山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

魔法使い

2009-10-01 23:22:00 | ここで愛ましょう
さわやかな秋晴れ。

御坂町までの朝ドライブは紅葉を眺めたり、想いを馳せたり、あっと言う間。
午前中は御坂東小3、4年生30名、午後は御坂西小4年生、約100名と2つの小学校の合唱ワークがありました。
10月の音楽祭にむけての取り組みです。

もっ、泣くにも笑うにも最高のワークでした。
ご覧の通りの歌声です。
楽しくてピアノを座って弾いていられません!
このノリは一体何?
歓迎の気持ちを歌で表現していただき、わたしは幸せものです。
素材はOK!
駆け引きが嫌いな私との付き合い方のわかっている子どもたち。
歌声に音もプラスして、ぐんぐん変わっていく合唱。

この気持ちよさを忘れずにを大きくなってくれたら、未来の地球は安心だと地響きが私の体を駆け抜けるのでした。

「オブラディ・オブラダ」
「花笛」

LOVE&PEACEな歌声。
大人になって小さくまとまるなよ、と心の中で願う私です。
この選曲当たり!自分をほめるの巻。

    
    
     

野菜たっぷりの給食をご馳走になりました。
職員室で反省(ない、満足)や、打ち合わせ(2分)をしながらゆっくりいただきました。


     

さて、移動です。
でも7分。
ここでも100人のハートフルでラブリーな歌声に出会うのでした。

この学年は昨年、学校ライブで会っています。
「魔法使いだ」誰かが言いました。
そうか・・・今日は魔法使いになる事にしました。
魔法がよく効きます。
ずいぶん即効性のある魔法で、私も・・!?。
「信じるものはしあわせに」本当かもしれません。
100人の小さな心や声が同じ方に向かうエネルギーは大きな気流を起こします。
90分のワークは声を出す子どもたちにとって体力的に大変だと思います。
でも健気な笑顔。
いつもの事ながら何度もウルウルきてしまいます・・・。

体育館から教室に戻る子どもたちにバイバイしながらお見送り。
いちばん最後の子。
なかなかみんなと同じ時間を共有出来ない子。
今日はどうなるかな?脱走するかな?ひっくりかえるかな?って思っていたけれど、最後までいられました。
そして体育館から出る時に私の顔に近づき

「きょうはごくろさまでした、ありがとございました」

わたし「へっ!?」

魔法効き過ぎ。

職員室で譜面に小さな課題を置き土産するわたし。
器ちっちゃいわ・・・と思いながらも、我にかえり仕事を全うしました。


     

こんな時間を持てるしあわせ。
わたしは・・・。


     

廊下にいた恐竜。
夢食いバクに見えました。

どうぞ子どもたちはみんな健やかに。

先生方お世話になりました。
ありがとうございました。


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