正直大変なことになっているダイハツ工業の様々な問題。
検査偽装とだけ書けば済むものじゃないことが恐ろしいし、情けなく残念。
ところで、なぜ検査が必要なのか?
言うまでもなく、出来上がった製品が消費者に不利益を与えることがない事を示す為である。
消費者への不利益とは?
例えば強度不足による車体のゆがみ、骨格の亀裂で一定以上の速度で走行中に車体が破壊され人命を危険にさらすこと。
例えば、事故を起こした場合の乗員の安全確保であったり、また例えば、燃費を偽装していたり、大量の窒素酸化物や二酸化炭素を排出することであったりというもの。
ダイハツがやったことは、これらの趣旨を全く無視したもの。
わかりやすく言えば、試験合格となるように試験用に特別に処置を施して試験に臨んだ。つまり替え玉受験である。
また、やってもない試験をやったように試験報告書に記載した、いわゆるコピペである。
これ、一般には合格取り消されるでしょ。
国土交通省は、その定めた試験に合格すれば型式認定をする。つまり合格の印を押すのだが、これらは取り消されても仕方がない行為をダイハツ工業はやっていたということ。
ダイハツは、相当に深刻な局面を迎えることになる。
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