これまで仕事を4回変わった。
最初は機械の専門商社。社員数40名越えるぐらい。2年弱でやめた。
最初は機械の専門商社。社員数40名越えるぐらい。2年弱でやめた。
当時の自分にはお客を作る市場を開拓する面白さを理解できなかった。
次はソフトウエア会社、今で言えば中堅どころのSIer。ここは水があって20年以上居た。ここは社員数が百数十名ほど。色々仕事ができた。SE、営業、マーケティング、新規事業など。面白くて結構自由で工夫して頑張っている事も評価されていた。
その次は人材派遣会社、派遣社員ではなく管理側。
その次は似てるけどちょっとちがう外資系のエンジニアリング会社。
これらの2社は規模はそれぞれ同じくらい。
その間、ずっと変わらないのは、自分はただちゃんとビジネスをしたいだけという事。
一般には就職して正社員になって働くというのが会社員のイメージなんだろうけども、自分の場合は、そういう意識はなくて、チームの一人のメンバーとしてビジネスを進める為にそこに居るという感覚だった。
だから、まあ周囲との意識の違いを思い知らされる事も多々あって、20年以上いた中堅SIerでは、創業社長が退任し、大手の傘下に入ってしまって水があわなくなり、やめた。
社長後任として新社長に就いた元副社長。ま、よく言えば冒険しない優等生のサラリーマン社長だから、グループの指示にしたがって過ごすことを良しとした会社運営に徹した。
こう言う社長の元だと、ビジネスを作ることを良しとして仕事をして来た自分などは、勝手に色々お伺いを立てない、相談しない様に映る様で、扱いにくくて返って邪魔でしかなくなり、肩書きはどんどん外されてやめる決断になった。
負け惜しみでもなんでもなく、そんな社長の下に居続けなくて良かったと思う。
客観的に見てもちょっと邪魔くさいと自分ですら思う。
運良くかも知れないが、SIerに就職してからこれまでなんどか会社を変わったけども、無職の期間もなく来られたのは、この「ビジネスをさせてくれ」という思い一つだったんじゃないかと思う。
ただ、まっすぐに社会に付加価値を生む。お客様に支払ってもらった対価にふさわしい、対価を超えるサービスを提供したい。そんな気持ちを持ち続けてきたからだと思っている。
真面目すぎかも知れない。綺麗事にしか聞こえないかも知れないけど本気でそう思っている。
多くの人たちが、正社員になれずに苦しんでいるという報道がある。
正社員になっても職場の人間関係で苦しんでいるという報道もある。
なんでもっと、みんな仕事に対して大人になって仕事に集中しないんだろうと本当に疑問に思う。
もしも、仕事での悩みがあるなら、安易なことは言えないけども、仕事を通じてお客様の役に立つことの喜びを得たいというところを原点として戻るのはどうだろう?
お客さんの役に立つために、自分からどんどんと学び、失敗も学びとして受け止める。
昭和の営業スタイルだった。営業訪問はお客と雑談して帰るだけにしか見えなかった。今となっては人間関係作りと理解できるけど無駄にしか思えなかった。正直なところ人間関係でモノを買ってもらうってなんか間違ってる様に思ってた。
次はソフトウエア会社、今で言えば中堅どころのSIer。ここは水があって20年以上居た。ここは社員数が百数十名ほど。色々仕事ができた。SE、営業、マーケティング、新規事業など。面白くて結構自由で工夫して頑張っている事も評価されていた。
その次は人材派遣会社、派遣社員ではなく管理側。
その次は似てるけどちょっとちがう外資系のエンジニアリング会社。
これらの2社は規模はそれぞれ同じくらい。
その間、ずっと変わらないのは、自分はただちゃんとビジネスをしたいだけという事。
一般には就職して正社員になって働くというのが会社員のイメージなんだろうけども、自分の場合は、そういう意識はなくて、チームの一人のメンバーとしてビジネスを進める為にそこに居るという感覚だった。
だから、まあ周囲との意識の違いを思い知らされる事も多々あって、20年以上いた中堅SIerでは、創業社長が退任し、大手の傘下に入ってしまって水があわなくなり、やめた。
というよりやめさせられる方向に仕向けられた。
つまりはそんな意識の社員は邪魔だったと言うこと。
びっくりするくらいな感覚の違いに驚いた。
創業社長が引っ張ってきた会社だから、当然社員にだってそういう感覚が求められるし、そうでないと事業は大きくならない。一つの部署でのオペレーションを全力でやる。あらゆる工夫をする。お伺いをいちいち立てて〜なんてスピード感ではダメだったし、誰もやらないなら自分達がやると言う感覚であることが当然だったしそう言う感覚の人材評価された。
自分はもともと、会社員らしく~などという感覚は無かったから、そういう部分でその創業社長とはとても馬が合った。創業社長だから結構厳しかった。ほとんどの社員が社長と距離を置いていた。叱られないように振る舞っていた中、結構率直な質問をしたりダメなところを見られたりしていたが、隠したりはしなかった。隠し事はいずれ破綻して信頼を無くす事に繋がることを知っていたから。
つまりはそんな意識の社員は邪魔だったと言うこと。
びっくりするくらいな感覚の違いに驚いた。
創業社長が引っ張ってきた会社だから、当然社員にだってそういう感覚が求められるし、そうでないと事業は大きくならない。一つの部署でのオペレーションを全力でやる。あらゆる工夫をする。お伺いをいちいち立てて〜なんてスピード感ではダメだったし、誰もやらないなら自分達がやると言う感覚であることが当然だったしそう言う感覚の人材評価された。
自分はもともと、会社員らしく~などという感覚は無かったから、そういう部分でその創業社長とはとても馬が合った。創業社長だから結構厳しかった。ほとんどの社員が社長と距離を置いていた。叱られないように振る舞っていた中、結構率直な質問をしたりダメなところを見られたりしていたが、隠したりはしなかった。隠し事はいずれ破綻して信頼を無くす事に繋がることを知っていたから。
そんな距離感で仕事をしていたら、あるとき突然「社長やらないか」と言われた。
またいつもの社長の思いつきと受け止めて「返事をしなかった」でも、社長はそういう感覚を持つ人材を求めていたのは事実だ。
ところが、社長がその後、自分で育てた百数十人の会社と社員をーをどうすれば守れるかを考えた結果、大手の傘下に入ることを決断した。しばらくは社長のままだったが、やはり身動きが取りづらくなったようで退任。そのとき副社長だった人材がそのまま社長に就いた。
ところが、社長がその後、自分で育てた百数十人の会社と社員をーをどうすれば守れるかを考えた結果、大手の傘下に入ることを決断した。しばらくは社長のままだったが、やはり身動きが取りづらくなったようで退任。そのとき副社長だった人材がそのまま社長に就いた。
この時は自分でも驚くほど、胸にポッカリと穴が空いた感覚になった。生まれて初めての感覚。後にも先にもこの時だけ。
社長後任として新社長に就いた元副社長。ま、よく言えば冒険しない優等生のサラリーマン社長だから、グループの指示にしたがって過ごすことを良しとした会社運営に徹した。
要するに冒険しない。事業拡大の為以外に金を使う。自分から言わせれば社長の仕事をしていない。オペレーターでしかない。ビジネスパーソンとは言えない。
こう言う社長の元だと、ビジネスを作ることを良しとして仕事をして来た自分などは、勝手に色々お伺いを立てない、相談しない様に映る様で、扱いにくくて返って邪魔でしかなくなり、肩書きはどんどん外されてやめる決断になった。
負け惜しみでもなんでもなく、そんな社長の下に居続けなくて良かったと思う。
会社って結局、顧客の方を向いてないんだなと。特に大手だと優等生的な管理職が優秀とされるのも理由がわかった。
大きな組織を維持するためには、上の言うことを聞く素直で、言われたことをきちっとやる優等生が重用されるのは当然といえば当然。
大きな組織を維持するためには、上の言うことを聞く素直で、言われたことをきちっとやる優等生が重用されるのは当然といえば当然。
新しい社長の元にはグループの親会社から大企業の組織でうまく世渡りして来た役員やらが降りて来た。
この人たちはもはやビジネスマンでもなんでもない。単に組織維持の為に粛正屋だ。
粛正されて、言うことを聞くいい子ちゃん社員だけの組織は、リスクを恐れて冒険しない、細かい事まで一挙手一投足全てに確認と承認を得ようとするからスピード感も足りなくなる。
それが日本企業が欧米にスピードで勝てない理由の一つだとわかるのに時間は余りかからなかった。
お客様の方を向いて仕事をしたい、ビジネスなんて市場を見ていれば新しいサービスなどいくらでもあるという感覚は譲れない自分は、まずそこをやめる事にした。
とは言いながらも家族も居るし収入は必要なので、転職先を探す。
見つけた転職先は、いわゆる人材派遣。しかしながら小さく受託事業もやっていた。その人材派遣の会社は上場するに当たり、その受託事業の赤字をなんとかしなければならなかった。そこで採用されたのがSIerで長く受託開発をやってきた自分だった。
そこでは受託開発のイロハも分かってない状態の受託事業で毎年1億を超える赤字を出していた。責任者に就いてなんとか単年黒字に持って行ったが、そこで会社としては目標は達成した。途端に自分のやりかたに不満をもっていた役員から辞める事を進められた。この役員も元々は大手企業出身。結局は「お伺いを立てろ」と言いたいのだろう。こう言うビジネスに直接関係ない事でエネルギーを使わせる上司ってアホにしか見えない。
それが日本企業が欧米にスピードで勝てない理由の一つだとわかるのに時間は余りかからなかった。
お客様の方を向いて仕事をしたい、ビジネスなんて市場を見ていれば新しいサービスなどいくらでもあるという感覚は譲れない自分は、まずそこをやめる事にした。
とは言いながらも家族も居るし収入は必要なので、転職先を探す。
見つけた転職先は、いわゆる人材派遣。しかしながら小さく受託事業もやっていた。その人材派遣の会社は上場するに当たり、その受託事業の赤字をなんとかしなければならなかった。そこで採用されたのがSIerで長く受託開発をやってきた自分だった。
そこでは受託開発のイロハも分かってない状態の受託事業で毎年1億を超える赤字を出していた。責任者に就いてなんとか単年黒字に持って行ったが、そこで会社としては目標は達成した。途端に自分のやりかたに不満をもっていた役員から辞める事を進められた。この役員も元々は大手企業出身。結局は「お伺いを立てろ」と言いたいのだろう。こう言うビジネスに直接関係ない事でエネルギーを使わせる上司ってアホにしか見えない。
「社員に伸び伸びやらせる」なんて言う会社があるが結局そんな懐の深さがある組織や上司って稀有。
ま、所詮は権威を誇示したい役員。そんなもんだろと愛着もなかったし、やっぱりビジネスを作る事に集中させてもらえないことを悟ってそこもやめた。それでも都合6年ほど居て色々勉強できたことはありがたかった。これまで観たこともない業界だった。面白かったしありがたかった。
そこでの経験が生きて、今度は似た業種の外資系のエンジニアリングサービス会社に就職できた。
外資系にも色々あるんだろうけども、少なくとも今のところ好きにやらしてもらっている。外資系だからか意見も言いやすい。議論をするときには上司部下の遠慮はあまりないし、よりよい結論のために激しく議論しても結論がでたらみんなそこに向かって進む。
人間関係の難しさはゼロではないが、日本人の間であるような事はゼロ。どうすればお客様によりよいサービスを提供出来るか、その為にどんな事をしなければならないかをオープンに話し合えるのは自分にとってはありがたいし、環境としては水があってる。
振り返ってみれば、学校を卒業して就職してという流れは多くの人と同じだけども、ずっとちゃんとビジネスだけをやりたかったんだと思う。
陰口やら告げ口やら、あしの引っ張り合いやら、ビジネスに関係無いどうでも良いことに悩まされるなんて、自分の精神が耐えられない。
自分はそんなに精神的に強くもないし頭脳明晰でもない。成績優秀でもない。泥臭く真っ直ぐお客様に為に出来る事をやるしかない人間。
ま、所詮は権威を誇示したい役員。そんなもんだろと愛着もなかったし、やっぱりビジネスを作る事に集中させてもらえないことを悟ってそこもやめた。それでも都合6年ほど居て色々勉強できたことはありがたかった。これまで観たこともない業界だった。面白かったしありがたかった。
そこでの経験が生きて、今度は似た業種の外資系のエンジニアリングサービス会社に就職できた。
外資系にも色々あるんだろうけども、少なくとも今のところ好きにやらしてもらっている。外資系だからか意見も言いやすい。議論をするときには上司部下の遠慮はあまりないし、よりよい結論のために激しく議論しても結論がでたらみんなそこに向かって進む。
人間関係の難しさはゼロではないが、日本人の間であるような事はゼロ。どうすればお客様によりよいサービスを提供出来るか、その為にどんな事をしなければならないかをオープンに話し合えるのは自分にとってはありがたいし、環境としては水があってる。
振り返ってみれば、学校を卒業して就職してという流れは多くの人と同じだけども、ずっとちゃんとビジネスだけをやりたかったんだと思う。
陰口やら告げ口やら、あしの引っ張り合いやら、ビジネスに関係無いどうでも良いことに悩まされるなんて、自分の精神が耐えられない。
自分はそんなに精神的に強くもないし頭脳明晰でもない。成績優秀でもない。泥臭く真っ直ぐお客様に為に出来る事をやるしかない人間。
客観的に見てもちょっと邪魔くさいと自分ですら思う。
運良くかも知れないが、SIerに就職してからこれまでなんどか会社を変わったけども、無職の期間もなく来られたのは、この「ビジネスをさせてくれ」という思い一つだったんじゃないかと思う。
ただ、まっすぐに社会に付加価値を生む。お客様に支払ってもらった対価にふさわしい、対価を超えるサービスを提供したい。そんな気持ちを持ち続けてきたからだと思っている。
真面目すぎかも知れない。綺麗事にしか聞こえないかも知れないけど本気でそう思っている。
多くの人たちが、正社員になれずに苦しんでいるという報道がある。
正社員になっても職場の人間関係で苦しんでいるという報道もある。
なんでもっと、みんな仕事に対して大人になって仕事に集中しないんだろうと本当に疑問に思う。
もしも、仕事での悩みがあるなら、安易なことは言えないけども、仕事を通じてお客様の役に立つことの喜びを得たいというところを原点として戻るのはどうだろう?
お客さんの役に立つために、自分からどんどんと学び、失敗も学びとして受け止める。
上司や先輩社員の無意味な言葉に一喜一憂する時間も、そんな無価値な言葉で自分の精神が苛まれる事さえ無駄と感じて仕事に専念する。
会社の中で偉くなるなんて後回し。お客様喜んでくれるいい仕事をする。
数少なくともこんな価値観を共有出来る同期や先輩社員、後輩社員を見つけて一緒に真っ直ぐ進む。
今の会社に理解者が本当にいないのなら辞める準備をすれば良い。
就職したら一旦安パイではない時代。ずっと会社に勤めて、夢もなく成長もなく1日24時間のうち通勤時間をいれれば12時間以上も費やすことになる会社勤め。人生の半分を投じるのに、喜びも成長もなくて良いはずはない。
就職したら一旦安パイではない時代。ずっと会社に勤めて、夢もなく成長もなく1日24時間のうち通勤時間をいれれば12時間以上も費やすことになる会社勤め。人生の半分を投じるのに、喜びも成長もなくて良いはずはない。
自分の人生を無駄遣いしてはいけない。
自分が成長するかどうかは、自分次第。
働くことがお金を稼ぐ以外に、成長も喜びも与えてくれるようにすることは決して難しくない。ただ素直に、愚直にビジネスをしたいと望んで行動に移すだけでいい。
ストレスばかりで精神を病むなんて社会はおかしい。
自分が成長するかどうかは、自分次第。
働くことがお金を稼ぐ以外に、成長も喜びも与えてくれるようにすることは決して難しくない。ただ素直に、愚直にビジネスをしたいと望んで行動に移すだけでいい。
ストレスばかりで精神を病むなんて社会はおかしい。
会社を辞めたら安定しない。
正社員として働けないかも知れない。
のは分かる。大いに分かる。普通の感覚だし普通の価値観。
だからと言って、従順な会社員であらねばならないなんて事はない。多少のやんちゃぐらいやっちゃえばいい。そのやんちゃが会社業績にプラスなら、叱られようとも褒められなくてもいい。そうする中で仕事のやり方を学ぶ。
給料をもらいながら学び身につけて、会社を辞めても次を見つける時のあなた自身の魅力実力になればいい。
組織に飼い慣らされた従順な人をもとめている会社もある一方で、実力があり難関をくぐり抜けた実績を持つ人を求めている企業もある。
自分自身の為にも、ビジネスをやる事を意識して仕事をする事をお勧めする。
難しいことなどない。役に立つ事をすればいいのだ。
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