山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

原爆ドーム

2016-11-25 00:29:00 | ここで愛ましょう

広島でお世話になった皆さん
ありがとうございました!






無事に身延に帰宅しました。

一週間、毎日会って色々な事を教えてもらいました。

私が皆さんのボランティア活動から学ぶものは、自分の活動の大きなエネルギーになります。

史実と心。

コミュニケーションのちから。

ここ、原爆ドームは日本だけでなく、世界の原爆ドーム

外交の場所でもあります。


核兵器をなくすことは国のトップが決めることです。
今の日本には矛盾があって不安がたくさんです。

昨年、国連でスイスの軍縮大使への表敬訪問をした時、国民と政局との距離はどうやったら縮まるのかという話題になりました。

「地味ではあるけれど、結局はひとりひとりの小さな取り組みが、大きなうねりになり変わってゆくきっかけになる(通訳を通した解釈)」

そんな答えがありました。




こうやってボランティアガイドさんが、世界の一人ひとりに伝えることが、そこに繋がるように、この思いがその実現を導くと思っています。

広島から世界に発信するみなさん、山梨から世界へ発信を目指す私。

まずは広島の人へ、日本の人へ

私も山梨の人へ、日本の人へ

その思いは同じです。


365日、必ずこのメンバーの誰かがおります!



・・・・・・・・・・・


 

ここのボランティアのボス三登さん
体内被曝をされています。
英語でのガイドのプロフェッショナルは三登さんです。

史実を正確に伝えることを大事にしています。

ベレー帽が印象的な女性、私は「先生」って呼んでます。
小柄でありながら、かもし出すパワーは熱いです。


 広島の視線

三登さんのサイトは勉強になります。



・・・・・・・・・・・・・・・

 


若きガイド村上クンと黒瀬さん

村上クン、いいえマサと呼ぼう!

23歳が原爆を伝えるガイド日記

時々しか会わないから彼の変化がわかります。
彼を応援する大人が増えています。
師匠の三登さんから色々学び、それを自分らしくアレンジして、今や人気者。

活動の場は広がっています。
来年は山梨に迎えます。

若い人が伝える大切さ・・・
こういう生き方もあるってね。

黒瀬さんはガイドさんではありませんが、彼らを応援しているおひとり、知らんかったけれど、某会社の代表でした。



・・・・・・・・・・・

 


アスリート山口さんはブラジル人の奥様と暮らしている「折り鶴おじさん」
人情味のあるキャラクターと、優しい人あたりで人気者。

話題豊富で彼のブースはガイドさんみんなが集まる青空カフェでもあります。
私も毎日お世話になりました。





・・・・・・・・・・・・・

 

寺尾さん
4歳6ヶ月で被爆されました。
その後の人生のこと、ステンドグラスのドーム制作のこと
暗くなるまでお話をしました。

どうぞ、お身体を大事にしてください。
また会いに来ます。




・・・・・・・・・・

 

すずめのおじさん

元気でよかった。
足掛け3年通って、親しくなって、だんだん心を開いてくれて、当時の色々な話を聞かせてくれます。

今回の目的の一つに、歌語りの新作品「すずめ」のさらなる進化と検証です。
おじさんの場所は原爆ドームが見える対岸のベンチ。
原爆で即死のお姉さんの元の家の目印が見える場所、行方不明のお母さんを想う場所
毎日お参りされています。

一つ一つ確認しながら、原稿を読みました。
初めておじさんの涙を見ました。






・・・・・・・・・・・



ベテランズ・フォー・ピース

つくづ、く企画・通訳のレイチェルさんの写真がないのが残念。
講演後は、たくさんの方とお話しされないとならないから難しかったです。

リアル戦争

同じ時代を生きながら、戦争に行き、エリート軍人でありながらそこでの気づきから軍から退き、葛藤と苦しみを乗り越え、この活動に。
彼らの事をこんなワンフレーズで表現しきれないけれど、この勇気ある行動に敬意と共感!


「戦争から決して平和は生まれない」


歌語りでお預かりした基金より活動へのカンパをしました。


大勢の各国の方とも、会いました。
夢の実現のために頑張っている若者にもたくさん会いました。
素敵な日本のマダムたちにも会いました。
本当に充実の7日間でした。

この旅はブログを書く時間を、自分で考える時間に変えました。
ひとりで静かにパソコンに向かわず1日を整理する・・・貴重な毎日でした。

書きかけ記事はこれから追記です。

ひとつ終わると、ひとつ入る。
不思議です。
帰りの新幹線の中で、日常に戻って行くように仕事の電話やメールが入ります。

私の生き方もどんどん変わります。



みなさん毎日お世話になりました。

ありがとうございました。

see you!

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私の部屋

2016-11-24 11:13:00 | ここで愛ましょう
初めてウィークリーマンションを借りました。

ホテルとの違いは、普通のマンションを期間決めで借りられるってことです。
部屋によっては、ビジネルホテルを一週間借りるより、リーズナブルで、自由があります。

滞在に目的がある場合、私の場合は、清潔であればいいんです。
これが第一条件。

あと、灯り。
生活灯りと安らぎ灯りが必要です。
書きものや調べものが多いので、基本的に暗いホテルでは、手元スタンドをいつもリクエストします。
ウィークリーは生活の部屋だから両方あります。


物件によってはお部屋代は安くても、管理費や電気代、寝具代がかかるところがほとんです。
私が見つけたこのお部屋は、7泊とすべて込みで26,060円。
入り口はオートロックで、部屋に行くまでの各階にさらにドアがあります。

とても良い条件だと思います。

 

キッチンは、フライパンとお鍋各1。
サラ、コップ、スプーン、フォーク各1。
冷蔵庫もレンジも炊飯器も電気ポットもありました。

コンロは、料理をするには大変難しい電気コンロ。
IHではありません。

同じコンロで、フランスのアパートメントでも苦戦し、時間ばかりかかった妙なパスタを思い出しました。

お湯を沸かしても、ずいぶん時間がかかり、沸騰してから余熱でしばらく沸騰し続ける・・・クセを知らないと調理は難しいです。

でもここで、お弁当も作りましたよ。
まるい大きなフライパンで四角の卵焼きとかね、知恵を働かせる楽しみがあります。


 


シンプルでとても気に入ったのですが、やはり田舎モンです・・・緑っ気がないと落ち着きません・・・早々に花を買いました。

 


最低限のもので暮らす。

超、快適です!

洋服も3パターンの着まわしのきく馴染みのものしか持って行きませんでした。
普段買い物はあまりしないから、必要であれば買おうと思ったのですが、そんな気分も時間もなかったです。
充実していましたから。

ベランダに洗濯機がありました。
そして、なんとオートロックの扉を抜けると、共同の乾燥機まであるじゃないですか!

コインランドリーを探すつもりだったのですが、ここ完璧!

あっ、お風呂?
もちろん、単身用だから狭いけれど、バスタブ&シャワー&トイレのユニットです。
不自由ありません。
日本だから、途中で水になることもありません。


 

 


チェックアウトの時、はじめよりも綺麗に去りたいものです。
念入りに掃除。
お花は置いていこうかと思ったのですが、残してあるものは処分されるので・・・一緒にチェックアウト。

歩き出して最初の信号で、中村玉緒さんによく似た笑顔のおばあちゃんにもらってもらいました。

「今日はいい1日になりそう♪」
そんな風に思ってもらえて、嬉しかったです。


お世話になりました。
お部屋さん。


十日市町、とても気に入りました。

滞在には好都合なウィークリーマンションでした。





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世界遺産20周年記念

2016-11-23 21:40:00 | ここで愛ましょう
広島滞在最終日。

原爆ドーム世界遺産登録20周年記念行事に参加。
最終日にふさわしいセレモニー。


 

 

 


実行委員長の久光さんの挨拶から始まり、広島副知事や松井市長、昨年のNPTに行かれた方もいらっしゃる。


 

メッセンジャーの村上正晃くん

 




元広島平和祈念資料館館長 原田浩氏
 
 



高校生平和大使

 



村上正晃くん

 

ナガサキユース代表

 



佐々木祐滋さん  

 


3時間のフォーラムが終わり、平和アピール行動です。

 

平和アピールの読み上げ
献花、献水
全員で「翼を下さい」の合唱

 



個人の献花で終了です。

 

 

 

4月から広島でピースフルなゲストハウスを始めるkouくん
村上くんの友達。
自転車で日本一周も成し遂げた青年。
しっかりしてます。

応援したい若者がまた増えます。

 

 

携帯写真のピントが合わなくなってきて、そろそろ替え時でしょうか。
ブログもとりあえず覚書で、追記していきます。

デトックスで体調のリセットしながらの、新作「すずめ」の追取材、タイムリーな企画への参加。かなり、ストイックでありながらも、出会いや進展の多い毎日でした。20年ぶりに秋をステージ制作に追われることなく過ごしました。

今夜は部屋の片付け。
そうそう、一週間過ごしたお部屋の写真もあるからね。

初めてのウィークリーマンション、かなり快適でしたよ。





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この世界の片隅に

2016-11-22 00:43:00 | ここで愛ましょう

広島の八丁座で「この世界の片隅に」を観る・・・なんて理想的。

戦前戦後の呉を舞台に一人の女性を描いた作品。

映画なんて久しぶり。
最終時間は割引チケット、昼間を使えるからこれも理想的。

路面電車で移動。

 

 

 

 

 


あれ、なんて贅沢なソファだこと。
広いしお隣さんとの距離も贅沢な空間。
足も伸ばし放題。

快適すぎ。

2時間、あっという間に終わった気がします。


 


あらっ、路面電車の最終が終わっていました。
まぁいいや・・・

気楽なひとり旅。
この道をまっすぐ帰れば十日市町。

映画のことを考えながら、歩く歩く歩く。
私は広島を歩いている。

 


夜の原爆ドームはさっき見た映画のワンシーンのようで、相生橋で時間が交差したようだ。

作品を書くという立場にふと返る。
こういう時間をもっと持つべき。


広島での計画がまた一つ完遂されました。


 
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生きること

2016-11-22 00:28:00 | ここで愛ましょう
今日はスズメのおじさんとお弁当を食べる約束をしてあります。
朝からいつも指定席の対岸ベンチで話をしたり、時にはカフェに行ったり。
でもおじさんはカフェは好きではないようです。
お店ランチも、気持ちがのりません。

ここがいちばんだね。


 

 

五穀米
生姜焼き
マカロニサラダ
アボガドサラダ
パプリカオリーブ焼き
にんじんきんぴら


 

 

 

今日はランチ前に、作品のおじさんの気持ちに関わる部分の確認を兼ねて、語りを聞いてもらいました。

まだ作品として欲しい情報や思うことはあるけれど、ここで語ることで一歩進めます。

じっくりと丁寧に。
ここでは感情が入りすぎないように。
事実に沿ったおじさんの記憶が大事です。

・・・・・。

初めておじさんの涙を見ました。
「あの頃を思い出してしもうた・・・」

おじさん、私しっかり伝えていくからね。


また明日!を約束して・・・


 

ブラジルの皆さんと

 

彼らの旅をガイドしていたのは23歳の日本の女の子。
明るくてかわいい、、rinと同級だね。

若い人の頑張りは光って見えます。


 

スイスからいらして、日本を三週間かけて旅をしている、なんともピースフルなおばさま。
女同士というか、なんとなく会話が成り立ちます。

旅女子、好きです。

30分以上一緒に過ごしました。
山口さんが5mmほどのツルを作って差し上げました。

山口さんの折鶴技も見事です!


 

 


写真には残せなかったけれど、今日もたくさんの海外の方と会話というか、、、これもコミュニケーションかな、、、、会話ができました。


 

 

好評でちょっと嬉しかったカードと最後のバッジ。

差し上げるとみんな喜んでくださいました。
「どこに売っているの?」なんて聞いてくださる方もいたよ。

バッジはもうこれでおしまい。
また作ろうかな・・・


ニューヨークで350個。
日本で50個

メッセージを込めたオリジナルカードとバッジが広がってゆきます。

もしかして・・・すごいことだね。

日本に、原爆ドームに来てくださいの思いを込めて。


そうだ!
もう一工夫!思いつきました。

帰ったら取りかかろう!


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