18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

ハガネの女

2010-06-13 20:15:00 | ドラマ
 深夜ドラマは、どのテレビ局でも挑戦的なドラマだったり、若手作家が活躍する場でもある。

 過去には、TRICKも、スカイハイもそうだった。局はちがうが、ハチワンダイバーも結構楽しめた。ハチワンダイバーに主演していた、溝端淳平、仲里依紗などの出世作だったりする。

 そして、テレビ朝日系の「ハガネの女

 吉瀬美智子といえば、TBSのブラッディーマンデーでなぞの女を演じた存在感がまだ記憶に新しいが、いまとても注目されている女優。


 ドラマそのものが面白いので、深夜時間帯のドラマであるにもかかわらず注目度も高い。

 テレビドラマファンならずとも、チェックしたいドラマ。

 
 毎週金曜日、よる11時15分~







同窓会 ラブアゲイン症候群

2010-06-12 23:05:00 | ドラマ
 同窓会 ラブアゲイン症候群なるドラマが面白い。

 中学の同窓会で再開した45歳の男女カップルたちの「ラブアゲイン」な話。

 
 黒木瞳が高橋克典への思いに逡巡する様子はとてもありえないくらいに初々しくて、若干無理がある。


 が、まあなんとか観られる。



 設定としては、初恋の頃の甘い気持ちに翻弄されてしまう45歳の男女なのだが、
 ま、ふつうはないわな。


 とは言いながら、昔の同級生に会って名前を呼び合うだけであっという間に当時にタイムスリップできてしまうというのも事実である。傍からみればどう考えてもおっさんとおばはんなのだけども、当人たちには関係ない。

 
 実年齢と人生経験を経ていて、ずうずうしくなっているのだけども、気持ちだけうぶな頃にタイムスリップして、当時だと行動できなかったことも、そのずうずうしさが思わぬ行動をとらせてしまうこともあるのかなぁとも思うが。



 だからといって、そのまま恋愛にまで発展するかぁ?ふつう。


 
  

 


RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

2010-06-06 22:19:00 | 映画
映画の中のせりふ一つ一つは何気なくても、とても大切な言葉が含まれている、とても含蓄のある映画。だからといって重いわけじゃない描かれ方をしている。

大企業であろうが中小企業であろうがそこで必死になって働くことで家族を犠牲にすることも1つのわがまま。自分の夢を追いかけるのもわがままなもの。映画の中では、家族を犠牲にすることだけが「わがまま」といった描き方をしているが、本当は家族との時間を犠牲にして働くということはわがままなもの。


だからどちらがいいと言うわけではないのだけども、実は2つは違うんだということが分かるシーンがある。

それは、一畑電車の利用客が中井貴一演じる主人公筒井肇のところに集まってきて、やめようとした筒井に「やめないで」というところがある。


まさに筒井が、本当に周囲から必要とされていると言うことを実感するシーンだ


同じわがままで働いていてもどちらがより「働く」ことの本質を突いているのかを伝えようとしていることがよく分かる。


映画自体はこんな小難しいものではなく、あたたかでほのぼのした出雲の風景いっぱいの映画だ。


監督:錦織良成
主演:中井貴一
   高島礼子、本仮屋ユイカ、奈良岡朋子、三浦貴大、橋爪功