ビッグコミックスピリッツの2016年9号(2月8日号)で、読切り掲載された「東京ラブストーリー after 25 years」が話題になっているらしい。
フジテレビ系で放映され38%の視聴率を稼ぎ、鈴木保奈美、織田裕二らが脚光を浴び、主題歌の「ラブストーリーは突然に」が大ヒットしたのが平成3年放送の事だった。
いまから25年前。
20代の人たちはリアル放映を観ていないというとても残念な状態。
今のどのラブストーリードラマよりも、ラブストーリー。
気持のすれ違い、行動のすれ違いにやきもきさせられたドラマ。
女性視聴者から圧倒的な支持を受けた赤名リカを演じる鈴木保奈美はこのドラマで人気を博した、一方で、女性視聴者から徹底的に嫌われた、関口さとみを演じた、有森也実はその役の影響もあってなかなか他の作品で見かけなくなったというほど、女性たちに影響を与えた。
さて、このドラマの原作は、柴門ふみさんの漫画「東京ラブストーリー」。テレビドラマと設定が異なるが、基本的には奔放な赤名リカに永尾完治が振り回されるという部分は変わらないし、最後は結ばれないのもおなじ。
この25年後、50代になった2人が出会ってしまう物語。
自分もほぼ同年代。25年前に思いを寄せていたひとと再会しても、ドラマのような事は起こらないが、25年前の出来事は、やはり貴重だし結果としてよい思い出になっている。
何気ない毎日を振り返ることなく人は過ごしている。
ある人は、仕事に追われ、
ある人は、恋愛に没頭する、
その時だけを考えて生きていても、それがまっすぐ真剣であれば何の問題もない、
いや、若く身軽な時だからこそ、そのように生きる特権があるといってもいい。
その時、どれほどしっかりまっすぐに向かっているかが、
その後20年、25年経ってからの人生に影響を与えることを、この読切りでは、伝えている。
若い人にはわかるまい。
30代でも難しいかも。
今40代、50代のかつての若者たちが、ちょっとだけ振り向くのによい作品でした。
フジテレビ系で放映され38%の視聴率を稼ぎ、鈴木保奈美、織田裕二らが脚光を浴び、主題歌の「ラブストーリーは突然に」が大ヒットしたのが平成3年放送の事だった。
いまから25年前。
20代の人たちはリアル放映を観ていないというとても残念な状態。
今のどのラブストーリードラマよりも、ラブストーリー。
気持のすれ違い、行動のすれ違いにやきもきさせられたドラマ。
女性視聴者から圧倒的な支持を受けた赤名リカを演じる鈴木保奈美はこのドラマで人気を博した、一方で、女性視聴者から徹底的に嫌われた、関口さとみを演じた、有森也実はその役の影響もあってなかなか他の作品で見かけなくなったというほど、女性たちに影響を与えた。
さて、このドラマの原作は、柴門ふみさんの漫画「東京ラブストーリー」。テレビドラマと設定が異なるが、基本的には奔放な赤名リカに永尾完治が振り回されるという部分は変わらないし、最後は結ばれないのもおなじ。
この25年後、50代になった2人が出会ってしまう物語。
自分もほぼ同年代。25年前に思いを寄せていたひとと再会しても、ドラマのような事は起こらないが、25年前の出来事は、やはり貴重だし結果としてよい思い出になっている。
何気ない毎日を振り返ることなく人は過ごしている。
ある人は、仕事に追われ、
ある人は、恋愛に没頭する、
その時だけを考えて生きていても、それがまっすぐ真剣であれば何の問題もない、
いや、若く身軽な時だからこそ、そのように生きる特権があるといってもいい。
その時、どれほどしっかりまっすぐに向かっているかが、
その後20年、25年経ってからの人生に影響を与えることを、この読切りでは、伝えている。
若い人にはわかるまい。
30代でも難しいかも。
今40代、50代のかつての若者たちが、ちょっとだけ振り向くのによい作品でした。