JAFの会員誌が届いた。JAFによると会員数は600万人ぐらいだそうだ。この雑誌、それなりに役立つ事も多いが、ベテランドライバーには分かり切った記事も多く、きっとそういう方々にはおそらく一瞥もする価値のないものに映っているのだろうなぁと考えてしまうことがある。
なぜそう思うか?それはシートベルト着用の有無による事故の大きさの差が特集されているにもかかわらず、相変らずシートベルト非着用者が減らないからなのだ。いや、正確にいうと、ドライバー、助手席のシートベルトはそれなりにしているのだが、肝心の子どもに対してのシートベルト着用が徹底されていない点がそう思わせるのだ。
今月号でもそうだが、時速たったの30キロという低速、車を運転するひとならば、この時速30キロがどれほどゆっくりしたものだか分るはずだが、その速度からの急停車であっても、助手席でシートベルトをしている大人は抱きかかえている子どもを支えきれずに、ダッシュボードにかなりの衝撃でぶつけてしまう結果になってしまうのだ。実際の読者からの投稿にも、そういうのがあった。「後部座席にいた我が子の、顔の傷を見るたびに、シートベルト着用をしっかり守っていればよかった。」と。
車がどれくらいのスピードで走っているのかは、乗車している人は分らない。また車の中に座っている状態で、くるまが何かにぶつかるか、急停車した場合、どのような”物理的な法則”が乗車中の人に働くのかをイメージ出来る人は少ない。
たとえば、お米一袋15キロ。丁度子どもと同じような体重だと考える。その米袋を後部座席に置いて(立てでも横でも好きなように置いていい)、時速45キロから急停車してみると何が起るか?一度試してみるといいかも知れない。15キロの米袋は間違いなく座席から落ちる。
それが、実際の子どもの場合はどうなるか。米袋よりも遙かに安定性が悪い。つまり頭部のほうが重い物体がどのような放物線を描くか・・・。
そんな簡単な事なはずなのだが、我が家のご近所さんでもシートベルトは"子どもがいやがるから”とシートベルトをさせずに平気でくるまを運転しておられる。”こどもがいやがるか、どうかという問題でシートベルト着用を決めてはいけない”。車に乗る限りにおいて、シートベルトは必須であることを子どもにしつける必要あるのだ。選択の余地は無い。
時速55キロで何らかの物体に車が正面部分の衝突をした場合、後部座席にいるシートベルトをしないこどもはいったいどうなるのかをご存じだろうか?硬いフロントガラスを突き破って頭が外へ出てしまうぐらいの衝撃になるのだ。フロントガラスは少々の力でたたいても突き破れるものではない。それを子どもの頭蓋で割ってしまうのだ。それくらい子どもには危険なものだと言う認識を親は持つべきだ。
子どもの幸せのために。
なぜそう思うか?それはシートベルト着用の有無による事故の大きさの差が特集されているにもかかわらず、相変らずシートベルト非着用者が減らないからなのだ。いや、正確にいうと、ドライバー、助手席のシートベルトはそれなりにしているのだが、肝心の子どもに対してのシートベルト着用が徹底されていない点がそう思わせるのだ。
今月号でもそうだが、時速たったの30キロという低速、車を運転するひとならば、この時速30キロがどれほどゆっくりしたものだか分るはずだが、その速度からの急停車であっても、助手席でシートベルトをしている大人は抱きかかえている子どもを支えきれずに、ダッシュボードにかなりの衝撃でぶつけてしまう結果になってしまうのだ。実際の読者からの投稿にも、そういうのがあった。「後部座席にいた我が子の、顔の傷を見るたびに、シートベルト着用をしっかり守っていればよかった。」と。
車がどれくらいのスピードで走っているのかは、乗車している人は分らない。また車の中に座っている状態で、くるまが何かにぶつかるか、急停車した場合、どのような”物理的な法則”が乗車中の人に働くのかをイメージ出来る人は少ない。
たとえば、お米一袋15キロ。丁度子どもと同じような体重だと考える。その米袋を後部座席に置いて(立てでも横でも好きなように置いていい)、時速45キロから急停車してみると何が起るか?一度試してみるといいかも知れない。15キロの米袋は間違いなく座席から落ちる。
それが、実際の子どもの場合はどうなるか。米袋よりも遙かに安定性が悪い。つまり頭部のほうが重い物体がどのような放物線を描くか・・・。
そんな簡単な事なはずなのだが、我が家のご近所さんでもシートベルトは"子どもがいやがるから”とシートベルトをさせずに平気でくるまを運転しておられる。”こどもがいやがるか、どうかという問題でシートベルト着用を決めてはいけない”。車に乗る限りにおいて、シートベルトは必須であることを子どもにしつける必要あるのだ。選択の余地は無い。
時速55キロで何らかの物体に車が正面部分の衝突をした場合、後部座席にいるシートベルトをしないこどもはいったいどうなるのかをご存じだろうか?硬いフロントガラスを突き破って頭が外へ出てしまうぐらいの衝撃になるのだ。フロントガラスは少々の力でたたいても突き破れるものではない。それを子どもの頭蓋で割ってしまうのだ。それくらい子どもには危険なものだと言う認識を親は持つべきだ。
子どもの幸せのために。