おはようございます。
雪の舞う江田島です。
いよいよです。
本日の最強サポートは、すけさん&かくさん&うっかりハチベイ(本人が名乗りました)です。
時が止まっているようなエントランスです。
準備を進めていたら、お忙しい任務の合間に校長先生が挨拶に来てくださいました。
ここは海上自衛隊 幹部候補生学校です。
外部講師の講和として『万歳峠』を体感していただきます。
終戦から80年、歌語り20年の集大成、頑張ります。
念入りに音響を整えてもらいました。
定刻にスタートです。
不思議なくらい緊張はありません。
長澤政信さんの遺書について
これまでのプログラムで投影してきた遺書は政信さんのお父様が書家のご友人に清書していただいた、山梨県富士川町の民族資料館にあるものでした。
何年か前に、ここ江田島に直筆の遺書があると情報をいただき、今回、対面、写真に収めさせていただきました。
本番であまり映し出すことのない映像ですが、ここでこそ自慢できるショットです。
歌語り『万歳峠』を応援してくださる方々です。
幹部候補生学校の皆さんで歌った献歌「故郷」は鳥肌が立つくらい心を感じる歌声で、最高でした。
プログラム終了後の質疑応答の時間は挙手が続き、時間にて終了となりました。
歌語りは史実を学ぶきっかけとなるプログラムで、その場所を選ぶ企画ではありません。
どこでも平和を追求する気持ちは同じで、戦争のない世界への共感も変わりません。
いつも以上に、言葉の重みを噛み締める時間でした。
歌語り20年の集大成、この場所での目標のひとつは「自信をつかむ」こと。
自信は勝手につくものではなく、つかむもの...... 必死でつかむもの、時間はかかるけれど本物になれるよう、これからも人生を楽しみながら努力しようと誓いました。
I wish you a pleasant voyage
掲載許可済みです。
ヴェトナムから来て、ここで学んでいる候補生です。
綺麗な日本語で感想をくださいました。
「私がもっと立派になれたら、ぜひヴェトナムでお願いします」
国を超えると、立場が違うと、年齢が違うと......いろいろな考えや、歌語りが持つ可能性を想像しました。
もうひとりは、お祖父様、お父様がパイロットで、ご自身もパイロットを目指している候補生女子です。
キリッとして、はつらつとしていて強い意志と優しさを感じる女性でした。
大成功!
サポートしてくれた3人に心から感謝です。
良い企画になるよう道筋をつけ、ご心配くださった鹿屋の皆さん、ありがとうございました。
任務終了のご報告ができることに安心しました。
さぁ〜て、私は幹部の先生方と懇親会で率直な感想を聞かせていただきます。
サポート二人は広島に進み、生牡蠣の解禁です。
先生方にバス停までお見送りいただき、小用港から高速船で広島に向かい、路面電車で市内に入ります。
ひとりで歩く道は、感謝と感激でこれまでの色々なシーンが浮かび、センチメンタルになってしまう私です。
長年通ったドームですが、雪は初めてです。
さむっ。
生きている実感です。
ありがとうございました。