ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

欲しいものは売ってなかった!でも百均楽しかった〜

2023-01-28 21:18:51 | マンガ、その他読書系

2023年1月28日の日記っぽいもの

 
 
今日は欲しい物があったのでわりと大きなダイソーに行ってきました。
 
 
その欲しいものとは550円のマイクロSDカード(32GB)。
 
 
550円ながら性能は悪くないらしく一枚持っておきたかったんですよね。
 
 
でも地元のダイソーにそれは置いてませんでした(泣)
 
 
田舎だからでしょうか…。まぁ覚悟はしていたことではありますので気を取り直して久しぶりのダイソーを満喫することに!
 
 
すごい品揃え!
 
 
定番110円商品から110円以外の高級(?)商品もいろいろあって驚きましたね〜。
 
 
今回一番驚いたのは1100円の薄型キーボード!
 
 
今のところ使う予定はありませんので買うことはなかったのですが、対応OSが多く汎用性が高そうでした。
 
 
次にテンションが上がったのは330円のダイソー版ミニ四駆「ポケットカー」(モーター付き)!
 
 
 
330円でモーター付、パッケージを見る限りですがクオリティも悪くない!
 
 
 
ワタクシはミニ四駆第一世代ですが、当時でも定価が600円くらいでしたので、類似商品とはいえ330円で入手できるのは驚きでした!
 
 
しかもラインナップは3つもあってそれぞれが個性的!
 
 
これは買わねばなりません!
 
 
3つあるなかからワタクシがチョイスしたのが「レックスレボリューション」。
 
 
ラインナップで一番おもちゃっぽいデザインですが、そこが心に刺さりました。
 
 
赤いボディもサイコ〜♪
 
 
というわけでお目当てのものとは全く違うものを買ってしまったのですが、大満足でした!
 
 
ポケットカーはいつ作ろうかな〜。
 
 
作っても走らす場所がないけど…。
 
 
こっそりタミヤのミニ四駆大会に出てみるかな〜(笑)
 
 
ということで今回はここまで!
 
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外国人のアニメファンでも手塚治虫しらんのやな~

2019-01-20 22:06:55 | マンガ、その他読書系
ネタ探しでyoutubeを彷徨っているとこんな動画を発見!

日本人としてはこの反応はショックですばい・・・。

【日本語字幕】どろろを検討中に手塚治虫を知った瞬間の外国人の反応


先日、開始されたアニメ『どろろ』について語る外国人のアニメファンのお兄さん。原作者の手塚先生のことを知ってビックリ!という内容ですね~。手塚先生が亡くなったのは1989年ですよ。1982年ではありません!

手塚先生のプロフィール見て『どろろ』は絶対、面白いって断言したのは笑いましたが、外国人のアニメファンってかなりおかしい・・・もとい詳しい人がいるので手塚先生を知らないという方が意外でした。

確かにここ最近アニメ化された作品は少ないかもしれませんが、2000年代でも『ブラック。ジャック』や『火の鳥』などの有名どころがアニメ化されてるんですがね~。

外国人の筋金入りのアニメファンでも若い人には手塚先生って馴染みがないんですね。すごく偉大な人物なのになぁ~。最近では日本人でも馴染みの薄い人物になりつつあるのは憂慮すべきことですね。

手塚先生って大人が偉大偉大って持ち上げて”神格化”されすぎちゃってて、逆に若い人からは身近でなくなってしまったんではないでしょうか?

でも手塚先生の作品って普通に娯楽作品として読んでほしくて書いてますから気軽に触れてほしいんですけどね。というか娯楽漫画としてすごく面白いんですよ。そんなわけでワタクシのオススメ手塚作品を少し紹介しておきますね。

ブラック・ジャック (1) (少年チャンピオン・コミックス)
手塚 治虫
秋田書店


手塚治虫初心者向けにオススメなのが『ブラック・ジャック』ですね~。現代劇(といっても軽く半世紀ほど昔ですが)で一話完結式なので読みやすいし、医者が主人公なので手塚作品に通底するテーマ”生命”が直接的に繋がるので手塚先生を知る作品にはちょうどいいですよ。

火の鳥 4・鳳凰編
手塚 治虫
朝日新聞出版


次にオススメは『火の鳥』シリーズです。手塚先生がライフワークにしたシリーズだけあっ壮大な物語が堪能できます。ただ描いた時期が別々で時代によって表現やクオリティが安定してないとも思いますのでエピソードによっては好き嫌いが出そうですね・・・。

ちなみにワタクシの一番のオススメは鳳凰編です。漫画はほんとに素晴らしいです。アニメ版は・・・・無理に観なくていいです。

関連記事⇒『火の鳥 鳳凰編』スカパー課題アニメ2018年11月号その①

関連記事⇒『火の鳥 ヤマト編』スカパー課題アニメ2018年11月号その②

関連記事⇒『火の鳥 宇宙編』スカパー課題アニメ2018年11月号その③

ブッダ全12巻漫画文庫 (潮ビジュアル文庫)
手塚 治虫
潮出版社


仏教の創始者ブッダの生涯を手塚治虫流に描いた大長編漫画。大長編の漫画なので初心者向けではないかもしれませんが、一度読みだすと止まらなくなること間違いなし。


(『聖☆おにいさん』より)

ブッダご本人が読んでもご覧のとおりですからね~。感動間違いなしです!

この3作品を読んでおくだけでも手塚治虫は語れますからゼヒどうぞ!

それから番外編としてもう一つ。

ブラック・ジャック創作秘話 ~手塚治虫の仕事場から~ (少年チャンピオン・コミックス)
吉本浩二
秋田書店


実は手塚先生はすごく泥臭く漫画書いてましたということが描かれたのがこの漫画です。神格化された手塚先生の実像に迫り、身近に感じられる素晴らしい作品です。手塚先生の超人エピソードで持ち上げるだけでなく、クズエピソードも満載で実にそれがイイ!

手塚先生の作品とともに、この漫画も手に取ってもらえるとさらに面白く読めるかも?

ということで今回はここまで、次回乞うご期待!

ブッダの画像参照元です!
聖☆おにいさん(1) (モーニングコミックス)
中村光
講談社


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『雀蜂 』を読んだ~気持ちよく騙されてほしい~

2018-12-10 21:45:32 | マンガ、その他読書系
貴志祐介著『雀蜂』

2013年10月25日に発刊された文庫書き下ろし小説。ジャンルはノンストップ・サバイバルホラーとのこと。

あらすじ

11月下旬の八ヶ岳。山荘で目醒めた小説家の安斎が見たものは、次々と襲ってくるスズメバチの大群だった。昔ハチに刺された安斎は、もう一度刺されると命の保証はない。逃げようにも外は吹雪。通信機器も使えず、一緒にいた妻は忽然と姿を消していた。これは妻が自分を殺すために仕組んだ罠なのか。安斎とハチとの壮絶な死闘が始まった―。最後明らかになる驚愕の真実。ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不能!(Amazon当該商品ページより引用)

感想

普通に面白かったです。

読者に”こうだと”思わせておいたことがラストに”実はこうだった”と、どんでん返しするという展開をみせる、まるで『世にも奇妙な物語』とか藤子・F・不二雄先生のSF(少し不思議)短編集のような趣の物語でした。

この手の作品は一度目に作者にまんまと騙されて、二度目以降はどう騙されたのか振り返るのが楽しいと思いますが、本作もそんな小説です。

もちろん物語そのものが面白いからなんですが、非常に読みやすい文章なので超遅読のワタクシがラストまでイッキに読んでしまいました。それに豪雪で孤立した山奥の山荘という限定的なシチュエーションも頭の中で映像化しやすいのもよかったです。

それにしてもラストのどんでん返しは思いもよらなかったですね。ある意味”雀蜂より怖い”展開がラストに待っていて軽く唖然としてしまいました。

ただ少し残念なことはホラー要素が薄かったことです。

主人公の敵は初めから”雀蜂”とわかっていますからね。自然の驚異といえる雀蜂が怖いのは理解できるんですが、現実に人間に駆除される存在でもある割と身近な昆虫ですからね。貴志さんの他の作品の敵キャラよりは”不気味さ”が感じられなかったですね。

ワタクシはホラー小説として読み始めただけに少しがっかりしました・・・。

雀蜂 (角川ホラー文庫)
貴志 祐介
角川書店


作風はホラーを標榜しているワリにコミカルなんですよ。様々な方法で雀蜂と対峙する主人公が緊急時とは裏腹に心の中では意外にまぬけなことを考えているという部分にクスっとしてしまいました。こういうところも他の作品のテイストと違った魅力があったように思います。

ページ数もたいしたことないので、数時間の暇を持て余してしまう、例えば新幹線での移動中なんかにはもってこいの小説ですね。これどうなって終わるの?感をラストまで感じて気持ちよく騙されてほしい作品ですね。

ミノタウロスの皿: 藤子・F・不二雄[異色短編集] 1 (1) (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)
藤子・F・不二雄
小学館


話は脱線しますが、 藤子・F・不二雄先生の短編集はオススメです。ラストにどんでん返しのある物語、後味の悪い物語、はたまた感動を誘う物語と様々な短編漫画を描いてくれています。『雀蜂』のような話が好きな方にはこちらもオススメですよ。


と、今回はここまで。次回乞うご期待!

関連記事
 『黒い家』を読んだ~すぐ隣にある恐怖~
 
 『十三番目の人格 ISOLA』を読んだ~狂気がもの足りないかも?~

    
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『株価暴落』を読んだ~読後に頭が良くなった気分になる娯楽小説~

2018-11-11 22:19:41 | マンガ、その他読書系
寒い・・・気温も財布も・・・。ということで11月の半ばでございますが、皆さんはお元気でしょうか?ワタクシは少し風邪気味でございます。

さてさて。今回の記事は先日読んだ池井戸潤著『株価暴落』という小説の感想文でも書いてまいりたいと思います。

世間では『半沢直樹』とか『下町ロケット』の原作者ということで有名になった池井戸さんですが、日本のドラマに疎いワタクシはどちらもまともに鑑賞したことがないので今回初めて池井戸さんの作品に触れました。

読んだキッカケは数年前に『株価暴落』というタイトルに何故か惹かれ衝動買いしておいたものを今年は読書の秋にしようと思っていたので今更ながら読んだということなんです。

池井戸潤著『株価暴落』

2004年3月29日に文藝春秋から単行本が刊行された小説で、ジャンルは金融小説&ミステリーということになると思います。

あらすじ

巨大スーパー・株式会社一風堂を襲った連続爆破事件。企業テロを示唆する犯行声明に株価は暴落、一風堂の巨額支援要請をめぐって、白水銀行審査部の板東洋史は企画部の二戸哲也と対立する。一方、警視庁の“野猿"刑事にかかったタレコミ電話で犯人と目された男の父は、一風堂の強引な出店で自殺に追いこまれていた。

感想

文句なしに面白かったです。

単純に爆破テロの犯人を追うミステリーだったら犯人がわかった時点でほぼ物語の行く末って想像がついてしまうもんですが、この小説の主人公は銀行マンの坂東ですから、むしろ事件が解決してからももう一つの決着があるってのが面白かったですね。

本作は、野猿刑事による捜査の物語と坂東を中心とした一風堂への融資を巡る銀行内のすったもんだを描く物語の2つの線が絡み合いながら進んでいきます。つまり2つの結末があるワケです。

それに加え、銀行内での物語は”守るべき企業倫理VS目先の利益”という対立構図で展開され、実際の会社でもありそうな対立構図のリアルさも物語に没頭できる上手い仕掛けになっていたと思います。

というワケで本作にはすごく奥行を感じるんですよね~。それでいてわかりにくくなっておらず結局、勧善懲悪的なエンターテイメントにもなっているので案外、人を選ばす読める作品にもなってて、池井戸さんの巧みさには唸ってしまいました。

まぁ勧善懲悪的すぎる展開を嫌う人からは「こんなに現実はうまくいかないよ」ってツッコミも入りそうではありますが・・・。

株価暴落
池井戸 潤
文藝春秋


融資を審査する銀行マンが主人公で『株価暴落』ってタイトルだから、さぞ難しい小説かと思っていたら、全然そんなことなかったです。確かに物語冒頭には専門用語や銀行の業務についての解説部分もあるのですが、そこまで難しくなかったです。むしろ株式投資の”カラ売り”の仕組みをわかりやすく解説してくれているのでワタクシも個人的に勉強になりました。

娯楽小説でありながら、勉強にもなって、なんだか頭がよくなった気分も味わえる小説でした。読みながら漫画の『マスターキートン』的な小説だなぁなんて思ってました。

株価暴落 -Main Title-


連続ドラマW 株価暴落 Blu-ray BOX
織田裕二,高嶋政伸,瀬戸康史,川島海荷,平山浩行
ポニーキャニオン


2014年にドラマにもなってるみたいですね~。主人公の坂東役に織田裕二さんとのこと。まぁ小説を読んだワタクシのイメージだと坂東は堤真一さんなんだけど・・・。

映像化の評価はおおむね好評なので機会があれば鑑賞したいところですね。

と、今回はここまでです。次回の予定は何も決めてませんが、意外に早く更新しちゃうかも?ということで次回乞うご期待。

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『十三番目の人格 ISOLA』を読んだ~狂気がもの足りないかも?~

2018-10-18 20:26:30 | マンガ、その他読書系
10月も中旬を過ぎましたね~。夜が寒くて目が覚めるようになってしまいちょっと寝不足気味です。

さて、今回は予告通り読書感想文を書いていこうと思います。今回取り上げるのが貴志祐介さんの『十三番目の人格 ISOLA』です。ってまた貴志さんの作品かよって思われるかもしれませんが、貴志さんの作品ってワタクシと相性いいみたいですっかりハマっております。ではではいってみましょう。

貴志祐介著『十三番目の人格 ISOLA』

1996年4月18日発行のホラー小説です。元は「ISOLA」のタイトルで第3回日本ホラー小説大賞佳作に選ばれ、後に「十三番目の人格 ISOLA」に改名され角川ホラー文庫より出版されました。ちなみに『ISOLA 多重人格少女』の名前で映画化・漫画化もされています。

あらすじ

賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパスだった。その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災者の心のケアをしていた彼女は、西宮の病院に長期入院中の森谷千尋という少女に会う。由香里は、千尋の中に複数の人格が同居しているのを目のあたりにする。このあどけない少女が多重人格障害であることに胸を痛めつつ、しだいにうちとけて幾つかの人格と言葉を交わす由香里。だがやがて、十三番目の人格「ISOLA」の出現に、彼女は身も凍る思いがした。(Amazon当該商品ページから引用)

感想

人の心を読むことができる主人公と多重人格の少女に潜む最悪の人格”イソラ”との対決はなかなか楽しかったですね。まぁ主人公が超能力者という設定は賛否あるでしょうが、相手が多重人格者なので”心の声”を聞くことに物語が進展していくため、うまく機能していたと思います。

多重人格者の心の中で交わされる別人格同士の会話を心を読んで聞くという演出は個人的には好きです。この演出だけでも物語がミステリアスになりますし、人格同士の会話を通じて小出しにされる読者へのヒントによってあれこれ物語の展開を考えることができて楽しかったです。

また相変わらず読みやすい文章や構成だったのでワタクシのような人間でもスラスラ読み進めることができました。”イソラ”の正体のアイデアやその謎に迫る展開には引き込まれ、面白く読むことができました。

ただ”イソラ”がホラーものの敵としては幾分狂気が足らない、あえていうなら普通の殺人犯程度の狂気(本を読んでもらえばわかると思います)なもんだから『黒い家』のラスボスに比べるとどうも迫力が足らない。”イソラ”の能力でもっとスケールの大きい大災厄でも巻き起こすなどのもっとどす黒い狂気を露わにしてくれないと正直もの足りなかったですね。


十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA (角川ホラー文庫)
貴志 祐介
角川書店(角川グループパブリッシング)


そこそこの長編ですが、読みやすい文章なので意外にハードルが低い作品です。序盤に保険会社の業務の詳細が長々続く『黒い家』よりも読みやすいですね。

それにしても”イソラ”の正体に関する貴志さんのアイデアは素晴らしいですね。オカルト的なものを科学的なものを混ぜて読者に「これなら現実にもありそう」と思わせる発想には脱帽です。

ちょっとネタバレですが、本作は全然すっきり終わらないんです。むしろバッドエンドと言ってもいいかもしれないのですが、その終わり方が続編を期待させるんです。続編書いてくれないかな?と密かに思っております。

ISOLA Trailer


2000年に映画化されているようですが、だいぶ設定が変更されているとのこと。観たいような観たくないような・・・・。原作付の映像化ってだいたい自分の中の想像の上をいくものがなくてガッカリするんですよね~。

ISOLA 多重人格少女 [DVD]
貴志祐介
PI,ASM/角川書店


黒澤明監督のお孫さんが出てるらしいですね。ていうか芸能界にデビューしてたんだ、知らんかった。

ということで今回は以上です。次回はスカパー課題アニメの11月号その①『火の鳥 鳳凰編』の感想を書いていく予定ですので、乞うご期待。


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『黒い家』を読んだ~すぐ隣にある恐怖~

2018-10-07 22:18:27 | マンガ、その他読書系
ここ数日、10月なのに暑いかったですね~。フェーン現象とかいうのが原因らしいですね。もうせっかく涼しくなって秋を満喫しようと思っていたのに!

ところで読者の皆さんは今年の秋はどういう秋にするつもりでしょうか?食の秋、スポーツの秋、映画の秋といろいろありますが、ワタクシは読書の秋にしようと思っています。

まぁ先日も鈴木光司さんの小説を2作読んだ感想を記事にしましたが、それがきっかけとなって久しぶりに読書に意欲が湧いてきたんです。

で、お次に読んだのが貴志祐介さんの『黒い家』というホラー小説でした。またもやホラー小説なワケですが、どうやらワタクシ、ホラー小説が好きだってことが四十路になって初めて気付きました。

ということで今回の記事は『黒い家』の感想を書いていきたいと思います。


貴志祐介著『黒い家』


1997年6月27日に発行されたホラー小説で第4回日本ホラー小説大賞受賞作。日本を舞台に1996年4月8日から同年8月23日の間に起った保険金詐欺及び猟奇的殺人事件の裏にある恐怖を描いた作品です。1999年には映画、漫画になりました。


あらすじ

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。(Amazon当該商品ページより引用)

感想

文庫版にして400ページ近くの長編大作なので読むのが遅いワタクシにとっては難儀したが、すごく面白く(怖く)読めました。ネタバレになりますが、本作には幽霊やクリーチャーのような存在は登場してきません。サイコパスというあくまで現実社会に存在するものが恐怖を巻き起こすことになるのですが、”すぐ隣にあるかもしれない恐怖”はフィクションながらリアリティがあって本当に怖かったです。

ただ、そのリアリティを発揮するために物語の序盤は保険会社における業務のディティール描写が長く続くので当初まどろっこしく感じました。人によってはそこで断念するかもとも思いました。しかし、そこをくぐりぬけたら怒涛の展開が待ち受けていました。

早く次のページをめくりたくてウズウズする作品には久しぶりに出会ったの嬉しかったですね。まぁ読みながら妙に粘度の高い汗もかいてましたがね・・・。

物語は一見、普通のミステリーのように謎を解きながら進んでいくので犯人探しがメインの内容でないながらも誰が主犯なのか?と思いながら読むのも楽しかったですね。

でもね犯人が分かってからがホラー小説としての本領を発揮します。主人公は刑事とか特殊技能を持つ探偵ではなくサラリーマンですからね~。いろんな意味で”力”を持ってないワケです。どうやって身に降りかかる危機を回避するのか?自分も考えながら読むのが結構面白かったです。

黒い家 (角川ホラー文庫)
貴志 祐介
角川書店


本作は著者の巧みな描写力・伏線に加え、構成にも無駄がなく非常に完成度が高いと思いました。読み始めは登場人物や固有名詞が多いかな?とも思うのですが、ちゃんと最後まで読めばそれがムダなく作中で動いていることがわかります。

それにしても90年代末期にサイコパスに着目する先見性だけでなく、その描写も不気味で心臓が飛び出す程怖かったです。ていうか保険金をせしめるために自らを傷つける人が現実にもけっこういるんだなぁって勉強にもなりました。

まちがいなく傑作なオススメのホラー小説です。ただし、舞台が1996年の日本ということで携帯電話&インターネットが普及する前だってことに留意して読んでいただく必要があることだけは強調しておきます。

黒い家 [DVD]
内野聖陽,大竹しのぶ,西村雅彦
KADOKAWA / 角川書店


原作の恐怖をどこまで表現できているのか?劇場版も機会があれば鑑賞したいところですね~。

ネタバレが命とりな作品だけあって感想にあんまり文字数をかけることができなかったのは悔しい限りですがすね~。

ということで今回はこれにて終了です。次回はスカパーの課題アニメ発表も兼ねた雑談記事にする予定です。よかったら次回も読んでくださりませ。


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『タイド』を読んだ~終盤の展開は好きになれない・・・~

2018-09-22 21:38:14 | マンガ、その他読書系
先日、記事にした『エス』の続編『タイド』を読み終えたのでサクッと感想書いていきたいと思います。

鈴木光司著『タイド』


2013年9月に刊行されたサスペンスホラー小説。『リング』シリーズの一つであり、『エス』の続編ではありますが、時系列的には本作の方が『エス』より以前の物語になります、

あらすじ

前々世、前世の記憶を持ちながら生きる予備校講師の柏田誠二は、生きながら石像のようになってしまう奇病の解明を進めるうちに貞子とその家族にまつわる謎に突き当たる。貞子には弟がいた!そして貞子の母親の秘密とは?柏田は謎の解明に奮闘するが・・・・。

感想

今回もホラー色は薄いです。ですのでホラー苦手な人でも全然大丈夫な小説です。ただし『エス』、『ループ』を読んでいることが前提だったと思います。でないと主人公の柏田のキャラ設定がイマイチ把握できなくて苦労することになるでしょうね。前々世、前世の記憶をもったキャラってまれですしね。

それからシリーズを通して度々名前の挙がるある人物の出生の秘密や貞子との関係が明らかにされます。Amazonのレビューでは後付設定でガッカリしたと書いている人もいますが、ワタクシとしてはなかなか面白い後付設定ではあると思いました。

だから途中まではかなり前のめりで読んでいたんですがね。やっぱり最終章がイマイチなんだよな・・・。

少しネタバレをすると最終章の舞台は修験道の行者たちが集う”霊峰”に向かうことになるのですが、宗教的かつオカルト的展開を迎えるんです。

確かにこのシリーズは”呪い”というオカルトから出発しているので、それもわからなくはないのですが、ワタクシが求めたSF的な展開とはあまりのギャップのためテンションが下がってしまいました。それに物語のたたみ方に迷った感じも滲んでいるようにも感じました。これは『エス』にもみられたことなんですがね・・・。少し残念。

物語の入り方、謎の展開のやり方はいつも面白いのになぁ~。

タイド (角川ホラー文庫)
鈴木 光司
KADOKAWA/角川書店


それにしても本作も謎を残しつつ終わったので、『エス』と本作を踏まえて次作で最終的な決着をつけるつもりなんだろうなと思いました。ま、なんだかんだ言ってもワタクシは続編が読みたいです。本作が世に出てもう5年ですよ。そろそろ続編出してほしいですね。

ループ (角川ホラー文庫)
鈴木 光司
KADOKAWA


本作の前に『ループ』を読んでおくことをオススメしますよ。より本作の話がわかるでしょう。ちなみにワタクシ、読んではいるのですが、読んだのが20年前なもんで結構内容を忘れております。この機会に読み直そうっと!

関連記事⇒『エス』を読んだ~リングシリーズの恐怖再び?~



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『エス』を読んだ~リングシリーズの恐怖再び?~

2018-09-17 21:50:55 | マンガ、その他読書系
9月も半ばを迎え、ずいぶんと秋めいてきましたね。ようやくこれでクーラーの壊れた自室に長居できるというもんです。

さてさて、今回は久しぶりに読書感想でも書いていきたいと思います。今回、ワタクシが読んだ作品は鈴木光司著『エス』であります。

ワタクシ、今年の夏場にちょっとした怪談マイブームがきたもんで、ずっとyoutubeなどで怪談話を聞いていたんですが、それにも飽きてしまい、「なんぞ怖い話はないものか?」と思っていたところで思い出したのが『リング』でした。

『リング』といえば20年前くらいに一世を風靡したホラー小説で、映画やドラマにもなりましたね。世の中に恨みを持って死んだ少女・貞子の怨念が込められたビデオテープをめぐる恐怖の物語は日本人だけでなく世界中でもヒットして”『リング』の貞子”といえば今では誰でも知ってるキャラクターになってしまいました。

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ノーブランド
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ワタクシは『リング』の小説版は読んでなかったのでそれを読んでみようと思っていたところ、近年『リング』の続編シリーズが開幕しているという情報を知りました。「だったら続編読みたい」となりまして今回の『エス』に辿り着きました。

『エス』鈴木光司著

2012年5月初版発売されたサスペンスホラー小説。『リング』 シリーズの1作品です。ちなみにこれまでの『リング』シリーズとは『リング』、『らせん』、『ループ』の三作品のことです。


あらすじ

映像制作会社に勤める安藤孝則は、ネット上に公開されたある動画の解析を依頼される。それは、中年男が自身の首つり自殺の模様を中継した、衝撃的ながらもどこか不可解な映像だった。孝則は真偽を確かめるため解析を始めるが、やがてその動画の中の男が、画面の中で少しずつ不気味に変化していることに気付く。同じころ、フィアンセで高校教師の丸山茜は、孝則の家で、何かに導かれるようにその動画を見てしまうのだった…!?(Amazon当該商品より引用)


感想

全体的な物語自体は面白かったです。ただホラーというよりSFっぽい話でした。怖い話を期待してだけに少し残念。まぁでも前作の『ループ』もSFだったんで特段驚きもしなかったんですがね。

主人公は『らせん』の主人公の息子という設定のため以前の作品に触れていればより楽しめる作品にもなっていますが、特に『リング』、『らせん』の内容についてはおさらいをしてくれている親切設計な作品であり、SFではあるもののある部分を除いては専門用語的な表現もなく、誰でも読める文章だとも思います。

そういう意味では人を選ばず薦められる作品ではないでょうか?

それにしてもワタクシは最終章の構成には不満が残りました。だって、ほぼある人物の一人語りなんですもん。大事なところは全部その人に語らせるのはさすがにちょっと笑いましたね。使えるページが少なくなってきたから一人語りで急いで物語を締めくくったという印象が拭えなかったです。まるでゲーム『ゼノギアス』のディスク2みたいでした。

それに最終的な危機も結構あさっり終わる印象。人によっては終盤のしめ方には大きな減点になりそうです。

それでも”自殺動画”というかつての”貞子の呪いのビデオ”を想起させるものの登場は物語に緊張感が生まれて楽しかったですね。緊張感を保ちつつ、少しずつに真実に辿り着いていく展開もすごく良かったですね。

だからこそ最終章が残念なんですよ~。まぁ『リング』の世界観に関わりがあるので仕方ないんですがね。ちなみに『ループ』を読めばその世界観がよくわかるようになってます。

エス (角川ホラー文庫)
鈴木 光司
角川書店


カバーが貞子を想起させるものになっていますね。それだけで苦手は人もいそうですね~。それからスプラッタな表現もないのでそういう表現が苦手な人でも読める作品になっていると思いますが、ホラータッチが苦手とか殺人現場の表現だけでも苦手な人はダメな作品かもしれないですね。

タイド (角川ホラー文庫)
鈴木 光司
KADOKAWA/角川書店


『エス』の物語は一応完結しますが、なにやら新たな恐怖の始まりを予感させながら終わるのです。そして、シリーズの最新刊『タイド』がすでに発表されています。いやぁ面白くなってきました。ワタクシの心も『タイド』に移っております。『エス』は新たなる物語の序章という位置づけでこれまでの物語のおさらいの意味合いも強かったのかもしれませんね。

リング (角川ホラー文庫)
鈴木 光司
角川書店

らせん - (角川ホラー文庫)
鈴木 光司
KADOKAWA

ループ (角川ホラー文庫)
鈴木 光司
KADOKAWA


ワタクシ、小説版『リング』、『らせん』は読んでないのですよね~。この機会にちゃんと読んでおいてもいいかもなと思っています。それにしても”ビデオテープ”って2018年となっては時代を感じるアイテムですよね。今の若い人わかるんかな?

『リング』ですが、映画版、面白いのでオススメですよ。ワタクシは劇場で鑑賞しましたが、貞子がテレビから這い出てくるシーンは今でもよく覚えています。観た日の夜は電気をつけて寝たくらいの軽いトラウマになりました。

この映画の印象が強いもんだからシリーズを追うごとにSFになっていくのについていけない人もいたんじゃないか?と思ったりもしています。まぁワタクシはSF好きなんでいいのですが・・・。

映画『貞子vs伽椰子』予告編


そういえばこんな映画もありましたね~。まぁ観てないですケド。それに最近、貞子って恐怖キャラから”ギャグキャラ”に進化してますからね。

小説の”貞子の呪い”って本当はもっとスケールのデカくて恐ろしいところにあるんですが、「見たら死ぬ」というシンプルな恐怖に落とし込んだ方がホラーとしては成立しやすいんでしょうね。

だからこそワタクシはリングシリーズの新しい展開が気になるんですよね~。貞子の呪いは本当に終わったのか?それとも新たな恐怖が生み出されたのか?早く『タイド』読もうっと。


ということで今回はここまでです。次回は10月のスカパー課題アニメ映画作品発表をしようと思っています。乞う、ご期待。



ロボットアニメ作品の記事はコチラから⇒ロボットアニメ作品別リンク

アニメ作品(ロボット以外)の記事はコチラから⇒アニメ(ロボット以外)作品別リンク

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コミック『マジンガーZ インターバルピース 』を購入

2018-01-18 22:12:04 | マンガ、その他読書系
先日、劇場で鑑賞したアニメ『マジンガーZ/INFINITY』にかなりハマってしまいまして、その前日譚であるコミック『マジンガーZ インターバルピース 』を購入してしまいました。

このコミックはTV版のグレートマジンガーから『マジンガーZ/INFINITY』をつなぐストーリーになってて、全6話、5つのエピソードで構成されています。

ミケーネ帝国打倒後に主な登場人物がどういう経緯で『マジンガーZ/INFINITY』時点のポジションに収まるのか?というところをストーリーのメインに据えています。

ですので、派手なロボットアクションは皆無なのですが、『マジンガーZ/INFINITY』を観ていると、すごく興味深く読むことができました。

グレートマジンガー終了後で数年経過している設定なのでキャラクターの皆さん大人になってる上に、いろいろ抱えてるんですよ~。

どのエピソードもファンとしては好きなのですが、ワタクシ的には結婚した剣鉄也と炎ジュンが家さがしする第3話とラーメン屋になったボスとボスから離れたヌケ&ムチャを描いた第4話が特に好きですね~。

第3話は劇場版の回想で全く同じシーンが出てくるので結構感慨深いです。でも鉄也のプロポーズ(?)のシーンは笑いましたね。戦闘の”プロ”でも恋愛については全然”プロじゃない”んですもん。このシーン、めっちゃカッコ悪いんですよ~。

第4話はボスの男気と友情に厚いところが強調されてて、ウルっときてしまいました。ボスボロットもちゃんと活躍しますしね。それに甲児との変わらぬ友情も描かれているのも嬉しいところです。

と、概ね満足なコミックなんですが、兜シローだけ出てこないのは少し不満ですね。まぁシローはサプライズ枠だったんでしょうし、映画では見せ場がいっぱいあったからいいけどさ。

マジンガーZ インターバルピース (ヤンマガKCスペシャル)
永井 豪
講談社


全一巻だし、絵柄も悪くなかったのですごく読みやすい一冊です。もし『マジンガーZ/INFINITY』を鑑賞してハマったら、ぜひこの漫画を読んでみてください。

よかったらこの記事も読んでください!⇒
『劇場版マジンガーZ/INFINITY』マジンガー愛がほとばしる!!21世紀の”東映まんが祭り”


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ジェノサイドを読んだよ

2012-03-23 10:07:44 | マンガ、その他読書系
ジェノサイド
高野 和明
角川書店(角川グループパブリッシング)


久しぶりの活字の読書しました。

おかげで読みはじめが大変でした。全然、頭に入ってこないんだもん・・・・。

それでもなんとか十数ページ進んでいくと、物語の面白さにどっぷりハマってしまいサクサク読み進めていました。

途中、専門用語が多いところもありましたが、まぁ~なんとか乗り切って2日半くらいで読了しました。

いやぁ活字のリハビリにはちとキビシイ文章でしたが、基本的にはわかりやすい文体だし、物語を盛り上げる演出を心得ている作者だったので久しぶりの活字を思いっきり楽しめました。

ある秘密の任務を帯びてアフリカに派遣された4人の傭兵と亡き父親から託された難病の新薬作りに奮闘する日本人大学院生、そして4人の傭兵を派遣した米国政府の動向を巧に織り交ぜながら最終的に一つにまとめる演出に心震わせて読みました。

ワタクシは米国政府側の主要人物(この時点では正確にはちがうケド)が"人間は大量虐殺(ジェノサイド)をする動物"と断ずる科学者に反証する場面が好きです。

この作品では現実に起こった様々な"ジェノサイド"が紹介されます。

さらに物語中でもリアルに描かれた架空"ジェノサイド"(といっても現実のものを元にしていますが)には読み進めるのを止めようと思うくらい残酷です。

これが同じ人間の所業なのか?自分で自分が嫌いになりそうなくらいです。

それでも物語は意外なほど爽やかに、希望を伴って終了します。

まぁ娯楽大作っぽいという方もいるでしょうが、ワタクシはその方が好きなのでいいです。

とにかく、これを読んで気になる人は一読してみてください。損はしないと思います。

でもなぁ"ミック"の描かれ方が酷いんだよなぁ~。これだけはなんとかして欲しかったですけどね。

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テルマエ・ロマエ第3巻

2011-04-26 22:20:45 | マンガ、その他読書系
話題のテルマエ・ロマエの最新第3巻を買いました!

テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)
ヤマザキマリ
エンターブレイン



実は表紙から爆笑のワタクシですが、中身ではもっと笑いました。

今回もルシウスが古代ローマから現代の日本へ風呂を介してタイムスリップするワケですが、3巻からのエピソードでは滞在時間が長い!

温泉街で遊び回れる程、長い!

そして今回も"平たい顔族"こと我等、日本人の文化に驚嘆するワケですが、まさかルシウスがラーメンに出会ってしまうとは・・・。

しかも味噌ラーメンと餃子に。まさかアツアツの餃子をあんなところにしまうとは・・・

それから古代ローマの成金に成金趣味の風呂作りを依頼されたルシウスは、またもや日本へタイムスリップ!

そこでは同じく成金のオッサンに成金趣味の風呂づくりを依頼された青年と出会い言葉通じぬとも意気投合!

さて、彼らはどんな風呂を作ったのか?それは読んでのお楽しみということで!

気になったらぜひ読んでおくんなまし。

で、帯で知ったんですがね。実写映画になるの?しかもルシウス役が阿部寛って・・・。

阿部ちゃんはいいケド、日本人じゃん・・・・。

いくら日本人のなかでは彫が深くても、ローマ人から比べたら”平たい顔族”じゃん!

でも面白そうだからいいんですケド。

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今週の"一歩"

2011-03-16 23:39:05 | マンガ、その他読書系
*すみません。うる覚えで書いたのでいろいろ違ってましたので修正いたしました。

今週の『はじめの一歩』ですが、なんだかヤバい雰囲気で終わりました。

ラスト直前見開きで一歩のバストアップだったんですが、その表情が不気味。

ついに試合当日。一歩のライバル達が集う中、一歩は前日の小島の挑発のためか一睡もできなかったという。

心配する学たちをよそに意外な程、爽やかな一歩。

そして珍しく自分から鷹村に「試合後に祝勝会やりましょう」と誘うのだった。

一歩の誘いに心よく応じながら鷹村はそんな一歩に若干の違和感を感じた鷹村が「お前は大丈夫なのか」と問う。

ここで見開きページ。一歩が「大丈夫です。早く終わらせますから」

この時に見せた表情は無表情。 これまで一歩が見せたことのない表情は不気味さをもっていた。

ってな話。とにかく一歩の表情が怖い。

怒りを通り越しての無表情はこれからの試合展開を不安にさせます。

鷹村を祝勝会に誘うあたり、これまでの試合前の一歩からは考えられない行動です。だっていっつも一歩ってボロボロにされるからです。

でも今回は早いラウンドで勝負を決めるつもりと宣言してしまう!

アグレッシブでいいことなんですが、いかんせんこの表情がひっかかる。

一歩にその気はなくてもやりすぎて相手の息の根を止めてしまうんではないかと心配しています。

小島の減量具合もかなり厳しそうですし、ワタクシちょっと力石が浮かんじゃいました。

わぁ来週からが怖いよぅ。

はじめの一歩(93) (少年マガジンコミックス)
クリエーター情報なし
講談社


こんな表情がいつもの一歩なんだけど・・・。

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『不思議な少年』読みたい

2011-03-04 23:27:31 | マンガ、その他読書系
今週のモーニングに『柳沢教授の生活』が掲載されてますね。

一旦連載が中断したもののここ最近は月一くらいで連載してくれてファンとしては嬉しいのだけれど、実は山下和美作品で読みたいのは『不思議な少年』。

不定期でえモーニングやモーニングツーに掲載してたんですが、最近はめっきりご無沙汰です。

結構待ってるんだけどなぁ。『聖☆おにいさん』が最近あんまり楽しめないのでモーニングツー買うメリットもなくて・・・。

『不思議な少年』のダークで深い話好きなんだよね。早く復活してくれんかね?


不思議な少年(1) (モーニングKC (772))
山下 和美
講談社



永遠の生を持つ少年は、時を超え、場所を超え、あらゆるところに現れる。人間を愛しているわけでもなければ憎んでいるわけでもない。ただ飽くことなく、人間を見つめ続けて、何度も問いかける。「人間とは何か」と。(ウィキペディアより)

感動エピソードもあれば、後味の悪い話もあってすごく面白い。あぁ早く読みたいよぉ~。

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今日はやっと『宇宙兄弟』が読めるよ~

2010-10-07 00:08:58 | マンガ、その他読書系
宇宙兄弟(1) (モーニングKC)
小山 宙哉
講談社


画の上手な作品ではないけど、ドラマ作りがものすごい作品。それが『宇宙兄弟』。

このブログでも度々出てくるこの作品のことをワタクシは本当に大好きです。

だから休載するとめちゃくちゃへこみます。だってこの作品で生きる活力もらってるんですから。

最近、NASAの宇宙飛行士の訓練プログラムの取材とかしてるのか休載は増えましたね。

まぁ当然日本に資料があるワケでもなく苦労されてるんでしょうケドね。

ファンとしては早く続きが読みたいワケですよ~。お願いしますよ小山センセイ。

ところで、この作品について思うことがあって、それは”アニメ化”です。

ワタクシの早くアニメ化してほしいアニメナンバー1だったりします。

宇宙ものって人気があればNHKあたりでアニメ作ってくれそうですよね。プラネテスとか、スピカとか・・・。

正直言うとジャイキリの後は宇宙兄弟かな?って思っていたのでちょっとガックリ。まぁそれ以上にジャイキリが早く終わったのがガックリだったんですケドね。

まぁとにかく今日モーニングが発売されるんで、今からウキウキです。しばらく脳内でアニメに変換しときます。

それから今日もムッタ母の”風のわっしょい”を脳内再生しながら生活することにします。

宇宙兄弟(11) (モーニングKC)
小山 宙哉
講談社


最新刊11巻も好評発売中。

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テルマエ・ロマエの第二巻はある意味ハードルが高い・・・

2010-10-01 22:56:32 | マンガ、その他読書系
先日、このブログでも話題にした”風呂マンガ”『テルマエ・ロマエ』の最新刊である第二巻を購入いたしました。

今巻の表紙も裸体・・・・。今度は女性の彫像風・・・。えぇ、もちろんカバーかけてもらいましたよ。

これで安心してバスの中でも読めるなぁ~と思って中身を読み始めると・・・。

こ、これは・・・男性にぶら下がるお宝がいっぱい・・・・。

いやまぁ、古代ローマ時代には”男のお宝”が魔よけとして流行してたってのは欄外やエピソード後のエッセー読めば”男根信仰”ってものが根幹にあるってのも理解できるんですがね。

なんですか?この”お宝祭り”は!!

この巻最初に収録されてるエピソードはイ○ポになっちゃったルシウスがいつもの通り風呂経由で現代の日本の”男根祭り”に迷い込んだ挙句、なんだかわからんうちに治って戻ってくるというエピソードでした。

日本にタイムワープする前から”お宝”だらけなうえ、日本にきてからはさらに”お宝”だらけ・・・・。

いや、話は面白いんですが、さすがにバスの中では読めんよ!!!まぁなんとか読んだけどね。

それに表紙のバリアもあるうえに中身がこれだったら、これ女性の人にはちょっと抵抗あるんじゃね?

作者ご本人も、ワタクシと同じようなつっこみが他にあったとエッセーで語っておられるんですがね・・・。

でも、やっぱり中身は面白いわぁ~。

今回も現代日本にタイムワープ(風呂限定で)してはアイデアをパクり・・・いやいや触発され、ローマの風呂界に影響を与えていくワケですが、某バナナワニ園にワープするエピソードはバスの中で笑いをこらえるのに大変でした。

傍目から見たら絶対におかしな顔になっていたと思います。

いや~あまりに面白くて一時間も経たぬうちに読了(まぁマンガだからね~)。最後のコマでルシウスを狙う怪しい人物の登場に続きが気になってしょうがない・・・。

もうページをめくっても続きは書いてないんですが、ついついページをめくっていると・・・・。


次巻の予告が!!!!!イタリアの新聞に『ローマ帝国ついに日本の漫画界を征服!!』書かれちゃったみたいですね。おめでとうございます(なにが?)。

それに左の画、もしかしてこれ次巻の表紙???シャ、シャンプーハットかぶっとるんだけど、なんでこんなに悩ましく体をくねらせてるの?

どうやらバス内のワタクシを笑い殺す気だったみたいです。

でもこれならカバーいらんかもね?でも来年春発売ってちょっと待たせすぎだよ~。

テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
ヤマザキマリ
エンターブレイン


マンガ本編も面白いんですが、作者のエッセーは笑いと薀蓄の宝庫で、こちらもすごく面白いです。一冊で二度面白い、お得なマンガですよ~。

ご一読いかが?



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