最近は、生の舞台を観る機会も減ったので仕方なくビデオを引っ張り出しているのだけども、やっぱり宝塚歌劇って面白い。
「宝塚歌劇」を面白いというと奇妙に思うひとも多いだろうが、素直にお芝居としてみればすごく普通。男性の役を女性が担当する分、理想の男性像になるだけだ。
「宝塚歌劇」を毛嫌いする人が居たなら、見る作品や見る組を、選んだ方が良い。もちろん宝塚のことを良く知っている人にお願いするのが一番。
「宝塚」が面白いという自分自身も、宝塚流の演出や脚本、など独特のものがあるので全部の作品やショーがすべて面白いかといわれれば、「いいえ」と答えるが、それって普通のお芝居でも同じ事だと思う。
劇団四季の舞台にしても、輸入物のミュージカルは存分に楽しめるが、オリジナル作品になると必ずしもそういうわけには行かない。
これは、まだ当分続くのだ。どういう時に踊り、どういう時に歌うのかについて違和感がまだまだ感じられるのは演出や脚本のせいとしかいいようがない。なぜなら同じキャスティングで別の作品はちゃんと楽しめるからだ。
話は少し変るが、昔昔日本で大変売れていたブルーコメッツというグループが、ブルーシャトーという歌で、米国のTVショーに出演した。その時、かれらはこのブルーシャトーを当然の様に英詞で歌ったのだが、英語がすべて中国語に聞こえるありさまだった。
発音の事を言っている訳ではなくて、言葉として英語はもともとメロディーのある言葉だから、日本語詞を前提にしたメロディーに英語を無理矢理載っけると、英語が中国語のようなアクセントとイントネーションで聞こえてしまうのだ。
つまりこんなぐらい違和感のある状態が、ブルーコメッツ以来変らない。それが日本のオリジナルミュージカルがなかなか成功しない理由なのではないかと思っているのだが・・・わかりにくい話なので分って頂けるかどうか。
さて、話を宝塚に戻すと、宝塚歌劇はあきらかに宝塚流のミュージカル。だからそういう野暮な話は関係なく、みんな夢の世界へと引きこんでくれる。
そして今度、Me and My Girlがまた観られることになった。剣幸(つるぎ・みゆき)とこだま愛のコンビ、天海祐希(あまみ・ゆうき)と麻乃佳世(あさの・かよ)コンビにつづいて、瀬名じゅん(せな・じゅん)と彩乃かなみ(あやの・かなみ)が演じることに。
3月21日(金)~5月5日(月)宝塚大劇場
5月23日(金)~7月6日(日)東京宝塚劇場
「宝塚歌劇」を面白いというと奇妙に思うひとも多いだろうが、素直にお芝居としてみればすごく普通。男性の役を女性が担当する分、理想の男性像になるだけだ。
「宝塚歌劇」を毛嫌いする人が居たなら、見る作品や見る組を、選んだ方が良い。もちろん宝塚のことを良く知っている人にお願いするのが一番。
「宝塚」が面白いという自分自身も、宝塚流の演出や脚本、など独特のものがあるので全部の作品やショーがすべて面白いかといわれれば、「いいえ」と答えるが、それって普通のお芝居でも同じ事だと思う。
劇団四季の舞台にしても、輸入物のミュージカルは存分に楽しめるが、オリジナル作品になると必ずしもそういうわけには行かない。
これは、まだ当分続くのだ。どういう時に踊り、どういう時に歌うのかについて違和感がまだまだ感じられるのは演出や脚本のせいとしかいいようがない。なぜなら同じキャスティングで別の作品はちゃんと楽しめるからだ。
話は少し変るが、昔昔日本で大変売れていたブルーコメッツというグループが、ブルーシャトーという歌で、米国のTVショーに出演した。その時、かれらはこのブルーシャトーを当然の様に英詞で歌ったのだが、英語がすべて中国語に聞こえるありさまだった。
発音の事を言っている訳ではなくて、言葉として英語はもともとメロディーのある言葉だから、日本語詞を前提にしたメロディーに英語を無理矢理載っけると、英語が中国語のようなアクセントとイントネーションで聞こえてしまうのだ。
つまりこんなぐらい違和感のある状態が、ブルーコメッツ以来変らない。それが日本のオリジナルミュージカルがなかなか成功しない理由なのではないかと思っているのだが・・・わかりにくい話なので分って頂けるかどうか。
さて、話を宝塚に戻すと、宝塚歌劇はあきらかに宝塚流のミュージカル。だからそういう野暮な話は関係なく、みんな夢の世界へと引きこんでくれる。
そして今度、Me and My Girlがまた観られることになった。剣幸(つるぎ・みゆき)とこだま愛のコンビ、天海祐希(あまみ・ゆうき)と麻乃佳世(あさの・かよ)コンビにつづいて、瀬名じゅん(せな・じゅん)と彩乃かなみ(あやの・かなみ)が演じることに。
3月21日(金)~5月5日(月)宝塚大劇場
5月23日(金)~7月6日(日)東京宝塚劇場