・・冷静に場面を歩くような感じでもあり・・・まいったまいった。

うたは祈りでした。
毎回そう思うのだけれど、今日は体中からわきでるような祈りでした。
恋文は天空、時空との世界の人と交信している感じ。

この場所がそうさせてくれたのかな。
歌も語りも、いつも目標にしたくなるようなライブになりました。
今日は星めぐりのうたではじめて、雨ニモマケズもうたい、くすぶり続けるマイブームは宮沢賢治です。
初めてのライブ活動「セロ弾きのゴーシュ」を思い出します。
バージョンアップしたSEも臨場感があり、うたが絡み易くてよいです。

感想を下さったお若い方も年配の方もお客様の感性もすばらしい。
地元の方もたくさんいらしていただき、うれしいな、身延が舞台だものね。

ライブ終了後たくさんのお客様と話していて気がつかなかったのだけれど、ピアノの鍵盤の上に「お気持ち」を残して帰られたお客さまがいらした・・・おひねり?チップ?
なんとも(笑)


 
      

Stream liveならではの素敵なエピソードがいくつかありました。
記憶を旅する、そして大切な人や想いに会いにいく・・・写真とうた、言の葉がそこへいざなう。。

Stream Liveはとても素敵なプロジェクトだなぁと、6月の木漏れ日の中で過ごす心地よい時間にしみじみ思うのでした。もっと深めたいし、大切に育んでいくぞ~と霊山にて誓いました。

お上人、奥様、若上人、ayukoさん、ありがとございました。
鬼子母神さま、見守って下さってありがとうございました。

次回Stream Liveは6月18日甲府ハーパーズミルというライブハウスです。
記憶を旅して大切な人を想う時間に。

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