ゲームセンターCX#294「ファンタズム」の感想
挑戦ソフト:『ファンタズム』
1992年11月6日にジャレコからゲームボーイで発売された横スクロールアクションゲームです。幽霊になった主人公が様々な敵キャラクターに憑依しながら連れ去られた彼女を助けることを目的としています。元々は1991年に稼働したアーケードゲームですが、スペックの差から様々なアレンジが加えられています。なお、流通量の少なさからゲームボーイソフト屈指のプレミアゲームとなっています。2020年2月現在、3DSのバーチャルコンソールで配信されています。
ストーリー
主人公が恋人とデートしている最中、見知らぬ男たちが彼女を連れ去ろうとする。止めようとした主人公は銃で撃たれ死んでしまう。この男たちは秘密結社の構成員。彼女は霊エネルギー研究者の娘だった。死して霊体となった主人公は、恋人の父親から他者の肉体に乗り移る能力を与えてもらい、恋人を救うために戦うことを決意する。
GB『ファンタズム』グッドエンドでクリア-833本目【マルカツ!レトロゲーム】
幽霊の主人公が性能の違う敵キャラクターに憑依しながら戦います。ユニークなシステムもですが、美麗なビジュアルシーンも魅力的で楽しく遊べそうです。
主人公本人の体力である「霊エネルギー」とともに、主人公が乗り移った敵キャラの肉体側にも体力が設定されていて、本作ではダメージを受けた場合、基本的には「霊エネルギー」と肉外側の体力の両方が減少する仕様となっています。
肉体側の体力が無くなると乗り移っている敵キャラがその場に倒れ消滅し、主人公本人は幽霊の状態で放り出されていまします。しかし、霊エネルギーが残っていれば、新しい敵キャラクターに憑依し直すことができます。
ちなみに幽霊になっている最中は完全な無敵状態。移動も空中浮遊になり、トラップや敵の攻撃、壁などを完全に無視できるものの、時間経過とともに霊エネルギーが減少していくため、のんびりできません。
全6ステージというステージ構成で、ステージごとにボスキャラが主人公を待ちかえています。
さてさて我らが有野課長ですが、スーパーゲームボーイを使用しての挑戦のため、冒頭から「画面が見づらい!」と泣き言を言い始める始末(笑)。
スーパーゲームボーイというのはスーパーファミコンでゲームボーイを遊べるというスーパーファミコンの周辺機器のことなんですが、画面中央にゲームボーイの画面が映し出され、余った部分にはピクチャーフレームと呼ばれるものが表示されます。
課長が挑戦で使ってる16:9のテレビでは上の画像のように両端に黒い帯が入ってピクチャーフレームが表示されてようやくゲームボーイの4:3の画面が表示されていますので、有野課長の「16:9の中に4:3のゲームボーイの画面があって・・・」と見づらいのも納得ですね・・・。
久し振りのゲームボーイでの挑戦ですから画面のことで戸惑うのもしょうがいないですね~。はたして課長はクリアできたのでしょうか?
感想
今回はかなり面白い回でしたね~。挑戦に使った『ファンタズム』の面白さも伝わってくる構成だったし、なにより課長のボヤキやツッコミがキレキレでした。
本作では操作できるキャラクターが多いのでその分だけボヤキやツッコミも生まれるワケでこれがかなり面白ったです。
例えば、空中浮遊の能力をもつ”ヨガ”を操作しているときにあえなくヨガがやられてしまったときに・・・。
「鶴太郎がやられた」って(笑)。ヨガ=片岡鶴太郎さんという発想がワタクシの笑いのツボにハマりました。
それからゲーム以外にも面白いシーンが豊富でした!
例えば、AD小林くんが前髪が気持ち悪くて髪型を変えたって話になったときにすかさず「前髪がネトネトしてるの?」ってツッこんだのも大好きです。
たまゲーやミニコーナーも面白ったですし、見応えのある60分でした!
ワタクシが選ぶ今回の名シーン&名言
今回も停滞ムードから課長を救出するべくADさんの助っ人が入るワケですが、助っ人に入る条件は『ファンタズム』のシステムにあやかって、課長が幽霊になってAD小林くんに憑依するというもの。その時のコスプレが矢が頭に突き刺さった落ち武者セットなワケです。
課長ならずとも「古いわ!!」って突っ込みたくなるコスプレですね~。助っ人してもらうため、しぶしぶコスプレする有野課長なのですが・・・。
ワイシャツ・ネクタイ姿に落ち武者セットの取り合わせが”ある有名なドラマの教師”を彷彿とさせるため、「『贈る言葉』かけといて」のお言葉!
さらにノリノリの課長は・・・。
「加藤!松浦!」と、ある世代以上しかわからないものまねネタを披露するのでした(笑)
この他にたまゲーではたまゲーは埼玉県行田市にある「オートパーラーV1」を訪問していました。
そこで遊んだビンゴタイプのゲーム『フラッシュボール』にて簡単にビンゴ達成して景品をGETするのですが・・・。
景品の取り出し口には”大人のジョークグッズいろいろ 18禁”って書いてあります!
大きなハートで隠す程ヤバイ代物だったらしく「放送できないやつだ」とその景品に有野課長困惑してしまいます(笑)
ちなみにもう一回遊んで景品GETするのですが、やっぱり放送できないやつが出てくるのでした。なんでもう一回やろうと思ったの~。
ミニコーナー「うどんが茹であがるまで」ではファミコン裏ワザスロットクイズカードが紹介されていました。
20円で一枚購入して中にあるスクラッチカードのクイズで遊ぶカードですね~。クイズに外れてもスクラッチに隠された絵柄が同じだった場合に当たりと判定されるという遊びの幅の広い商品のようです。
う~ん、ワタクシはこれで遊んだことなかったですね。やっぱりこのコーナーは面白いですね~。
それから今回のうどんは五島うどんでした。
その名の通り長崎県五島列島で生産しているうどんのことで、細麺ながらも強いコシを持ち、椿油を塗って熟成するのが特徴であるとのこと。日本三大うどんの一つにも数えられるほどの味だとか・・・。
試食した課長、作家の岐部さんも大満足されていました!五島列島に観光にいったらぜひ食べたいですね~。
ゲームボーイ屈指のプレミアゲームである本作ですが、3DSのバーチャルコンソールで安価で配信されています!
カートリッジ中古市場で万円単位で流通していますが、どう考えてもダウンロードで遊んだ方が安いですよね~。
課長が悪戦苦闘した『パイロットウィングス』も収録されていますよ~。オススメです!
ということで今回はここまで、次回乞うご期待!
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