2023年1月27日の日記っぽいもの
先日より毎週金曜日のゲーム実況はファミコン版の『ドラゴンクエスト』をやっています。
”かにみそ”ってのが勇者の名前です(笑)
ご存じ「ドラクエ1」は1986年に発売された古いゲームですが、遊んでみると非常によくできていることに気付かされます。
特にRPGを初めて遊ぶ子供たちへの配慮は素晴らしく、今では当たり前となったコマンド選択式の採用がその最たるものと言えると思います。
ドラクエ発売以前、RPGの主戦場だったパソコンにおいてはプレイヤーキャラに命令を与える場合はキーボードで言葉を入力していました。
しかしファミコンのコントローラーでそれは容易ではありません。
そこでドラクエ生みの親である堀井雄二さんは予め命令を可視化して、それを選択させる方式を採用したのです。
それからRPG初心者の子供たちが遊ぶのにちょうどいいマップの広さ。かなり練り上げてある難易度などなど。挙げれば枚挙にいとまがないんです。
今回の実況はドラクエ1の凄さを改めて感じることができるので個人的には最高に楽しいですね~。
そんなファミコン版ドラクエ1をいろんな人に遊んでもらいたい!と強く思うワケですが、いざ遊ぶとなるとなかなかハードルが高い…。
まずファミコンソフトを遊ぶにはファミコン本体が必要です。
これは誰にでもわかることですよね〜。
ここで少しファミコンの本体のことを説明しておきます。
ファミコンには多くの家庭に普及した旧モデルと外観を大幅にモデルチェンジしAV接続を可能にした新モデルが存在します。
旧モデルは比較的安価で手に入りやすいのですが、最近のテレビに接続するのに手間がかかったりします。
RFスイッチという接続機器を用いることでテレビに接続しますが、アナログ信号を受信できるテレビでないと意味はありません…。
一方新モデルはAV接続できるのでテレビとの接続は今のところ大丈夫なのですが、出荷台数が少なく中古でも数千円はくだらない状況です。
じゃんく扱いの本体のみ商品でもやたら高いのです。
つまり、ファミコンの本体でファミコンソフトを遊ぶにはコストや手間がかかるワケです。
では他の方法はないのかというとそれはファミコンの互換機です。
ファミコンの互換機は今でも新しいモデルが市販されており、長年様々なものが世にでています。
安いものではメルカリなどで数百円で手に入る場合もあって互換機の購入は非常に安価な手段です。
ただこれにも落とし穴があります。
種類が豊富なのはいいのですが、品質にばらつきがあり、玉石混交なこと。
更に互換機である以上、ちゃんと動作しないソフトもあるということ。
実はドラクエシリーズの場合、多くの互換機で音声が音痴になるという現象が発生してしまいます。
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ドラクエ1ではありませんが、過去にワタクシはドラクエ3で検証しています。よかったらご覧くださいませ~。
*音痴のくだりは10分を過ぎたあたりからです。
つまり、ドラクエ1を遊びたくて互換機を買ってみても失敗する確率が高いワケなんです。
ちなみに高級な互換機とかそうではないとかは関係ないようです。
ワタクシはファミコンを実況する場合は再現性の高いレトロフリークで遊んでいるために音痴という問題は発生していませんが、レトロフリークは高すぎて安易にオススメしにくいんですよね。
ではファミコンソフトを使わずにドラクエ1を遊ぶ手段はないのか?
それは2つあります。
1つ目はWiiのドラゴンクエストコレクションで遊ぶ方法。
このソフトはファミコン版及びスーパーファミコン版の1〜3を収録したもので特典なしなら比較的安くて入手しやすいと思います。
もちろんWiiを遊ぶための環境を整える必要があるのでそのコストも考慮に入れないといけませんね。
2つ目はファミリーコンピュータクラシックミニのジャンプバージョンで遊ぶ方法です。
週刊少年ジャンプの原作のファミコンゲームの中にドラクエ1が収録されています。
こいつは中古でも結構お高いですね…。
といろいろみてきましたが、ファミコン版ドラゴンクエスト1を遊ぶのって意外に大変でしょ?
現行機種で安価にダウンロードできれば一番いいのですが…。
まぁこの状況は変わる可能性もあるのでそれを待つのも良いかもしれませんね。
今後、ワタクシとしてはファミコン互換機を紹介する過程でドラゴンクエストシリーズがまともに機能するかどうか検証していくつもりです。
また続報を書くこともあるかもしれません。
期待せずにお待ちくださいませ。
では、今日はここまで!